おふとんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

おふとん

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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.2

古典ミステリの名作、けれど不満点も…。


新婚旅行中の夫婦、その招待客らを乗せた豪華客船がナイル川を進んで進んでいた。船に乗り合わせたポアロは、船内で起こった殺人事件を解明しようと奔走する。

言わ
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.7

見た後絶対に飛行機に乗りたくなくなる映画


ヨーロピアン航空の最新型機がまさかの墜落事故。航空事故調査局所属で優秀な音声分析官のマシューは捜査を担当する。事故はイスラム過激派の仕業とされたが、違和感
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牛首村(2022年製作の映画)

1.6

義務感で制作されたような愚にもつかないホラー映画。

清水崇監督の村シリーズ第三弾。
一応、シリーズ的には一旦終わりになるのかな?

富山県に実在する心霊スポット坪野鉱泉を舞台にしたということで、やっ
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樹海村(2021年製作の映画)

1.4

「樹海村」じゃなくて、「コトリバコ」では…?


「犬鳴村」に続く清水崇監督の村シリーズ第二弾。

自殺スポットとして有名な富士の樹海とそれにまつわるうわさ、「検索してはいけない言葉」で有名なネット怪
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犬鳴村(2020年製作の映画)

1.9

ホラーとギャグは紙一重。


清水崇監督と言えばジャパニーズホラーの金字塔「呪怨」シリーズでお馴染みですが、最近の作品は正直イマイチな作品が多いんですよね。
「呪怨」も一番最初の作品はめちゃくちゃ怖い
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.7

偉大な父親か、毒親か…。

ウィル・スミス主演、ビーナス&セリーナ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親の実話を基に描いたドラマ。

予告編では、感動の実話的な話かと思いましたが、見たら
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.8

映画のようなゲームを映画化したら、ゲームのような映画になった。


トレジャーハンターのネイサン・ドレイクが伝説の秘宝や古代都市の謎に挑む人気アクションアドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」シリーズ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

名作ミュージカル映画を巨匠スピルバーグがリメイク。
格差社会による社会の分断が問題となっている現代でこそ、改めて観るべき作品。
ですが、若干古臭く感じてしまう部分も…。


1950年代のアメリカニュ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

最高にオシャレで芸術的、…なのはわかるけど極限の眠気に襲われるアート映画。

「グランド・ブダペスト ・ホテル」、「犬が島」などのウェス・アンダーソン監督の長編最新作。
フレンチ・ディスパッチ誌の個性
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

嘘から出たまこと。

人間の愚かさと滑稽さを描くちょっと変わったクライム・サスペンス。

ジェリーはミネソタ州で義父の経営するディーラーに勤めているが多額の借金返済に困っている。義父から大金をせしめる
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.7

吐き気を催す邪悪。

悪VS悪。全員悪人。
「アウトレイジ」というより「ウシジマくん」の世界。

法廷後見人のマーラは判断力の衰えた高齢者の財産管理とケアを仕事に、たくさんの顧客を抱え裁判所からの信頼
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

「作家というものは常に無から新たな物語を生み出しているのだという。だが実際にはその正反対だ」

奇才ウェス・アンダーソン監督が描くコメディ映画。

若かりし日の作家が訪れたグランド・ブダペスト・ホテル
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

30年という時間の重みを感じる作品。


SFコメディ映画の金字塔「ゴーストバスターズ」が蘇る。
監督は、何と「ゴースト・バスターズ」監督の息子というから驚き。
この情報知らずに見て、あとからパンフレ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

アフターライフに向けての予習。

さすがに今見ると古臭く感じますが、それでもスターウォーズとほぼ同時期の作品でこのVFX技術は凄い。
1984年と言えば、日本では84年版ゴジラですよ。
昭和が終わりか
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

「この死体、どうする?」

怪獣映画ファンもウルトラマンファンも全てを敵に回した超絶クソ映画。

これは監督の時点で察するべきでしたね。
予告の時点では面白そうだったんですけどね…。

一言言いたいの
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

こんな街には絶対に住みたくない。


なぜ今更リメイク?という気がしなくもないですが言わずとしれた「バイオハザード」の映画化となれば見ないわけにはいかないでしょう。

監督は「海底47m」のヨハネス・
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ノイズ(2022年製作の映画)

2.0

「島を脅かすノイズは排除しなきゃ」

恵まれたキャストと恵まれた設定から産まれたクソみたいな作品。


小さな島の集落で育った藤原竜也演じる泉は、イチジクの栽培に成功し島の活性化に貢献している。
しか
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さがす(2022年製作の映画)

4.5

「お父ちゃんはどこや」

大阪の下町で貧しい暮らしを送っている原田智と中学生の娘・楓。
「連続殺人犯を見つけた、捕まえたら300万もらえる」と話す智を、楓は冗談だと相手にしていなかったが、その翌朝智は
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

「父と子とグッチ家の御名の元に」

御年84歳を迎えた巨匠リドリー・スコット。「最後の決闘裁判」の公開がついこの間のことだったと思いますが、コロナ禍で他の大作は軒並み公開延期になっているなかこの製作ス
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

「老いと共に無知を知るーー」


91歳のクリント・イーストウッド監督最新作。
今週は84歳のリドリー・スコット監督の新作も公開されましたが、映画に人生を捧げた老人たちの執念のぶつかり合いを見ているみ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

「あの山が何に見える?」


Netflixオリジナル作品である「パワー・オブ・ザ・ドッグ」。1920年代のアメリカ西部を舞台にベネディクト・カンバーバッジ演じる冷酷な牧場主フィルは、弟のジョージが新
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.6

「芸人だよ、バカヤロー」

ビートたけしの自伝的作品を劇団ひとりが映画化。

柳楽優弥とたけしは別に似てないと思いますが、口調とか仕草とかでわざとらし過ぎずたけし感を出せるのがすごいなぁと思いました。
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モスラ(1961年製作の映画)

3.6

「午前10時の映画祭」にて鑑賞

子供の頃VHSで見て以来かも。
懐かしき東宝のロゴとタイトルクレジット、上映前のオーケストラがいい味を出している。

モスラと言えばモスラの歌ですが、やっぱりオリジナ
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.7

人間は「偶然」には勝てない。


フランス発のちょっと変わったサスペンス映画。
ある1人の女性の死を巡って、フランスとコートジボワールという一見何の繋がりも無い人々の人生が奇妙にリンクする。
なぜコー
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

「アベンジャーズ/エンドゲーム」以来の衝撃。

もうね、凄いよこの映画。
悪いことは言わないので、一切感想とか見ずに今すぐ見るべきですね。
同窓会映画なんですが、こんな最高な同窓会ある?って感じでした
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.6

「ノー・ウェイ・ホーム」の予習。

アクションの凄さは歴代1位かも。
ただ上映時間が長い割にストーリーの進行が遅いのが気になる。

ハリーとの関係性はサム・ライミ版の方が好きで、今作のハリーはそこまで
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

「ノー・ウェイ・ホーム」の予習。

サム・ライミ版の印象が強すぎて、どうしても印象が弱くなってしまうが、こっちのスパイダーマンも好き。
はじめはアンドリュー・ガーフィールドの陽気で軽口を叩くスパイダー
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.3

「ノー・ウェイ・ホーム」の予習。

サム・ライミ版スパイダーマンの3作目。
2作目は良かったが3作目は何となくとっ散らかってしまった印象。

ハリーとの因縁の解決、MJとの恋愛の決着、ベンおじさんを巡
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.7

「ノー・ウェイ・ホーム」の予習。

サム・ライミ版3部作の中では1番好き。

相変わらずウジウジしているピーター・パーカーと、あまりにも尻軽すぎるMJにイライラしつつも、まぁ見れる作品になってるのは、
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.5

「ノー・ウェイ・ホーム」の予習。

子供の頃に見た記憶が強くて、今でもスパイダーマンと言えばやっぱりサム・ライミ版のイメージがあります。

今見返すと、さすがにCGや合成が荒い部分が目立つんですが、2
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

空を見上げるなー。


迫り来る隕石、地球消滅の危機に、アメリカ国民が一致団結して立ち向かう「アルマゲドン」的映画かと思いきや…。

「バイス」のアダム・マッケイ監督らしく現代社会と政治を痛烈に皮肉る
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.5

エヴァだ、これ。

「呪術廻戦」の前日譚にあたる0巻を映画化した作品。
本編では最近までほとんど出番が無かった乙骨優太が主人公。
「呪術廻戦」を虎杖悠二の物語だと捉えてる側からすると、虎杖不在のエピソ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

ルールが人を作るー。

キングスマンの誕生を描く「キングスマン」シリーズの前日譚にあたる作品。

大分前から予告編やってたような気がするんですが、延期に延期をかさねてようやく公開に漕ぎ着けたという感じ
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羅生門(1950年製作の映画)

4.2

果たして人間はどこまで人間を信じれるのかー。

黒澤明監督が芥川龍之介の小説「藪の中」を原作に、平安時代末期を舞台に1人の男の殺人に関わる人間達の食い違う証言を描く。

え、これ本当に70年前の作品な
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

もうハリウッドは過去の名作の思い出を汚さないでほしい。


「マトリックス」シリーズ3部作の正統な続編である本作。
制作決定のニュースを聞いた時は本当にびっくりしました。
特に第1作目の「マトリックス
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督の新作。
現代と60年代のロンドンを舞台に、夢と現実が入り混じる幻想的でノスタルジックなサスペンスホラー。

ストーリー自体はありがち、というかそこまで捻
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