Kazさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kaz

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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.3

素晴らしい映画だった。
物語は最後までワンテーマで進む。
それは、ある男の生活が実はテレビで24時間生中継されているということ。
最初は洒脱な会話や独特なカメラワークのコメディ展開が進むが、徐々に物語
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.9

劇場版として最高だった。
みんなの働く姿が、あまりにもリアルで心にきてしまった。
もちろん悪い人間は出てこないし変わらず皆で仲良く頑張ってはいるのだが、しっかりした態度や話し方など、ちゃんと時間が流れ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.5

ずっと観たいと思ってたけど、いざ観てみると消化不良な話だった。
グロシーンが多いのもあって、そこも苦手だったけど、それに関しては好きな人は好きそう。
ただ物語は中途半端に感じた。
伝えたいメッセージが
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HERO(2015年製作の映画)

3.8

劇場版第一弾に引き続き鑑賞。
もちろんドラマも鑑賞済み。
以前の城西支部メンバーの掛け合いが面白く、どうなってしまうことかと思っていたがみんなそれぞれハマっていていい!
伏線の貼り方も相変わらずでみて
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HERO(2007年製作の映画)

3.9

ドラマも面白かったけど、やっぱり映画も面白い。
この頃のキムタクが一番旬という感じがある。
諸所の動作や佇まいがカッコよくて憧れてしまう。
脚本や演出も良く良作。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

終始、綺麗な物語だった。
松岡茉優の演技は圧巻だった。本当に引き込むものがある。
松坂桃李はどんな役でもしっくりくるからすごい。
原作は未読だが上下巻で分厚かったイメージがあるので、どう二時間の映画に
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

話のテンポがよく笑いとシリアスのバランスが良かった。
誰も根源的な悪人ではないのに、誰かから見たら悪人になってしまう。
救いようはないけれど、紛れもない現実を感じた。
理解力が足りず、最後の方はしっか
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.8

吹替版で鑑賞。
物語は楽しいし、歌もすごくいい!
ミュージカル風だから画の動きも面白い。
英語版でも見た方がいいなと思った。

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.9

子供の頃はミュージカルの面白さがわからなかったが、今はめちゃくちゃ面白い!熱い!
歌も聴いたことがあるものが多く入り込みやすい。
キラキラしてるし感動もするし元気が出る!

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.8

スケールと重厚感はすごかった。
ただ映画で出したい規模感に脚本が追いついていないように感じた。
伝えたいメッセージはわかるが、キャラクターの背景や使命に説得力がない。
俳優陣の演技力が総じて高いが、そ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

すごく現実感に溢れ、重い映画だった。
震災と生活保護という、現在でも上手く整えることができていない二つの問題を扱っている。
誰かが悪いわけではない。
ただ怒りの矛先はどこかに向いてしまう。
問題と向き
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.4

本当に難解な映画。
解説を見ると、考えていたような内容ではあったものの、細かいところまで理解することはできなかった。
表現だったりカメラワークだったりはとても面白かったから、描写に集中してもう一度観た
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

大泉洋と劇団ひとりがすごくよかった。
物語の構成はありふれたもののように感じたが、表現が面白く、飽きずに入り込めた。
大泉洋と劇団ひとりの迫り来るような演技は、心を激しく揺さぶられる。
今日も頑張ろう
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.7

最初から最後まで本当に面白い。
何度も鑑賞しているが、その度に「アフタースクール」というタイトルの意味を考え直してしまう。
観たことがない人は、一度観てほしい。
以下の大泉洋のセリフは心に刺さる。
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.9

新海誠作品の中で一番好きな作品!
最初に観た時は画の綺麗さと憂いのある音楽に感動した。
それから何度も再鑑し、観るたびに物語の新しい一面に気づく。
雨の日が好きになる。

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.7

ニノと西島秀俊という大好きな二人の俳優が出演していたので鑑賞。
物語自体にはそこまで期待していなかったが、すごく良かった。
過去と現代が行き交う、時代を超えるストーリー。
各々の時代でそれぞれが大切に
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.7

ドラマの新参者も面白かったけど、映画ではさらに物語に深みが増していた。
人間模様やストーリー展開は、流石の東野圭吾だなと思わせる。
演技に関しても、今では主演級の若手俳優陣が脇を固めていて盤石。
また
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.2

何回も見てしまう大好きな作品。
個性豊かな登場人物達の群像劇から目が離せない。
飛行機トラブルという重大な問題が、コメディとして演劇的に描かれる。
友達や家族と楽しい映画が観たい時におすすめ。

ハル(2013年製作の映画)

3.5

感動的な物語と綺麗な画で、素敵な映画だった。
個人的には、圧倒的というわけではないけど、心に残ってまた見たいと思わせてくれる作品。
自分が死んでしまった後、周りの人がどうなってしまうのかを考えながら見
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手紙(2006年製作の映画)

4.0

山田孝之と玉山鉄二の演技が最高すぎる。
罪と向き合って生きていく辛さは計り知れないものがある。
いっそ罰を与えてくれれば楽になれるのにと思ってしまう。
本当に重いテーマで、めちゃくちゃに泣けるから一度
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

最後まで息もつかせぬ面白い映画だった。
主人公の目的や使命が明確で、話がすごく入ってきやすい。
王道冒険物という感じ。
こういうVRの世界はやっぱり憧れるものがある。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

行ってきますの物語。
「君の名は。」「天気の子」とは少し違う路線、「星を追う子ども」「雲のむこう、約束の場所」とは少し違う路線、昔と今の新海監督の共作のような作品だった。
相変わらずタイトルコールのセ
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.7

ドラえもんの良いエピソード詰め合わせ!
当初は3Dに賛否両論だったけど、CG技術はやっぱりすごい。
個人的に一番心に訴えかけるのは、結婚前夜の飲み会シーン。
のび太がジャイアンに対して軽口を叩いてるあ
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.8

最初から最後までウィル・スミスがクール。
カッコよさを強調した映画で面白かったけど、深い内容理解よりは空気感を楽しむ感じ。
セクシーさに憧れる!

メメント(2000年製作の映画)

3.9

複雑!!
面白かったけど映画の作りがとにかく複雑だった。
ラストシーンまで見て色々わかったような気持ちになっているけど、もう一回見たらまだまだ発見があると思う。
みんなで考察を語り合いたくなる。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.6

爽やかな気分になれる映画だった。
どの場面も青春を感じさせる画で、こんな過去はなかったのにノスタルジックな気分になってしまった。
大泉さんは本当に役にピタッとハマってくれる。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.1

軽い気持ちで観たけどめちゃくちゃ良かった!
何かをする時不安になったり、自分にコンプレックスを持っていたりしても、考え方ひとつで世界は変わるんだということを教えてくれる。
観終わった後ハッピーになれる
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

何を言ってもネタバレになってしまいそうだが、とにかく最後まで見るとすごく面白かった!
低予算が逆にいい味を出していた。
人に薦めたくなる映画。

氷菓(2017年製作の映画)

3.1

原作も全シリーズ読み、アニメもとても面白かったので鑑賞。
全体的に画の雰囲気が暗く感じた。
日常的な明るさがありつつ間に含まれるシリアスさが面白さの肝だと思っているので、その点では上手く原作の良さが発
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天空の蜂(2015年製作の映画)

3.4

原発にまつわるサスペンスを軸に家族愛が描かれていて、感情のバランスがちょうど良かった。
原作小説の発行が1995年であるということに驚いた。
95年時点で、原発に起こるであろう諸問題を考え作品に落とし
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.3

藤原竜也の独壇場のような映画。
シーンの移り変わりがはっきりしているため、なにか舞台を見ているような気分だった。
また観ることがあるかはわからないが、きれいにまとまっていて面白かった。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

衝撃的な映画。
エンド・ゲームに続くMCUフェーズ3の最後を飾る最高の物語だった。
強大な敵サノスは、信念だけ見るとひとえに悪だとは言い切れない。
ヒーロー達の驚愕のラストは是非自分の目で見てほしい。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

マーク・ザッカーバーグのドキュメンタリー的な映画かと思っていたら、すごく重厚な物語だった。
映像や音楽は場面にあった雰囲気を醸し出すが、緩やかなシーンでも一本緊張の線が張っている。
運命に左右されなが
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.4

原作小説から考えても大泉洋のための映画だと言えるが、観た後の感想としては松岡茉優が圧倒的だった。
彼女の演技力と表現力は映画を完全に食っていた。
内容は面白かったが、ポスターや予告編から想起される物語
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

「君の名は」に続く、新海誠監督のボーイミーツガール。
物語は面白いし音楽も壮大。また声優陣もキャラクターにあった声でとても良かった。
ただ「君の名は」が大変素晴らしい作品だった分、感じる印象に影響が表
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

差別と格差をメインテーマとした、見た目も性格も立場も違う二人のロードムービー。
シンプルな物語で派手さはないものの、心にすっと沁みる暖かみのある作品だった。
ちゃんと歴史を勉強することでさらに得られる
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