映画好きな人が作ったという感じで映画愛に満ちた作品でした。エンタメとしても王道の展開で楽しめた。また時代劇に対する愛も感じた。ラストの殺陣は圧巻の迫力でした。そしてオチも良き。
ジョナサン・デミ監督の初期作品。ロジャー・コーマンが製作だけあってローコストなB級娯楽作品。「俺たちに明日はない」「テルマ&ルイーズ」のような犯罪者たちによるロードムービーだがわけわからんコメディ路線>>続きを読む
勝新太郎が監督した座頭市は独特の映像センスがクラクラする作品でした。冒頭の吊り橋から老女が落ちるシーンからやられた。ストーリー、脚本はまとまりは無いが場面場面のインパクトが強く面白い。小池朝雄と藤岡重>>続きを読む
舞台演劇が元となっているようで会話中心に展開。まあ何よりダスティン・ホフマン演じる父親が強烈に痛い。後半ジョン・マルコヴィッチ演じる息子との口論シーンが見どころ。心にいろいろグサグサと刺さります。
誘拐した少女は実はヴァンパイアで誘拐犯は逆に獲物だったというお話。激しいシーンもあるがポップでライトな印象。昔だったら「ロストボーイズ」があったが、それよりはクラシカルなところあり(屋敷とか)。サクッ>>続きを読む
劇場版シリーズ第25作で一旦これで最後となった。志村喬はもったいない使われ方。岸部シローがヒッピーみたいなフーテン一味にいて面白い。佐藤慶は相変わらずの悪人ぶりで最高。エンタツは安定の小悪人ぶりで良き>>続きを読む
エラリー・クイーンの原作を日本を舞台に置き換えたミステリー映画。謎解きより野村芳太郎節による日本の旧家での人間関係が面白い。松坂慶子が嫌な感じを「事件」同様にうまく出している。栗原小巻の濃い演技も良き>>続きを読む
久しぶりに鑑賞。今だとサイバーパンク的なかっこよさに加えて哲学的なラストが沁みた。「スキャナーズ」「ブレードランナー」「2001年宇宙の旅」など好きな人は必見ですね。
イーライ・ロス監督による王道スラッシャー!「血のバレンタイン」のような記念日ホラーで犯人探しも同様に楽しめた。王道スラッシャーを現代風にアップデートした極上の作品でした
巨匠リドリー・スコット監督が80年代にとったラブサスペンス作品。映像センスはさすがだが、ストーリーは少々陳腐かな。トム・ベレンジャーとミミ・ロジャースが大人の恋愛というか不倫を熱く演じている。ラストは>>続きを読む
森一生監督作品。座頭市シリーズでも屈指の面白さだった。三国連太郎、森繁久彌、高橋悦史、石橋蓮司、蟹江敬三、大谷直子と豪華キャストで無駄のないソリッドな展開だった。村井邦彦の劇伴も印象に残る。ラストの高>>続きを読む
期待以上に面白かった!
スペインで大統領暗殺事件が勃発。それに関わる8人の視点で事件の全貌に光を当てつつクライマックス!という流れがコンパクトかつスリリングにまとめられていた。監督は黒澤の「羅生門」も>>続きを読む
ザ80年代という感じの作品でした。ケヴィン・ベーコンとローレンス・フィッシュバーンが若い!もっと若者の生き方の苦悩とか喜びのような青春ドラマかと思っていましたが、予想外にサスペンス度が高かった。とは言>>続きを読む
リチャード・フライシャー監督、ミア・ファロー主演の盲目サスペンススリラー。スピルバーグの「激突」のように犯人がなかなか姿を見せない撮り方がドキドキさせて上手い!ミア・ファローは追い詰められて泥だらけに>>続きを読む
アントン・フークア監督、ブルース・ウィリス主演。内戦勃発のナイジェリアからアメリカ人医師をネイビーシールズが脱出させるというストーリー。ラストの戦闘シーンが迫力があって良かったが、もっと全体的にアクシ>>続きを読む
千葉真一主演でこのタイトルだとGメン75の香港シリーズのようなハードボイルド・アクションを期待したが、かなりの珍作でした。。。松方弘樹は気を吐いていましたが、千葉ちゃんがこんなに弱いのはじめてみた。た>>続きを読む
ボブ・ディランのデビューから伝説のニューポートでのエレキ化事件までを描いた自伝的映画。当時の時代の空気感がうまく描かれていていました。何と言ってもディランを演じたティモシー・シャラメが圧巻の演技でした>>続きを読む
伏線回収、どんでん返しが見事なサスペンススリラーでした。前半はホラーテイストもありましたが後半一気に怒涛の伏線回収。潔すぎるくらいでした。B級サスペンスの鑑のような作品。
やたらと癖のある共感しにくい>>続きを読む
西川美和のデビュー作。「家族ゲーム」や「お葬式」を思い出した。ある家庭の崩壊を描いたブラックなコメディ映画でした。家族とはいえ和やかであるはずもなく思惑が各人にあり。宮迫が不気味で良かった。
壁一枚を隔てて平和な日常とこの世の地獄。それを直接描写することなく音響で描いた不穏な作品でした。普通なら精神が持たないはずだが、、だからこそ人間の怖さが表現されていました。
とはいえ奥さんの母親が消え>>続きを読む
サスペンスフルなミステリーであり深い人間ドラマであった。役者陣が豪華。誰も彼も素晴らしい。
怒りの正体が少しわかりにくいけど、リアルな心理描写は戦慄的ですらある。あの狂気は凄かった。宮崎あおいの話は少>>続きを読む
電話ボックスで時間旅行!今や電話ボックス自体が貴重ですが。アホな「BTTF」というか、何ともバカバカしくて最高!若きキアヌ・リーブスが観れます。VAN HALENがやたらと出てくるのも時代もあって面白>>続きを読む
昔一度観たことあったけど再見しても面白かった!かなりパンチのきいたSFアクション伝奇時代劇!柳生一族の陰謀も傑作、こちらは怪作として好き。あくまで個人の好みだと思うけど。。
あおい輝彦の猿飛佐助が最高>>続きを読む
「ショータイム・セブン」がこの作品のリメイクということで鑑賞。「ショータイム・セブン」は観ていないけど。
本作は韓国映画らしくスリリングな展開はさすが。大小の爆発をみせながらスピーディーに話が進み、あ>>続きを読む
妻が犯罪組織に誘拐されて夫が警察を頼りにせず自身で取り返しに動く!
Gバトラーの粗暴っぷりが魅力のB級アクション。サクッと楽しめるが盛り上がりには少々欠ける作品でした。
角川映画最盛期の阿佐田哲也原作、和田誠監督作品。原作は高校のとき読んだけど面白かったなー。麻雀好きだったし。
映画では、やはり鹿賀丈史のドサ健のギャンブラーぶりが痺れますね。近くにいたら嫌な奴だと思う>>続きを読む
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めたスパイアクション。前半は入り組んだ展開のスパイもので少々わかりにくいが、後半は一気にトム・クルーズ「トップガン」ばりの空中アクションでワクワクさせられる。雪>>続きを読む
日本の社会構造における個人の抑圧を江戸時代から描いた作品。これ見ると時代劇ファンだけど、武家社会は嫌だなと思ってしまうが、現代の会社社会も同様なんだよなとも思わされる。主君のために自己犠牲とね。まあさ>>続きを読む
面白かった。ストーリーはちょっとわかりにくいが映像が今観てもすごい。ネット社会やVRを先取りした先鋭的な作品でした。技術はエロと軍事で発展するという話もあったり。ラストの映像も圧巻。さすがトランブル監>>続きを読む
昔見たけどなかなか倫理的にどうなのというエグイ映画でした。密室でうまく逃げれない緊迫感もあって面白かった。脚本がグレイグ・ザラーさんだったのか。
久しぶりにマーベル映画で面白かった。
ど迫力の戦争シーンやラストの対決シーンなどアクション大作ぶりも良かったし、サスペンスフルなストーリー展開もスリリングで良かった(ブロンソンの「テレフォン」思い出し>>続きを読む
面白い。韓国発のディザスター・アクションムービー!スパイ映画要素もあり。俳優陣も豪華。マブリーがまさかの学者役でアクション無しとは意表を突いた配役だがハマっていて良かった。
ド派手なパニック大作の中に>>続きを読む
微妙。
内田康夫原作、市川崑監督による金田一耕助シリーズの後継的作品。市川崑の金田一ものはどれも面白いが、これはハズレだった。殺人方法、謎や動機もアッサリしていて拍子抜け。ずいぶん薄味でした。
キャサリン・ビグロー監督、オリバー・ストーン制作、新人婦警のアクションスリラー。ジェイミー・リー・カーティスがなんか初々しくて良かった。すぐ男に惚れちゃうのもウブだからか?
悪役のエリート証券マンもイ>>続きを読む
イーサン・ホークの落ちぶれた作家振りがハマってた。
雰囲気は悪くないオカルトスリラーなんだけど、残念なのは怖くないんだよなー。不気味ではあるが怖くない。呪怨やリングのほうか遥かに怖くて面白かった。8ミ>>続きを読む
ピーター・フィンチ、フェイ・ダナウェイの演技がすごい!圧巻!
メディアの狂気を風刺的に描いた傑作。
ウィリアム・ホールデンとフェイ・ダナウェイの恋愛話はいらなかった気がする。ちょっと残念。