ブレードグーナーさんの映画レビュー・感想・評価

ブレードグーナー

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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

カラー化となった第3作。アメリカを代表するモンスター、キングコングが登場!氷の中から復活したゴジラが日本に向かってくる。一方テレビ局が見せ物のためにキングコングを南の島で確保、日本に連れてくる。そして>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

マシュー・マコノヒー、ジャレット・レトが最高の演技を見せる。主人公はデタラメな人生を生きてきた男だったがHIV感染によって生きるためにガムシャラに行動して、時には製薬会社や政府ともガチンコで戦うように>>続きを読む

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

大ヒットした「ゴジラ」に続いて製作された第2作。前作の続編として第二のゴジラ登場!そして新怪獣アンギラスも登場!
今回は大阪に上陸して大阪城をぶっ壊してます。中盤で早くもアンギラスと決闘してますが、ラ
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

1.5

「悪魔のいけにえ」っぽさもあるホラー作品だがいかんせんクオリティが・・・最初の雰囲気はなかなかなんだけど失速してしまった。残念。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

久しぶりにオリジナル、原点の一作目を鑑賞。撮影技術はいま観ると古臭いのは仕方ないが、それ込みでも面白い。反戦・反核テーマも骨太で、かつゴジラの無慈悲な暴力性も圧倒的。歴史的遺産とも言える傑作。

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.4

大好きな白石和彌監督の「碁盤斬り」に続く時代劇映画。原案が笠原和夫。集団抗争ものなので、どうしても二つの「十三人の刺客」や往年の東映の大作「柳生一族の陰謀」「真田幸村の謀略」「赤穂城断絶」などと比べて>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

原作漫画も読了済み。原作に忠実に作られていて良かった。今年一番のアニメ作品はこれだろう。タランティーノの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」にも通じるラストも心に沁みた。傑作。

ブラインド・フューリー(1989年製作の映画)

3.5

「座頭市」の海外リメイクだがこれが楽しめる。B級ながら粗くてざっくりした展開が続くがこれがシンプルに楽しめる。正直日本のリメイク作品より面白いかも。ルトガー・ハウアーの動きはもっさりしてるがイイ味だし>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

2.4

シリーズ最終作らしい第3作。これがまた微妙な出来でした。雑な脚本ですな。ラスボスの描き方もよくわからない。シンビオートたちも無駄遣いだったし。エディとヴェノムのバディノリも理解深過ぎで、もっとハレーシ>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.8

ジャン・ギャバンの貫禄に尽きる。老いても何事にも動じない男。めちゃくちゃ頼りがいあります。
硬質な映像と無駄のない展開が古典ながらも今でも面白い。ラストの虚しさも最高です。ジャック・ベッケルさすがです
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パラノーマル・アクティビティ7(2021年製作の映画)

3.1

「パラノーマル・アクティビティ6」は欠番となって、最新作7を鑑賞。アーミッシュの村を舞台にした「ミッドサマー」のようなホラーサスペンス。新たな展開でまずまず楽しめたが、元々の売りだった固定カメラでの記>>続きを読む

窓・ベッドルームの女(1986年製作の映画)

3.0

あの伝説的ノワール映画の傑作「L.A.コンフィデンシャル」を監督したカーティス・ハンソンのデビュー作。シャープでタイトな演出でテンポ良く楽しめるサスペンススリラー。主役のせいでどうしても「ポリス・アカ>>続きを読む

血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

3.5

さすがにいま観ると昔の映画だなーと思うが、それなりに楽しめた。タイトルはホラーのようだが、「サイコ」や「コレクター」「絞殺魔」のようなサスペンススリラーでした。本人より父親がヤバいね。ヒロインの母親が>>続きを読む

ソウX(2023年製作の映画)

3.9

前作までマンネリ化が激しく不安な気持ちで鑑賞したが、まさかの(?)傑作でした!嬉しい誤算でした。シリーズでは1作目の次に面白かった!
単なるデスゲームの披露にならず、ジョン・クレイマーの人間ドラマを描
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.0

天才といわれた川島雄三監督作品。落語ベースのコメディ映画でいま観ても古さを感じない、テンポよく、キレのある傑作でした。何といっても主役のフランキー堺の快演が最高!人を食った小気味良い演技で話を進めてい>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.5

賛否両論で不安な気持ちだったが個人的にはとても楽しめた。ミュージカルシーンが多いので、どうしてもテンポが遅くなり、ソリッドさが出にくくなってるが、アーサーの内面を描くには適切だったのでしょう。レディ・>>続きを読む

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版(2024年製作の映画)

3.8

見よう見ようと思っていたところで真正版が映画館でかかったので鑑賞。
横溝正史的なミステリーホラーの傑作にして泣ける作品でした。割とダークな作品で胸にずしっときました。とても良かった。
しかし鼠が出てく
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

映画館で観たので迫力満点でした。そこが一番良かった!アメリカ内戦勃発、そ子で大統領に会いに行くジャーナリスト、カメラマンを描いたロードムービーでした。戦争での人命の軽さ、無常さなどがドキュメンタリータ>>続きを読む

忍法忠臣蔵(1965年製作の映画)

3.0

山田風太郎の原作は読んだことあり。かなり映画化は難しそうだが、サクッと映画化。その分淡白かな。丹波哲郎はニヒルな感じでカッコいいんだが、肝心のくノ一の忍術の描写が弱い。歓喜天とか。
原作は確か「忠義」
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.8

全くノーマークでどうやらリメイクらしいがとてもハートウォーミングでよかった。
孤独で気難しい老人もので、イーストウッドだと「グラントリノ」になっちゃうんだろうけど、トム・ハンクスだとこうなるんだなって
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

4.5

黒沢清でもトップクラスで好きな作品でした。何を考えているのかわからない人物だらけで不穏なムードに満ちた作品。
日常が非現実的世界に転換して繰り広げられる地獄のような世界。
暗がりに荒川良々が突っ立って
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.2

白石和彌監督ということで期待値上がり過ぎたか、手堅くまとまった時代劇でした。草なぎ剛、斎藤工の殺陣のシーンはなかなか良かったし、真面目すぎるが故に怒ると怖い主人公を草なぎさんがうまく演じていたと思う。>>続きを読む

我は神なり(2013年製作の映画)

4.0

アマプラで終了間際ということで鑑賞。アニメだがこれぞ韓国映画というえげつなさが最高でした。傑作ですね。アニメーションがイマイチですがストーリー展開にしびれました!これ実写版作っても面白そうです。

エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

2.8

いわゆる脱出サバイバルゲーム系ですが、まあまあ楽しめました。キャラが弱いのと、展開も無駄にややこしかったりしたところが残念。仕掛けは大がかりで楽しめた。

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.0

伝説のロックバンド、ストゥージズのドキュメンタリームービー。そういえば渋谷での再結成ライブを観たなー。監督はニール・ヤングの映画も撮ってる音楽好きのジム・ジャームッシュだけにツボを心得た構成に。なによ>>続きを読む

ゴジラ(1984年製作の映画)

3.0

シンゴジラ同様に政治ドラマがあって役者はこちらの方が豪華。金子信雄の大臣って良いな。
スーパーXは何だか面白い。
沢口靖子の演技は超絶。エモやんの演技も。
最初のフナムシのくだりは昭和の懐かしい感じの
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ノー・マーシイ/非情の愛(1986年製作の映画)

3.0

リチャード・ギアが狂犬のような刑事役というミスキャスト。。ハードアクションには物足りない。頑張ってるとは思うけど。一方キム・ベイシンガーの魔性の女はハマり役。さすが。
ただいかんせんプロットは弱いし、
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悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

3.7

邦題最高!イカれたハゲ坊主が大暴れするヘンテコなホラー。ある意味ショック受けた。
ぐだぐだだけど愛すべき作品。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

続編も面白かったー!
ハリー・ポッター君が良い感じだった。
ラストの大ネタは最高だったわ。今作も騙されまくったけど変に粗探しする気も起きないのがこの作品の良いところだよな。
ウディ・ハレルソンこれが一
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デッド・フレンド・リクエスト(2016年製作の映画)

2.1

正直退屈で最後まで観るのが精一杯だったな。嫌な感じはするけどあまり怖くなかった。SNSを使うところがポイントなんだろうけどあまり設定生かされてないかな。残念。

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

3.8

期待以上に面白かった!!デ・ニーロとアル・パチーノによる大傑作「ヒート」を彷彿とさせるガンアクションムービー。格調では負けるけど激しさでは引けを取らないかな。
ジェラルド・バトラー率いるロスの保安局の
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.9

伝説のカルトムービー。低予算だと思うけど熱量が半端ない!金属と人間の融合、有機物と無機物の交わりが暴走してるな。エイリアンや物体Xを初めて観た時を思い出した。
白黒の映像とインダストリアルな音楽もハマ
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マリオネット・ゲーム(2007年製作の映画)

2.2

何とも微妙で中途半端。
キャスティングもあまりハマってない。伏線が変だったり。展開も雑であまりハラハラドキドキしなかった。ラストのオチはまあまあだけど夫婦ものの誘拐サスペンスなら「ゴーン・ガール」の方
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

2.4

ガイアナ人民寺院の悲劇のほうが悪趣味で好き。
ドキュメンタリータッチなんだけど生かしきれず怖さも中途半端。イーライ・ロスに期待したんだけどそこそこだった。

ポーカーナイト 監禁脱出(2014年製作の映画)

3.2

B級だけどサスペンススリラーとして面白かった。よくできたお話でした。
犯人の動機もわからず、どこに向かっているのかわからないのでハラハラさせられた。頭切れる犯人との攻防スリリングです。接着剤のシーンが
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.4

久しぶりのJホラーの当たり作。
リングと呪怨の要素もあり、なかなか怖い。いろいろな怪談が繋がっていくところ良かったな。
竹内結子はクリーピーも良かったけど、この作品でも良かった。あと橋本愛が超美人にも
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