和さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

和

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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

全体的に「スパイダーマン」的な明るさがあって楽しい。
他のマーベルヒーローほど期待してなかったけど、友達のケイティーが面白くて好き。

あと、トニーレオンかっこいい。

エンドロールの後、アベンジャー
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.8

前作よりストーリーに無駄がなくて、犯人も最後のほうまでわからなかったから良かった。(前作は出てきた瞬間にわかった)

鈴木雅之監督の演出は日本人の中ではかなり好きなほうなんだけど、
「007」を観た直
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アバンの映像テンポとかアングルとか完璧でカッコよかったなぁ。

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド、渋くて好きだったけど、これがほんとに最期。


ラストは「アルマゲドン」みたいになっちゃって「0
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

【これぞ、老いるショック】

人はある日、自らや親しい人の「老い」に対してショックを受けることがあって、でもそれはゆっくりだからなんとか受け入れて生きていけるのだなと思った。
急激に老いると凄くショッ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

前作より上品になって常識的になった感。
凄味は前作のほうがあった。

松坂桃李さんは前回に続き良かったが、今回は鈴木亮平さんの存在感が圧倒的。よい役者。村上虹郎さんも良かった。

中村梅雀さんと宮崎美
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

ウッドストックと同じく1969年の夏に開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」

スティービー・ワンダー、B・B・キング、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどブラックミュージックのスターが
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

実は「スパイの妻」も「寝ても覚めても」もあまり好みでは無かったのだが、今回は好きだった。

カメラワークが素晴らしい。

キャスティングも良い。岡田将生さんは嫌な男を演じると凄いなぁ。

チェーホフの
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

映画愛。
志村けんさんが演じている様子が容易に想像できた。アテ描きのためか、沢田研二さんが寄せているためか。
田中邦衛さんがお元気だったら、この役がピッタリだっただろうなぁ。
作品のほうはノスタルジッ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

360度のスクリーンで見てみたい、仮想空間にどっぷり入り込む光の描写の美しさ。
アバターの世界と現実世界とのバランスが良い。
題材とかテーマは好き。ところどころ詰めが甘くて惜しい脚本。
途中「美女と野
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

やっと観れた。ナターシャにもMr.インクレディブルみたいな家族があったんだね。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

ミュージカル「RENT」の曲にラテン系を混ぜた感じの曲がすごく良い。
ニューヨーク大停電のクライマックスに向かって展開されるストーリーはテンポが良い。
「ヘアスプレー」のようなテーマ性。移民問題につい
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

4.0

ネコのピートが扉の向こうを見ている表紙が好きで、文庫本を買ったけど読む時間がなくて置きっぱなしになっていたロバート・A・ハインラインの本作。
1956年に発売されたタイムトラベル小説の名作として知られ
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

原作未見。原作が面白いと聞いてたので期待して行ったが、ラスト終わった瞬間、劇場がどよめいたところをみると、だいぶ端折られたんだろうなと予測できる。

漫画を実写2時間でまとめようとすると、絶対こうなる
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.3

さすがは長崎尚志さん!
二転三転ハラハラする展開が面白かった!
マンガ原稿描くペンの音が「浦沢直樹の漫勉」を彷彿とさせ、本格的。菅田将暉の髪型もだんだんと浦沢さんに見えてくる。

序盤に展開されるキャ
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.0

アクションの凄さは前作に続いて評判どおりの凄さ。

スタントマン無しで全部岡田くん本人がやってるっていうウリのせっかくのシーンなのに目出し帽つけてるのもったいなくないですかね?

脚本の構成がちょっと
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

剣心がるろうにになる前、人斬り抜刀斎だった頃の話。
言ってみれば「バットマンbeginning」みたいな位置。

結果的にシリーズの中で一番好きだった。ジャンプ原作ならではの子ども向け要素が無くなって
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

映像のセンスが良い。
トップシーン明けてから、mr.nobodyの日常がテンポ良く展開される。

そこのテンポ、リズム、テロップ、見せかたがとてもかっこよかったので、一気に入り込めた。

音楽の使い方
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.5

何も考えずに笑える映画。
「今日から俺は」のOL版といった感じ。
最近の小池栄子さんは何やっても良いです。
エンケンさん、あのビジュアルで出てくるのは事前に知ってたけど、なんか笑った。それ以上に勝村さ
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.5

圧倒的アクションシーンの10年。
今回、真剣佑良かった。
神木隆之介と戦うシーン、気持ち良かった。

アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

3.5

アレサ・フランクリンの教会でのゴスペルライブを撮影した「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」技術的な問題で公開されなかった映像が50年近くの時を経て公開された。
アレサとゴスペルがカッコよか
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

主人公の視点で展開されるストーリー。見ていて現実の区別がつかなくなる体験をさせられる面白いつくり。
やはり、アンソニー・ホプキンスの演技力が凄かった。

アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

つくりはよくあるホラー映画だけど、身近にありそうな恐怖で他人事ではない。現代性がある。

終始ハラハラして目が離せない感覚を久しぶりに味わう。

ラッセルクロウが絶妙に怖い。ジェイソンとかフレディみた
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.0

舞踏家田中泯さんの表情が凄かった。柳楽優弥や永山瑛太、玉木宏、青木崇高ら男性陣の芝居が良かった。

浮世絵を見るのは好きで葛飾北斎の展覧会は近くであれば必ず行く。絵から受ける感動のほうが大きかったかな
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

映像も音楽もファッションもめちゃカッコいいパンクロックエンターテイメント

イギリスのカッコいいカルチャーが詰め込まれている

「101匹わんちゃん」のあの悪いヴィランが主役のはずなのに、ダルメシアン
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海辺の彼女たち(2020年製作の映画)

3.5

問題提起として良かったし、メッセージがストレートに伝わるような構成で、よく作られていた。
ただ、着地点として「そこなのかな?」というのがあって、
例えば日本人の若い女子とか貧困学生とかでも同じようなエ
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お父さんはお人好し(1955年製作の映画)

3.5

子どもの扱いが雑で笑った。昔の寛容さが至るところに出ていた。
現代と比べて、笑いがとても自由なのが良い。
放送禁止用語とか、道徳的でない表現をやめていくことで、喜劇がつまらなくなっている部分は大いにあ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

今の時代に合ったメッセージをストレートに伝えてくれる映画。

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.5

櫻井武晴さん脚本回だから面白いよ!
赤井ファミリーが大活躍!
ハラハラする展開でたっぷり楽しめました。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.5

ドラマの第1シーズンがとても好きでした。
まさか映画になる日がくるとは。
ドラマと同じくらい笑えました。
もったいないくらいステキなバイプレイヤーが大勢出演していて、田中泯さんとか、尾身としのりさんと
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

2000年公開の「最終絶叫計画」系のホラーパロディ。
「最終絶叫計画」よりストーリーもキャストもしっかりしていて、ただのおバカ映画では無く、ちゃんと面白く観れた。
ヴィンス・ヴォーンが可愛いくて、本当
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

お金かかってそう。
ゲームの世界に実際に入り込んじゃったら、生き抜く自信無いなぁ…って、そんな話。
ミラジョボビッチさんは、あまり年をとってなくて凄い。フランシス・マグドーマンド系のカッコいい女優にも
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.0

タイトルなどの印象から勝手に大泉洋さんが詐欺師の役だと思ってたら、全然違って、出版社の話だったので、期待以上に面白かった。

國村隼さん演じる作家が筒井康隆先生に見えて笑った。