和さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

和

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ゾッキ(2021年製作の映画)

3.8

竹中直人さんも山田孝之さんも斎藤工さんも好きなので、楽しみにしていました。
たぶん、みなさん好きな感じが似てるのか、オムニバスのそれぞれを撮っているけど、よくまとまっている。
また、それぞれのエピソー
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.3

お手本にしたい脚本。
基本に忠実な構成。
おばあちゃんが来ることによる家族の成長がきちんと描かれている。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

【時代の変わり目に生き方のヒントをくれる映画】

『スリービルボード』のフランシス・マクドーマンドと広大な西部の自然がよく似合う。
劇中、ノマド高齢者の1人の女性のセリフにとても感動した。人間が生きる
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.3

【王道の要素を詰め込んだ、面白くないはずがないエンタメ作品】

つまりは「ワンピース」だったり、「ロードオブザリング」だったり、目的のために仲間を増やしながら冒険する物語。そんな作れば長くなりそうな話
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

劇場で観るのをオススメします!
考察とか出来るほど詳しくないけど、とにかく凄かった。

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.3

良い作品だった。主人公の体当たりの芝居が良かった。大東俊介さんの役の描かれ方が素敵だった。
映像的にも光の使い方が印象的だった。

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.0

ジャーナリストの後藤健二さんとお会いしたのは2014年の2月だった。後藤さんからお話を伺うイベントがあり、その後の打ち上げでご一緒させてもらった。物腰が柔らかで、一人ひとりと丁寧に誠実に接する姿が印象>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

取材対象者との共通点を見出し、自分の過去のトラウマを克服していくというシンプルなつくり。

原作未読。

飽きることなく面白く観れる。

中村倫也と窪塚洋介の兄弟、カッコいい、サイコー!

見終わって
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

【令和のヤクザ映画】

「すばらしき世界」の直後に観たので、同じようなテーマでも描き方によってこんなに違うんだなぁーと思った。

アバンの後の昔の東映ヤクザ映画を意識した縦書きのタイトルロールから始ま
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

【このどうしようもない素晴らしい世界を描いた『すばらしき世界』】

登場人物がみんな多面的に描かれていて、主人公以外の人々まで、どんな人生を送ってきたのかが自然と伝わる、よく描けた脚本。
書くのに3年
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

坂元裕二さんの脚本が好きなんです。

「最高の離婚」で凄いなーと思ったシーンがあって、居酒屋に男女が居て、なにげない普通の会話の繰り返しなんだけど、徐々に2人の距離が近づいていくのがわかって、登場人物
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

岡田将生と志尊淳が美しかった。あんなにくっついて絵になるのがすごい。

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

【ダイノジ大谷さんと『ミセス・ノイズィ』】

ダイノジ大谷さんと観る、映画『ミセス・ノイズィ』in第七藝術劇場へ行ってきました。

『ミセス・ノイズィ』は10年くらい前にワイドショーを賑わせた「騒音(
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

後半からマッドマックス。
ゾンビものはやはり初めのほうが面白いですね。何が起こったのかわからない、今まで友達だった人がゾンビになっちゃうとか。
そういう意味でも前作のほうが面白かったけど、今回もそれは
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.8

「ゴーストバスターズ」「グーニーズ」「グレムリン」などなど、私の好きな80年代映画のテイストがよく出ていて楽しかった。
子供の頃ならセリフ覚えるくらい繰り返し観ただろう。
ストーリーのわかりやすさも8
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

アニメでいいんじゃないの?と思いつつ実写版観ちゃったシリーズ。

アニメの1話を観て、怖くて面白いなぁと思った作品。

「進撃の巨人」の実写版の時もそう思ったけど、登場人物が「日本人では無さそう」とい
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

実写映画版よりかなり爽やかな良作。

原作未読、実写映画は昔1回観て「良い映画だったなぁ」という印象。
アニメ版の恒夫はだいぶ爽やかになっていて、全体的にまろやかに仕上げられていて、全然別のストーリー
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.5

込められた想いが真っ直ぐに伝わってくる映画。

夢を持てば笑われて
声を上げれば叩かれる
見上げることができない町で

それでも夢を信じて
カタチにした作品こそが
この「えんとつ町のプペル」だと感じて
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

わかりみが深すぎた。

5年くらい前に似たような切り口で似たような流れのシナリオを書いたことがある(コンクールに落選した)。
「もっと強い縁と力があれば自分のシナリオでのんさんが主演ということが叶った
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

映像も音楽も美しいフランス映画らしい映画。マリアンヌの顔、好きな顔。

ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.4

音楽で世界を救うところが良かった。
私の好きなおバカみを感じる。ちょっと寝ちゃったし、シリーズで今回初めて観たので、機会があればシリーズを見直したい。
キアヌの記憶が「マトリックス」あたりで止まってる
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

セットが豪華版な「勇者ヨシヒコ」
関羽様かっこよかった!
あと、福山雅治の曲が無駄にかっこいい!

ばるぼら(2019年製作の映画)

4.0

まさに手塚治虫ワールド×クリストファー・ドイル。

「恋する惑星」を思い出す、美しい映像で日本の街が映し出されている。音楽もオシャレでかっこよかった。

稲垣吾郎の隠れた狂気もピッタリ合っていて、二階
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天外者(2020年製作の映画)

3.5

三浦春馬の熱演に最後に観客席から拍手が起こっていた。

三浦春馬がすべてと言ってもいい映画。

出来れば、この三浦春馬の熱演を活かしきる名作となって欲しかったが、五代友厚の青春時代からの生涯を2時間で
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.5

ストーリーは面白く、引っ張られるものがあったけど、演出がテレビドラマ。
もっと映画っぽさが欲しかった。

安楽死の問題が完全に「悪」として扱われていたので、もう少し問題提起としての揺らしが欲しかった。
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.0

渋谷のモブシーンは凄かったけど、あとは既視感。
キャストは好きだっただけにもったいない。
「相棒」でこんな話無かったっけ?と思った。同じような中身でコナン君の劇場版でやったほうが、キャラが立ってる分、
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わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

3.5

YouTuberやTikTokerのノリで、結構多くの若者が引っかかりそうな手口で、あやうく死刑になるところだったのか!
なんとなく、捕まった2人は知らずに犯行を冒したところまでは報道で見ていたけど、
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ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.5

ラブホテルを舞台にしたグランドホテル形式風(そこまで構成は作り込んでいない)群像劇。市井の人々のエピソードが描かれる。

昭和の雰囲気が漂うラブホテルの世界観と、窓から見える北海道の景色の綺麗さのギャ
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

哲学的でもあり、一人暮らしの桃子さんの頭の中を描く切り口が好き。東北弁が良い。

キャストが良い。寂しさ1.2.3の濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎って好きな人ばかり。六角精児、山中崇、岡山天音など、芸達
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

評判が良かったのと、京アニということで観に行ってみた。

これまでのアニメエピソードとか観たことなかったけど、後半すげー泣いた。
登場人物の微妙な表情とか、仕草とか、めっちゃめちゃ芝居がよかった。
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罪の声(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エキストラに参加したので、公開を楽しみにしていました。

大阪難波の道頓堀で撮影するところが凄いなと思っていました。
現場では小栗旬さんと星野源さんに「わぁー♪」っとなっていて、すぐそこに立っている宇
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望み(2020年製作の映画)

4.0

自分の息子は人に危害を加えるような人間ではないという、父の「望み」と
たとえ加害者であろうとも、生きているという、母の「望み」が対立していく展開が面白かった。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

楽しみにしていて、期待して観に行ったけど、大満足、感動だった!
炭治郎たちが泣いてる悔しさに共感して、久しぶりにかなり泣いてしまった。

セリフが良い!
そう、ひとつ乗り越えたと思ってもすぐに分厚い壁
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

銀獅子賞を受賞ということで、期待しすぎたせいか、肩すかしだった。
彼の告発がマクガフィンでしかなかった。

世にも面白い男の一生 桂春団治(1956年製作の映画)

3.5

「桂春団治」の描かれっぷりは現代ならいろんなハラスメントで訴えられそうなほどのひどい男。しかし、森繁久彌の飄々とした魅力のせいか、憎めないところが良かった。八千草薫が可愛かった。