koockyさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

面白くない。
監督の美学にこだわり過ぎな感じ。
徹底的に恐怖を描けよ。
もっとベタで良いから怖がらせてほしかった。

昨日・今日・明日(1963年製作の映画)

3.4

名コンビですね。けど、この作品ではソフィア・ローレンよりマストロヤンニが素晴らしい。
笑えておおらかな世界観。
この時代のイタリア映画好き。

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.3

天と地ほどの格差があり生活レベルも違い過ぎるし、絶対合うはずないと思われた二人が文字通り掛け替えのない存在になる。

息の合った二人のやり取りが小粋で素敵。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.0

カソリック教会の深い闇を暴露するってストーリーにも関わらず、事が簡単過ぎないか?
何もサスペンスを感じなかったし、記者が普通に取材してるだけにしか見えなかったよ。
こんなに各映画賞受賞するなんて解せな
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

5.0

この映画に説明なんて要るのかな

壮絶な撃ち合いと男達の悲哀に泣け。

大傑作。

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

3.9

ロードムービーとスポ根とほんの少しの愛憎劇。
ピーター・フォークが救いなさ過ぎて、それが良いスパイスになっている。
主人公のペアはちょっとずつ出世していくんだけど、その裏でプロモーターに八百長を強要さ
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インテリア(1978年製作の映画)

4.0

容赦なく現実を描写。
シリアスで神経質な映画。
鑑賞後は深く落ち込めます。
さすがウッディ・アレン。
こんな作品を撮っていたとは。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.7

マザコンデザイナーがウェイトレス上がりの女に完全マウントされるドラマ。

調教するつもりが逆に驚くべき手法で「調教」されて虜にされる天才デザイナーのおっさん。
でも、これは二人だけの秘め事…。

一回
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

5.0

トラウマからの逃避〜解放までの魂の彷徨と変遷を描く。
ジョニー・グリーンウッドの音楽も素晴らしい。
「ザ・マスター」以来のホアキン・フェニックスの真骨頂的作品。
ラストも秀逸。

モーヴァン(2002年製作の映画)

3.3

自殺した彼氏の執筆作品を意志を継いで自らの作品として売り込み出版して〜みたいなストーリーでしたが、それ以上のことはよくおぼえてない。でも淡々とした内容で大きなイベントもなく終了したと思う。

ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.5

アルトマンの良さがイマイチわからない。ショートカッツも良さがイマイチわからなかった。このプレイヤーもね。
どちらも一回しか観てないので観直したら印象変わるかも。
ティム・ロビンスの演技は良かった。この
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.1

サム・メンデスらしいラストです。
ディカプリオよりケイト・ウィンスレットがすごい。鬼気迫るものがある。
鑑賞後の余韻が重い。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.0

満たされた気分の時に観るのと、大切なものを失い酷く辛い気分の時に観るのとではまるで印象の違う作品。
前者の時はあくまで傍観者でしかなかったが、いざ後者になった途端に当事者視点で自己投影する自分に気付い
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