演出よし、役者よし、とても面白いです。
ただ、あくまで欧米人(日本人もか)目線なのが気になる。アフリカでの不正と闘うのに、アフリカ人は脇役。そこはどうかなと思う
コスタガブラスを最初に観た作品。その衝撃は今も忘れられない。モンタンの襲撃場面は息が止まったのを覚えている。
緊迫感と臨場感では、彼の作品でも抜きん出ていると思う(昔のことなので思い込みかもしれない>>続きを読む
コスタガブラス三部作と言われる作品群の中でもひときわ素晴らしい。
政治劇として、闘志と怒り、正義への希求がほとばしりでている。
サスペンスとして、畳み掛けるようなハイスピードの描写、緊張感と臨場感>>続きを読む
SFでコメディ、しかもシニカルかつナンセンス。
というわけで、私の好きな要素が詰まってます。役者揃いでたっぷり楽しめました。続編を期待してたけど、ないみたいです。残念。
夜のマンハッタンとジャズ、探偵と美女たち。
こんな感じて撮ろう、ストーリーは適当にあとで考えるとして、とりあえず行くぞー!
そんなノリで作った(のではないかと思える)傑作です。
ゆーっくりパーン>>続きを読む
新三部作と旧三部作はほぼ同じような作りなのが面白いというか、ルーカスは同じような話ばかり作るなあと思いました。
これは私の勝手な見方ですが、こんなふうに思いました。
両主人公とも親がなく里親に育て>>続きを読む
この監督はどうも二つ流れがあるようで、私にとって面白い作品とシラケる作品があります。
これは後者でした。
何度も映画化されたミステリーの古典を豪華キャストで再映画化。
最近流行の重厚シリアスな作りが特徴で、はでなCGとポワロの立ち回りまでサービスします。
その分謎解きは適当ですが、みな結末を知ってるの>>続きを読む
現実よりも夢や想像力の力を信じる。この監督の作品に繰り返して現れるテーマですね。
そんなことよりも、夢が豪華できらびやかに描かれ、ナンセンスなギャグが乱発されるのがすごいです。
テリーギレアムの傑>>続きを読む
アメリカ独特のドタバタ喜劇を非コメディアン人気俳優で作った映画。
私の趣味では、この手の喜劇は呆れるほどどんくさく、喜劇役者でやってほしかった。ライアンゴスリンでは中途半端な感じです
かなりシニカルでメチャメチャブラック。監督は神様に恨みでもあるのかと思う。
私は笑って見てるけど、真面目なクリスチャンには相当に挑発的に見えるだろうと思う(ユダヤあるいはイスラム教徒にはどうなんだろ>>続きを読む
こういう喜劇好きです。
ほのぼのとぼけた話で、キャスティングもピッタリ。
幸せな時間を過ごしました
スァンタジーの古典を映画化と聞いて期待したけど、残念ながら私の好みではありませんでした。
理由は三つ。大軍の戦闘場面が沢山あります。画面に現れただけで、数千人は殺されます。でも私は殺し合いは嫌いなの>>続きを読む
ダイナミックな映像はさすが黒澤です。アクションものでもないのに、すごい迫力です。
内容は、どの国の人でもわかるヒューマニズムを歌い上げる映画です。私はひねくれてるので、その点はむしろマイナスかな。
ロードオブザリングほどではないけれど、戦闘場面が多いです。
殺し合いは好きではないです。
こうした社会悪は数え切れない。辛いし地味だけど立ち上がって闘わないといけないなあ、と再確認。
じっくり作ってあるけど、結構皮肉も効いてるし、楽しめます。役者がとてもうまい。ジュリアロバーツ、大根>>続きを読む
アルトマンとしては珍しく、眼差しの暖かい映画でした。
リヴタイラーステキです。
まあまあなイラク戦争批判映画だったという程度しか覚えてない。
好きそうな題材なのに、何故だろう?
旧ユーゴスラビアの内戦は、よほど不条理だったのだろうか。ストレートな反戦ではなく、ブラックな喜劇が多い気がする。
悪者を見つけて簡単に整理できるようなものではないらしい。笑えるけど救いの無い映画だ
すごい映画でした。主人公二人が流石の鬼気迫る演技。これを見てからカミュクローデル作品の見方が変わりました。
ゴダールには天才的なクリエーターと超観念的な青二才が同居してると思います。でもこの映画では、後者しか見えてきません。
また、五月革命のパリと切り離せない時期のゴダールを描いてるのに、そちらも書き込ま>>続きを読む
昔英語版で見たのですが、私の英語力不足のために細部がもう一つわかりませんでした。 特に、イェンがなんであんなに反抗的なのかわかりませんでした。
たまたまテレビで再見する機会があったので、ようやく腑に>>続きを読む
イギリス人監督、制作はフランスの会社、キャストは多国籍、最近のヨーロッパ映画にはこう言うのが多い。
スターリン死後の権力あらそいを描いたブラックコメディ。役者がみな上手くておもしろこわかった。政治劇>>続きを読む
エスニック紛争づいてるようだ。昨日はインド独立の際の大虐殺の映画を観た(英国総督最後の家)。今日は旧ユーゴスラビアの内戦だった。
バルカン半島の悲劇についてはすでに異なった視点からの名画が複数ある。>>続きを読む
英領インドが、エスニックな虐殺を伴いつつインドとパキスタンに分かれて独立した時期を描いた作品。
平和に共存していた人々が引き裂かれ、虐殺に巻き込まれたのはこれが最後ではない。ルワンダ、旧ユーゴなど悲>>続きを読む
Pinterest でソールライターの素敵な写真がとてもたくさんあるのに気付いたので、ドキュメンタリーを観ました。
この人の笑うツボが気に入ったし、ギラギラしたところを見せるのが嫌いなところもとても>>続きを読む
短い時間にサスペンス、ユーモア、ロマンチックなどぎっしり詰め込んであってとにかく楽しかった。
そして主人公が最後まで超然とした紳士の姿勢を崩さないのも面白い。
ヒッチコックは昔からこうだったのかと>>続きを読む
これはホラーではなく、幻想映画です。わたしの中では、そのジャンルの中で傑作の一つです。
神父の幻覚体験とか、美しく悪夢のような映像が突然現れます。時系列的なストーリーとか話の辻褄は気にせずに、映像に>>続きを読む
発表当時みたけど、字幕がなかったせいもあり、まるでわからませんでした。
男が異様に美男子に、そして女が超垢抜けなく見えたのだけを覚えてます。
今度じっくり見直したいと思います。
社会現象として関心がありました。スーパーヒーローモノとしては、普通に面白いです。夢物語としては、ロマンチックではありました。
新大陸のアフリカ系人々には、憧れの対象としてのアフリカというのがあるらし>>続きを読む