どこが良いとかでは無いけど、温度感、テンポ感がちょうどいい。推理が主軸ではなく、推理の傍観者的に謎解きが楽しめる。
この世界が終わったら、自分も好きな事ができるのに。
現代社会の風刺を交えつつ、ゾンビが東京を襲ってくる事で、いつも後回しにしてきたやりたい事をやるというだけでなく、やりたい事をやる事の大切さや生きる>>続きを読む
「輪るピングドラム」では、社会関係における家族とは?という問いかけだったが、本作ではそれも踏まえた上でそうした環境/社会要因が個人(子供)に対して与える逃れられない影響が描かれていたと思う。
そして>>続きを読む
家族の呪縛(血縁幻想)がテーマの作品。
家族から虐待された人や、家族が犯罪を犯しその周りからの目線を意識させられ続け育ってきた人など、家族関係に何かしら問題を抱えている人たちが生きる意味を問う話。>>続きを読む
主人公が素人だけど成り上がっていく系アニメ“ビーチバレー編”
スポーツとしてのビーチバレーの戦略的な所とかは面白かったし、キャラクターそれぞれの眼の描き方がキレイで色の重ね方など面白いなと思った。ビ>>続きを読む
誰もが抱える劣等感をスーパースター坂本くんを登場させる事により見事に描いた作品。
あの3人組、バレーボールウマ過ぎな。
初心者向けアニメシリーズ“登山”
1話3分でサクッと見れる。登山がやりたくなる、初心者にやさしい作品。
冷笑主義的な考えが増えてくると共に、そうした中で厨二病という言葉もよく使われ始めた事の弊害みたいなモノがここには描かれているなと思った。
でも、ハーレム作品である所とか、技の名前の所とかは厨二病だよ>>続きを読む
けいおん!を最近見たばかりだからかも知れないけど、自分はまだ、アニメにおけるジャンル・アニメの定型としての楽しみ方が分かってないんだろうなぁと思った。
それぞれのバックグラウンドが伏線のようになり
、言語の違い(方言も含む)により、日本が単一民族国家ではなく、多民族国家である事を示しているのだなと、シーズン4にして気づいた。
誰もが持っている自分の中の卑しさにスポットを当てた作品。どんどん膨らんでいく得体の知れない噂話が、社会の中でどのように変化=伝達していくのか。
そして、“まるで戦後ではないか”というセリフは、現代の>>続きを読む
話が進むにつれて、帰る場所のない人たちの悲しい話であった事に気づかされる。
セックス(性)って何だろうか🤔とも思えてくる。
シーズン1では、少しの匂わせだったBL要素がどんどんと強くなっている。
死の恐怖というスリルに狂っていく男たちを描いたアニメなのか?
常軌を逸した登場人物ばかり。
コロナ禍の影響で、酪農業が大きなダメージを受けているというニュースを見ていたが、このアニメを見ていたら、そのニュースが生活レベルでどういった事なのかぎ理解できる作品。
こういった時に社会としてどう手>>続きを読む
食べる事の意味を考える作品。
コミュニティや収穫、祭りの意味まで、酪農を通して考えてみると都市生活を中心に考えていては見えてこない事が見えてくる気がする。
人権を奪われたテロリストたちの抵抗。
個人の人権が保障されていない国家とは、戦前の帝国主義と変わらないのではないだろうか。どうしようもない負の連鎖を目の当たりにさせられる。逆説的に浮かび上がる人権保>>続きを読む
アニメにおいてステレオタイプとして描かれるキャラクター像を逆手に取って、各々がそうした先入観から、脱却し、それぞれを個人として認識していく過程を、言語化していく。
各話のタイトルにも、そうした言語化>>続きを読む
友情をテーマにした宇宙旅行モノだと思ったら、親と子、性別、神という概念、そして戦争、歴史、それらの話が個人の人権へと繋がっていく。
歴史修正主義についても考えさせられた。
写真というメディアは、過去のある部分を切り取る。それは、過去を固定化するモノであると同時に、ノスタルジーという感情を呼び起こす装置であるとも言えるだろう。
本作は、そうした写真というメディアの特性を>>続きを読む
ヒトは自己同一性という概念を獲得する事で、得るモノと失うモノ、そして自由とは何かについての作品。
思ってたんとちゃう!から始まり、“推し”という言葉で有耶無耶にされているアイドル(偶像)の問題を一つ一つ丁寧に釘を刺していく。
“推し”という言葉を簡単に使う事の暴力性を露わにするだけでなく、そこに>>続きを読む
本作で何度も繰り返されていた“勝敗はモビルスーツの性能のみで決まらず、操縦者の技のみで決まらず、ただ結果のみが真実”
こうした結果至上主義に対して、抗うことはできるのだろうかがテーマの作品。
異世界から帰って来たおじさんとの珍道中
SEGAのゲーム機で育った同世代としては、ここで描かれているのは少し時系列がズレているように思った。メガドライブではなくメガドライブ2(しかも、コントローラー>>続きを読む
ヒーロー作品だからという名目で観客が受け入れてきた暴力の問題点に焦点を当てたラストは、ここまでの流れがあるからこそ、余計に響く。
システム自体が完璧に近づくために恣意的にシステムを運用している社会。システムに都合の良いモノはどんな行いも是認される社会における人権をどう捉えたら良いのだろうか。
それだけでなく、今期の核心は、シス>>続きを読む
“拝啓、お父ちゃん”の犯人追っかけシーンの変遷が主人公の成長と共にちょっとずつ変わっていっている所が良かった。
警察官も一人の人間であり、仕事としてやっている。社会が回っていくために警察官という役回>>続きを読む
国家という単位における、理想、現実、建前を二つの国家の視点から見せる事で、それらの矛盾を浮き彫りにする作品。
社会が持つ差別の視線をいろんな角度から見せさせられる。まだ第1期の方が軽かったと思えるほ>>続きを読む
いまの社会が持っている差別をSFを用いて描いた作品。
国という単位が如何に人工的に作られてた幻想であるかというだけでなく、その幻想により享受を得た者たちの醜い実態とそれを正当化する心理。その中でもが>>続きを読む
DreamerによるDreamerための夢物語。
どこまでも夢物語だけど、どこまでも真っ直ぐだから、どこまでも行けるんじゃないかと思わせてくれる。
日本の社会に対する痛烈な皮肉を描いた作品。
いまの日本という社会における日本国籍を有している者のうち、日本人という血縁幻想を外面的に享受している人が思っている“ふつう”という価値観は、だれかの抵抗>>続きを読む
第一話の最初のギターでの始まりめっちゃ良いんやけど。ナンナンコレ。
話数が倍になった事でシーズン1よりも話に深みが出たというか、本作の魅力であるメンバーの掛け合いに時間を割く事ができるようになった>>続きを読む
一つの事件をきっかけに徐々に全貌が明らかになっていく様はスリリングだし、スカッとする。
それだけでなく、スタンド・アローン・コンプレックスというテーマも面白かった。
普段着のTシャツの文字を見るだけでも面白いが、ベストシーンは、文化祭での力士モノマネシーン。
山田尚子作品はやっぱりハズレがないなぁ。