人生にはマジックが必要であるを説いた映画。そして、そのマジックにはタネがあることも。あとウディ・アレン作品のエマ・ストーンは2割り増しに魅力的なことも。
アメリカ南部の黒人居住区に住む性的マイノリティーの少年が大人になっていくことを描いた映画。
ケンドリック・ラマー「To Pimp A Butterfly」のオープニングでもサンプリングされていた「E>>続きを読む
哲学とは言葉によるマスターベーションをキーワードに、人間のモラルについて考えさせられる映画。
コメディな要素を全面に出しつつも、ハンナ・アーレントの真意とは別に彼女の言葉都合良く解釈しようとするな>>続きを読む
ヨーヨー・マがおこしたシルクロード・プロジェクトのドキュメンタリー
音楽を通じて文化や個人としての意義、アイデンティティーを考える映画。その道を極めた楽団員たちがそれぞれに自問自答している姿は文化が>>続きを読む
飽食のシステムを追ったドキュメンタリー
三谷幸喜は冷奴は大豆に大豆をかけて食べていると言ったらしいが、マクドナルドなどハンバーガー店は、そのほとんどをコーンによって賄われているらしい。ファストフー>>続きを読む
地中海に浮かぶ島を舞台に移民・難民問題とそこに暮らす人々の生活風景を撮影したドキュメンタリー。
日常生活を映画にすると何だか滑稽というか可愛らしいというか、たぶん自分もこういう感じなんだろうかと思い>>続きを読む
韓国の老夫婦の日常を追ったドキュメンタリー。
宗教的に日本文化と似ている部分が多々あるなぁと感じた。
実際にあったニューヨークのハドソン川に不時着した飛行機事故、そこで何が起こったのかを描いた映画。
プロフェッショナルであることはどういう事なのかを考えさせられる。
スキージャンプでカルガリー・オリンピックに出場したエディー・エドワーズの実話を元にした映画。
ゴーストライターと言われた佐村河内守氏に密着したドキュメンタリー。
最後の質問と含みがある事で、これまで傍観者であったこちら側が思考を働かせないといけないという自分自身におけるメディアリテラシーの>>続きを読む
階級社会、国家などを一つのタワーに例えて描いた映画。
ここで語られている事柄を理解するには、もう少し、資本主義や国家の制度、思想を勉強してから観ないと、何に対する風刺なのかが理解できない部分があった>>続きを読む
サイクル・レース史上最大のヒーロー、ランス・アームストロングのドーピング疑惑を描いた映画。
絶対的王者ランス・アームストロングが映画の中で“人にはできないこともある。期待に応えたのさ”というセリフ>>続きを読む
1940年代に活躍したカントリーシンガーのハンク・ウィリアムスの半生を描いた自伝的映画。
科学が新しい常識を作っていると思うと、ゴーストが証明される日もホントに来るのかなぁ〜という気持ちにさせてくれる映画。
50年代から60年代初め頃までのダンスについて、特に一代ムーブメントを巻き起こしたツイストを中心にその隆盛と衰退について描いたドキュメンタリー映画。
“腰を振らなきゃ始まらない”をキーワードに踊る>>続きを読む
プリンスの代表作『パープルレイン』の映画。
エンターテイメントサイボーグことプリンスが生身の人間だったことに驚いた
感情は複雑だを描いたラブコメ映画。
デンジャーマウスとFlaming LipsやTalking Headsなど音楽も聞きどころ。
2004年、アメリカ大統領選挙前にCBSから報道されたブッシュ大統領の軍歴詐称のニュース。このニュースは本当なのかウソなのかについて、CBS側というよりそれらのニュースを制作したチームから描いた映画。>>続きを読む
嫌いじゃないし、何かいい。
青春映画は若者のためではなく、それを忘れた人のためのものだから、70年代後半から80年代へのオマージュも含め、映画オリジナルの曲の気の利きぐわいが面白かった。
アドルフ・ヒトラーが現代にいたらどうしただろうかというのを描いたドキュメンタリータッチの社会派フィクション映画
ヒトラーは悪いと言いつつも、我々のやっていることはヒトラーと同じ事というメッセージを風>>続きを読む
2000年代後半のフランスを舞台に人種という政治の問題に性からの鋭いアプローチでメスを入れた社会派コメディ映画。
アウシュビッツのユダヤ人大虐殺から鳥インフルまでが地続きな問題として細かい伏線まで一>>続きを読む
パリ・オペラ座の芸術監督に就任したバンジャマン・ミルピエの公演舞台裏を追ったドキュメンタリー。
伝統が差別を生むこともあるし、理にかなっていない事もある。彼はバレエを通じて「芸術は社会の手本になる>>続きを読む
セッションの監督、ダミアン・チャゼルが描いたラブコメ映画。
夢物語は美しいけど、この監督の映画には、夢物語で終わらないジレンマがあると思いますし、そこに感情を掴まれるんだろうと思います。世代によって>>続きを読む
第二次世界大戦後のデンマークでナチスドイツによって埋められた地雷を除去するため、ドイツの少年兵が除去作業をした実話を元にした映画。
罪の無い少年云々という単純な話では無いと思う。生まれる国や環境/>>続きを読む
架空の独裁国家がクーデターにより崩壊し、その大統領と孫の逃亡生活を描いた映画。
独裁者の話かと思ったが、実際は群集心理の話だった。民主主義の欠点が描かれていると思った。
英米のドローンによるイスラム国との戦争を描いた映画
この映画を観て、両方を批判することは簡単だけど、自分の生活はこういう関係の上になりたっている事を思うと安易に批判できないジレンマがあると思った。>>続きを読む
老夫婦が40年暮らしたマンションを売りに出す話。
この40年の間にマンハッタンで起こった変化をニュースの形を取りながら隠喩的に表していて面白かった。次期アメリカ大統領ドナルド・トランプも父親の代から>>続きを読む
ナチスドイツ時代のユダヤ人大虐殺の首謀者と言われたアドルフ・アイヒマン。アルゼンチンにいる所を捕まえられ、イスラエルで裁判にかけられた彼だが、その裁判の様子などは哲学者の視点からの『ハンナ・アーレント>>続きを読む
マイルス・デイビスが作品を発表しなかった5年間を中心に絶頂期との対比で描いた映画。
ショパンやストラヴィンスキー、ラベルなど、『すごいジャズには理由がある』や『西洋音楽史』といったこれまで読んでき>>続きを読む
異なる種族が共に暮らす架空の楽園ズートピアを舞台にウサギ警官の奮闘を描いた映画。
個人と人種、ステレオタイプと偏見、民族と国家などなど現在の国民国家を核とする世界中で起こっている数々のナイーブな問題>>続きを読む
第二次世界大戦下のナチスドイツ時代に行われていたユダヤ人大虐殺。この映画では、そこで囚人として数ヶ月間ユダヤ人大虐殺の片棒を担がされ強制労働を強いられ後、口封じのために殺されたゾンダーコマンドーを1人>>続きを読む
ブラックミュージックの歴史の中でも重要なレーベルの一つブルーノート。その創設者であるアルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフの2人に迫ったドキュメンタリー。
モダンジャズのレジェンドがインタビュ>>続きを読む
ジャズドラマーを題材にしたスポ根映画。
スネアドラムの音がただただ気持ち良い。ドラムを聞くための映画。人生の教訓的なものが多数盛り込まれているのも面白かった。
60年代に、ハーブ・アルパートやカーペンターズ、ビーチボーイズにモンキーズ、ママス&パパスなど多くの録音に携わったスタジオミュージシャン集団「レッキングクルー」に迫ったドキュメンタリー。
いつの時代>>続きを読む
マルタ・アルゲリッチの娘が自分の母親を追って自身を見つめるドキュメンタリー。
演奏家として、舞台へ上がる前の不安を露わにする姿は生々しいなど、演奏家でもなくて、母親でもなくて、どのステレオタイプに>>続きを読む