KSKさんの映画レビュー・感想・評価

KSK

KSK

映画(809)
ドラマ(0)
アニメ(0)

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.7

見ていて苦しくなるとはこのことか。ただ苦しい中でもピアノに希望を見いだす姿に勇気が貰える作品でもある気がする。映画を観ているとドイツが嫌いになるかもだけど、これを教訓に人種差別を考えるべきなんだろうな>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ようやく観れた宇宙映画の超大作。170分という尺に躊躇はするも観るとどんどんハマっていった。同じノーラン作品のオッペンハイマーよりは興味を持てる分野だからかそこまで長く感じなかった。地球の食糧難から宇>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

複数人の視点で描かれる小学生と親と先生のお話。親視点でみると酷い担任だと一方的に思うのだけど、話が進むにつれてそうではないことが分かり、でもそれを証言する子供は秘密を隠したいし。。とりあえず悪いのは決>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観たかったDCの明るい系ムービー。明るいとはいえ主人公は家出悪ガキ少年。なぜ魔術師が彼を選んだのかは最後まで分からなかったけど、疑似でも家族を見つけるストーリーもよく楽しめた。皆がおふざけ状態の中、マ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

前半は過去と現在が行ったり来たりで、何についてのストーリーなのか分からず、理解に苦悩した。唯一女性との話はスッと入ってくるけどそれ以外はかなり置いてけぼりだった。後半ドイツが敗戦し、日本というワードが>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ったよりヒーロー映画で、ある種の期待を裏切られた。舞台は現代だけど古代のような占領された閉鎖空間でいい雰囲気。少年の部屋にDCヒーローグッズが飾られていて、アダムに壊されるのはイカす、あそこにスパイ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

盛大なBOSSとTOKYOのPR動画とも言える。とにかく日常が続く。木漏れ日という言葉の紹介が染みる。同じように見えて同じ日なんて一つ無いんだな。トイレ掃除の人のように世の中は誰かの仕事で成り立ってい>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2分ぐらいにも感じたブラック画面からの綺麗な川の風景。収容所の中は一切見せないけど、人物の会話や煙、銃声、身につけているものなどから、様々と何が起きているかを想像させる。エンタメ好きな自分には正直面白>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

前作2作が良かった流れで鑑賞。オシャレさはあったけど、キングスマンらしさは中盤の先入と最後の突入だけで、結構シリアスな戦争シーンが続きちょっと期待していたのと違った。息子が軍の仲間に殺されたの残念。父>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作同様のオシャレかつテンポの良い映像展開で引き込まれる。序盤からわりとシリアスなストーリーなんだけど、すぐ次に切り替えてステイツマンに会いに行くところはこれまたワクワクする。英国紳士に対してアメリカ>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

ずっと見たかったシリーズもの。ワンカットワンカットがオシャレでタイトルの出方とか、トランジションに拘りと遊び心が溢れていて飽きない。第一作は落ちこぼれエジーの成長と世界のピンチを救う物語というシンプル>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

リアリティあって怖い世界。近しい雰囲気はゾンビものでよく見てきたけど、全て人間が起こしたものというのが一段とテーマの強さを物語っている。世界で起きている内乱がもしアメリカだったらということで、あり得な>>続きを読む

ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

3.1

レックスは可愛いけど、他のコーギーがブサイクなのがちょっと残念。施設の犬たちも個性的だけどワンダ以外これもみんなブサイク。ストーリーはうーむだけど、犬目線の躍動感あったのは良かったかも。トランプほぼそ>>続きを読む

次元大介(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

泥魚街という無法地帯のある世界観は好き。ただ次元大介のキャラはカッコイイよりもオジサン感が強くて、ちょっと残念。うたを取り巻く設定の表現方法か雑な印象がした。クライマックスの闘いは無謀すぎる。あんだけ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

10年以上前に映画脚本の教科書で紹介されていてずっと見ようと思っていた作品。全体として残念ながら自分にはハマらないまたは理解しきれない作品で、ちょっと見るのがタルかった。掃除屋の紳士が印象に残ったほか>>続きを読む

子ぎつねヘレン(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主題歌の太陽の下は公開当時良く聞いてたけど、ようやく映画は視聴。たった3周間の物語なのに、やけに時が過ぎたような演出が気になる。最初タイチの紹介なく話が進んでいくけど、そんなに徐々に明らかにする必要の>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.3

2025年初映画は長い長い名作。引き込まれるストーリーはいいけど、一つ一つのシーンとワンカットの描写が長いよね。殺人事件まで半分くらいにできるはず。そして皆が何故か知り合いなのどうして。小説家の女と富>>続きを読む

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アミッシュという存在を初めて知った。サスペンスといいつつ、三分の一は農村の長閑なシーンが多い。ラストちょっと切ない。相棒出てこなかった。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

クリスマス当日にクリスマス映画を鑑賞。群像劇としては面白いけど、一部都合良すぎる展開にはどうかと思った。以下気になった点。
・冒頭とラストの空港シーンはブックエンドとして挟んでいて、悪くない構成だけど
>>続きを読む

クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヴィランと宣伝しつつ、クレイヴンはまともなダークヒーローだった。弁護士の女性は意外とかなりのキーマンで、まさかの1、2、3の男倒しちゃったよ!あいつクレイヴンからしたら相性悪いから、どうなるかと思った>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.1

特に印象に残ることなく、リーアム・ニーソンの無双ぷりを見ることもなく終わった印象。最後にタネ明かしあったけど、あの女たちはどうやって見張っていて、犠牲者に制裁を加えたのかは謎のまま消化不良。

レッド・ワン(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

クリスマスエンタメ!期待していなかったけど、サンタクロースがプレゼントを届ける世界を上手く、ユーモアたっぷりに描いていて気に入った!北極の守られた土地がワカンダみたいに隠されて、知的な地球外生命体によ>>続きを読む

ルックバック(2024年製作の映画)

3.5

映画としては短くて展開も早くて見やすい。引きこもりの小学生と漫画を通じて友達になる青春物語は気持ちが良い反面、結末はちょいバッドでジェットコースターみたいに感情が揺れ動いた。それが心地良いかどうかはち>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

物語の設定として、失恋して現実逃避したい2人が家を交換するとは面白い。現代ではあんなことして防犯面大丈夫か心配なんだけど。出てくるやつ皆いいキャラしていて、特にアーサーはお気に入り。短期間であんな歩け>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

描写がエグくて目をつぶりたくなるようなシーンが多々あって鑑賞後も脳裏に焼き付くような粘性のある作品だった。鈴木亮平演じる上林がマジで狂っていて、演技力半端ない。目の敵だけじゃなく身内も容赦なく殺すヤバ>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作のDCユニバースを意識した作りはなくなり、説明もなく囚人者たちがミッションに連れて行かれる。序盤で多くのキャラが死んでしまいバラエティさが失われる。あの赤い肌の女戦士はもう少し闘い見てみたかったし>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アウトレイジのような豪華俳優と怒号の嵐なんだけど、一本筋の物語が通っていて胸糞悪さよりも続編を期待する面白さも伴っていた。ヤクザを取り締まるなら手段を選ばない大上はどうかと思わされるが、最後恩人たちの>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

設定が面白いアクションのない純SF映画。前情報なしで見たので最初は何を見せられているのか分からなかったけど、皆に見られていること、作られた世界ということが徐々に明らかになるよい脚本。自分だったらと思う>>続きを読む

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前情報なしで観て最初は感動系のファンタジーかと思ったけど、徐々にサスペンス要素も入ってきて意外な展開だった。父と子が会話してると気づくの早いなーとか諸々ご都合主義的な要素もあったけど、ストーリー設定と>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.2

前情報はレディ・ガガが出演すること以外あまり入れないで鑑賞。つまらなくはないけど、期待していた内容と違った。刑務所と裁判所の往復だけで時々空想のステージが出てくるのみで閉塞感が強い。ジョーカーという題>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作は長編ドラマぽいし、田中圭と成田亮と千葉雄大の3人が混線気味だったけど、今作は変態ハッカー囚人VS刑事の直接対決が見れて見応えが増した気がする。加賀屋の家族のこと、恋人との向き合いなど人物が掘りさ>>続きを読む

素敵な人生のはじめ方(2006年製作の映画)

3.1

タイトルとキービジュアルからいい感じの作品ぽい雰囲気出していたけど、モーガン・フリーマン出てる以外魅力はないロードムービー風作品。かつてはスターだった俳優がスーパーに行って自主映画のリサーチ?するとい>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

誕生までの物語っちゃそうだけど、父親が目玉おやじになる物語でもあり、その前の闘いを描いた物語なのかと自分を納得させる。
戦後10年の高度経済成長期のちょっと前で貪欲な水木と回りの人間のドロドロした雰囲
>>続きを読む

ノー・グッド・シングス(2002年製作の映画)

3.1

ちょっと設定がよく分からないまま話がスタートし、徐々に明らかになるのかと思ったけど、大して明かされることなく、残念。フープはバカで短気過ぎて見ていていらつく。ミラ・ジョヴォヴィッチは肉体派かと思ってた>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

宝石探しアドベンチャーの新シリーズ作りたい欲が伝わった??スパイダーマンばりのトム・ホランドの軽やかなアクションとお喋りは見どころあるけど、それ以外は既視感あって心に残らず。ラストの映像で完全に次作を>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

話題にはなっているけど、ストーリーとして大きな意外性とかはなく、スペシャルドラマでもいいんじやないかと思わされる雰囲気あり。30代男性代表という感じの田中圭の安定感が強い。ネットワーク感染は怖いし、現>>続きを読む