keitaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

買収された警官、掃除屋、ホテルの支配人、バーの裏ボスなど、殺し屋の世界の常識みたいなところの世界観の設定が緻密でのめり込めた

と同時に、最強の主人公の落とし方がやはりむずいなと感じた(どうしても矛盾
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

主人公の記憶障害を観客も体験するという、新しい体験だった

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.6

サスペンスが至る所に散りばめられていて飽きなかった、あっという間の2時間だつた

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.4

終わり良ければ全て良し

世の中に嫌気が刺したら空港の搭乗ゲートに行くことにしよう

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

動きの躍動感半端ない

7人の長所と短所が際立ち、それを前半までに一人ひとり描く。これによって、後半の合戦のドラマひとつひとつに感情移入できた。

テーマについても、百姓の性・身分差の恋愛・大人への成
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.5

年末に観たい映画トップ10入り!

家族愛と友愛が満遍なく描かれたハートフル物語。こうなって欲しいと思ったことみんなそうなる

羅生門(1950年製作の映画)

4.3

人間のエゴイズムが当時独自の語り方でとても効果的に描かれていた

原作のエッセンスをうまく映画に落とし込んだ、原作映画のお手本だと思った

カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.8

淡々だが、主人公の心情を丁寧に描いている

ストーリーとしては地味だけど、人物を表現する演出が勉強になる

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

映画ってこういうものを作って伝えるためにあるんだなと思った

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.8

『ノーカントリー』のような、終始ドキドキする演出、

『LEON』を想出させる冷静沈着、だけど情もある人間味溢れる殺し屋、

「待つ」時間と「移動」時間がほとんど
それがリアル
画面も飽きさせない工夫
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.8

子どもの一人ひとりの演技が見事だった
演技というよりも、ありのままの姿のほうが近いのかもしれない

成長してしまうと同じような型(うまい演技の作法)が付いてくると思うのだが、まだそのような型がなく、子
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最後の写真に撮ったような終わり方が、『テルマ&ルイーズ』、『大人たちは判ってない』と同じ終わり方で、その後を観る側に想像させる形にしている

お酒によって成功も失敗もした主人公が、またお酒を飲んでどっ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

日常の幸せを強調
異常な男たちと、彼らとは正反対の女性警官がくっきり対比されていて、普通であることの幸せが感じられた

演出
会話のシーンとかユーモアがあっておもしろかったが、全体的に淡々としてて山場
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

終始緊張感溢れる演出に脱帽

テーマとラストは、映画としては面白かったが、自分の好みでは無かった

生きる(1952年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

そう描くんか!って思った

前半が、死を意識して、克服するまでの葛藤。後半が、死の後で、社会の役に立つことをした自分を自分以外が評価するのを描いている。最後は、やっぱり変わらない現状。

幸福とは主観
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セブン(1995年製作の映画)

4.8

重い腰を上げてついに見た

後半から一気に目が離せない
最後の30分は自分がその車の中に乗っているようだった

やり場のない感情だけが残される

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.5

冒頭、あまりみないアングルやカットで撮られており、新鮮で面白かった

徐々にモーテルの一人ひとりが主人公に心を許していく様子がみられ、鑑賞後観てよかったーってなる

狂った果実(1956年製作の映画)

4.2

スピード感がとても印象的だった
日本映画にはないスピード感。

ラストシーン、ヌーヴェルバーグのゴダールらに影響を与えたらしい

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.2

今の日本の映画では絶対にないほどの強い「自己」を登場人物は持っていた。
でもそれでいて、「本当にそれでいいのか」という揺れも確かにある。
この絶妙なところをうまく演出できていて名作になっているが、普通
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

気づいたら感情移入してたけど、ちょっともの足らんかった