enmaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

5.0

模様替えしたくなる映画です。

大好きな映画、クローバーフィールドの関連作品ということで楽しみに待っておりました。
相変わらず、断片的な謎から大きな世界観を感じさせる手法。大きなストーリーから切り取っ
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

4.0

ラストシーンで一気に印象が変わる作品。
徐々に明らかにするタイプではなく、どどっと。
しょうがない、密室空間だから。
ただ、ラストシーンで驚いた。
日本のあの日と言われたら、冷めるのに、あの日と言われ
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

5.0

他人が勧めるものは素直に見ておいたほうがいい。
海の生き物たちの可愛いすぎる仕草から、コントから、ドリューバリモアから、音楽から、どこからでも楽しめる、楽しい、楽しすぎる映画。
ラストなんてもう大好き
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ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

ダメな悪党はこれくらいダメじゃないと。
狂った田舎が好きなのですが、まさにそんな手触りでした。乾いた、コミカルな暴力が独特。
2019/09/07追記
2度目見てこんなに面白い映画だったかと驚いた!人
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美女と野獣(2014年製作の映画)

4.0

舞台が美しく、ダンスフロアの床や、城の周りの風景、また寂しげな色彩と鮮やかなドレスのコントラストは素敵だなと思いました。
ファンタジックな世界を見つめたいのであればオススメできると思います。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5

透明感溢れる映像。
デフォルメされてもなおそこで生きている感じのする登場人物たち。
団地での暮らしに感じ入りました。

サード・パーソン(2013年製作の映画)

4.0

収束点はここしかないだろう、と予測しながら見ていた。
構造上の面白さももちろんあるのだけれど、描かれるシーン、心情すべてが、一人称だと思うととても沁みてくる映画でした。

明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.5

エレファントの手法をなぞりながらも、主題に強い独自性があって、トリッキーではあるんだけどとても響きました。
映画見慣れてる人ほどグッとくるんじゃないだろうか。
主人公たちの苦悩と寄り添いながら見てほし
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.5

本当に美しい映像、音。映画館で見たかった。

人の表情が丁寧なので、セリフがなくても特に話がつかめないということはなく、想像の余地は別の方向に拡がって行く。

恋や、独自の文化、様式。自然。満喫できる
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.5

背筋に嫌なものを感じながらというか、お腹に重いものを感じながらというか、とにかく憂鬱なんだけど、どこかおかしな映画。

ディスコミュニケーションに次ぐディスコミュニケーション。人とはかくも通じ合えぬも
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

4.0

構造はゾンビ映画にそっくりで、襲ってくる人たちはマッドマックスから軍隊から金持ちからとごちゃっとしてますが、逆にそれがパージという大きな制度の断片的な部分を見せているようで良いです。

毎回キャラクタ
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

-

たぶんPOV向けの題材ではない。
事実起こったことの方がもっと残酷なんだろう。

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

3.5

ジャケットやキャッチコピーや予告編から感じるほどはポップってわけではなく悲しいお話。天国へのはしごのように伸びるフォークリフトが印象的でした。

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

5.0

うーん、好きです。
こういう仕事のやり方が好きなのだと思います。思いだけ、一点突破のプロジェクト。信心。
あー面白かった。

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.5

ちょっとなんとも。コリンファース祭りやる時に挟むといいと思います。

バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!(2012年製作の映画)

4.0

今まで見た中で一番ジェットコースターな話かも。早い、畳み掛ける、押し寄せる下品さ。人間こんなもんだって。

パージ(2013年製作の映画)

4.0

ストリートでパージかと思ったらおうちでパージ!想像とはちょっと違ったけど、設定の恐怖感がしっかりと伝わる作りで良かったと思う。
イーサンホーク強すぎでしょ。
食堂のシーンが一番笑えたな。
短いのでサク
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マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

4.0

コスプレ感の薄い時代描写が良い。
いわゆるエスの世界観で、女性たちから見たフランス革命の風景が描かれる。
革命の主戦場ではなく、ヴェルサイユ内に閉じた世界は、朗読係みた大きさのフランス革命で新鮮。
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

4.5

やりすぎじゃないかと思うほど太ったブリジット。お話としても前作よりボリュームアップ。ちょっと全体的に過剰なんですけど、相変わらずのへなちょこ乱闘シーンが見られれば満足です。楽しかった。

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

4.5

くるくるかわる、エマストーンの衣装だけでも楽しいこの作品。
コリンファースがやるキャラはやっぱりどこか漫画チックだけどその魅力が発揮されて、価値観の崩れに大いに戸惑う姿が素敵。
ウディアレンらしい、皮
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.5

ロキシーハートと同一人物?!
なんたるかわいらしいことか。

高校生の頃に見た覚えがあるけど、殴り合いのシーンぐらいしか記憶に残ってなかった。
よく見たらダーシーがめちゃくちゃダーシー様なのね。
笑え
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

4.5

あれ、これもしかしてみたことある?地上波でやってたのか借りたことあるのか。

手持ちカメラによるゆったりとしたカメラワークと、素敵な色彩。
描かれるのは静かに自分との別れを告げようとする姿。
後悔なん
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.0

ずっと見たかった映画。
たった1日、徐々に近づき、ぶつかり合い、浮き沈みする。
やがて枠からはみ出て溢れ出す涙がとても素敵。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

5.0

最高だった。
元々サイコパス物が好きで、未だに名前を挙げていいのかよくわからないあの映画(そろそろレンタルは旧作?)のあの女性とか、悪の教典の蓮見のような社会適合と人心掌握が上手いタイプが一番好き。
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

-

懐かしいブッチャーズの曲、というより音に包まれた映画。
なんとなくいろんな点で、赤い季節見た時のこと思い出した。渋川清彦さんと村上淳さんって合わせてキャスティングしなければいけないとかってルールある
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

殺し屋界の様々な掟というか、社会のようなものを垣間見せるようなスタイルが面白い。
ただガンアクションがちょっと単調だったかも。ガンフーと言われてガンカタ想像しちゃってたし。
やたらとドリフトするカーア
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

フェイウォンのアピールの仕方が可愛らしくてすきだ。
雨が効果的に使われている。軽やかな映像と若者たちが素敵だ。

アレックス(2002年製作の映画)

5.0

酔っ払いながらみるのがおすすめ!そうでなければ電子ドラッグであり悲愴感を煽るだけ煽るこのカメラワークに殺されてしまうのだから。

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

5.0

こんなにも印象的なオープニングがあるだろうか。

常に先を歩いて行ってしまう、親友に対する複雑な思い。
きっと彼も重なるものを持っていたのではないかと思う。
初めてのショッピングモールのシーンは、まる
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

-

第三次産業にほとんどの人が属する現代の日本では、確かにどこにでもあるサービスが、業種によって呼び方は違うものの、人の優しさで支えられたお金で受け取れる幸せなのだろう。
一方で安室の商売はなんでも、誰に
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

前作は人類の文明が残っていた気がするのですが、今回は世界は核の炎に包まれたのナレーションからスタートするので完全にyouはshock!
警官として無法者たちを懲らしめるマックスも格好よかったですが、
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.5

生傷が似合う男、マッツミケルセン。
本作ではただただ不憫な男を演じます。
ストーリーはある程度知っていたのですが、それでも辛い。
雨の中ただ土を掘る。
教会での感情の爆発。
怒りの表現が真に迫っていて
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

メンヘラビッチのドランちゃん。可愛い。
サラとの会話シーンの表情が良い。
ラナデルレイのultraviolenceを最近よく聞くので流れてきた。
ケベック(あってるかな)の田舎の寒々しい風景がストーリ
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8人の女たち(2002年製作の映画)

4.0

古い映画のようであり、舞台のようであり、テレビドラマのようであり、ミュージカルのようであり、ミステリ小説のようであり。

オープニングからオードリー風のヘアスタイルと顔立ちに真っ赤なコートをまとった長
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