あの時飛び乗れた新幹線にもう飛び乗れない現実のつらさよ。辛い世界で人が救いだけど、人に縛られもする。
山田洋次監督の捉えていたものが今後の世界でどうなっていくのか気になる。
少しトーンダウンしながらも、味わい深い面白みがあります。
ある程度生きてきた人間にとって、生きるとは誰かの思い出と一緒に生きるということで、それは素敵なことだなと思わせてくれる。
そして、寅さんの思い出はもちろん映画ではあるけれど、ある意味観客の我々にとって>>続きを読む
いしだあゆみさんの色気と切なさよ。
ラストシーンの作次郎のイキさと「じいさん、冷たいビールでも飲むか」のセリフがすごく好き。