横山さんの映画レビュー・感想・評価

横山

横山

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

夫をフレームから除外して2人だけでイチャイチャする場面はホラーとして結構楽しめたけど、それ以外は全く面白くない、全く!
薄っぺらい物語をオモロない会話で長々と伸ばしに伸ばしたしょうもない作品、体感時間
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美しき仕事 4Kレストア版(1999年製作の映画)

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『汚れた血』のあいつに似てるなーと思ってたら、あいつだった。あの映画もあんまり覚えてないんだけど最後の走るシーンは強烈に印象に残ってて、この映画の最後のダンスも今後も忘れないんだろうなぁと思ったり思わ>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

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去年くらいまで全然カサヴェテスの良さわからなかったんだけど、ただただ視野が狭かったんだなと痛感してます。
カサヴェテス良すぎるなぁ、どうやったらこんな映画が作れるんだ。

リンダとイリナ(2023年製作の映画)

5.0

すばらしい&号泣

なんらかの真実味がありゃドキュメンタリーだろうがフィクションだろうがどっちだっていい

エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K(2005年製作の映画)

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縦読み字幕が読みづらい

両論併記的な感じで割と中立な作りだが、いくらシリアや他の地域から迫害されたりしたとは言えユダヤ人がパレスチナ人の土地を奪うことの正当性はない。受験世界史の知識しかないが、いつ
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

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『ライド・オン』とセットで。

スタントマンだけじゃなく香港映画界への理解が深まった。
あの時計台落下シーンでマースもスタントやってたのは知らなかったのでびっくり。

狂乱の日々 デス・ロードの戦い(2017年製作の映画)

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とかいうただの奇跡。こんなにも精神と身体が擦り減るものを制作できたスタッフとキャストには尊敬と感謝しかない。
450時間の素材を2時間にまとめ上げた編集は改めて凄
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関心領域(2023年製作の映画)

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カタルシスがないから退屈とか言ってるレビューを見て本当に吐き気がした。


以下、公式Xアカウントから引用

ジョナサン・グレイザー監督
アカデミー賞 国際長編映画賞受賞時スピーチ
全訳
★★★
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ライド・オン(2023年製作の映画)

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話はとっ散らかってて展開は雑だけども、これはジャッキーにとっての『ライムライト』であり、『ロッキー・ザ・ファイナル』でもあり、『蒲田行進曲』でもあり、『トップガン:マーヴェリック』でもあるアツい映画。>>続きを読む

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

5.0

今までに感じたことがない映画体験。
何がどうなって面白くなってるのかさっぱりわからないし、どうやって演出したらこんなものが撮れるのか謎すぎる…
うまく言い表せないけど、オーディションのシーン観てる時に
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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ジャン=ピエール・レオが白桃ピーチよぴぴくらいずっと何言ってるかわからないんだけど、なぜか3時間半超の会話劇を飽きずに見れた。
多分濱口竜介は目線&POVショットなど色々影響受けてるんだろうけど、濱口
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エリックを探して(2009年製作の映画)

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ただただカントナが自己啓発を促して、特に主人公は努力もしないまま、いつの間にか一件落着する下品な映画。

うたうひと(2013年製作の映画)

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東北弁の訛りが強すぎて8割くらい内容聞き取れなかったのだが、とても良かったです、濱口映画の解像度が爆上がりした。
喋ってる人がシルエットだけになったり、車の中での会話などほぼ『ドライブ・マイ・カー』だ
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なみのこえ 気仙沼(2013年製作の映画)

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摩訶不思議なカメラワークはZ方式の仕掛けと別のテイクを繋げたとのことで納得したけど、何回かショットが切り替わる時、しゃべりながらのアクション繋ぎがあったのはどうやったんだ?

なみのこえ 新地町(2013年製作の映画)

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さすがに最後の対話の正面ショットの光のあたり具合は編集でいじくってるよな

なみのおと(2011年製作の映画)

5.0

ワン・ビンの『青春』以上に物理的にあり得ないと思える構図と意外にも和気藹々と当時のことを振り返る被災者の会話に終始愕き。
そして、あまりにも濱口竜介の劇映画のようだったので、全部まるっとフィクションな
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走れない人の走り方(2023年製作の映画)

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併映してた『鏡』という『THX-1138』みたいな映画とテイストが違いすぎてびっくりした。
夜に海でロケハンしてたら軽バンロケ車のタイヤが砂浜にハマってしまうというバカさにもびっくり。

何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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大半の人物の声が終始聞き取りづらいため全体の3割くらい会話が聞き取れなかったが、めちゃくちゃよかった。この頃から才能に溢れまくってるじゃないか、なんなんだ。荒削り版の『親密さ』というか、濱口なりの『ハ>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

まだまだ全然理解できてないと思うけど、ぶっちぎりに好きだ、西部劇しか勝たん。
最初の方のシーンで主人公が運転する車が画面の手前に進む時、背後に聳え立つ雪山がぬくっと正体を表すあの瞬間が好き、ああいうド
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青春(2023年製作の映画)

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179分の『RRR』は体感5時間くらいでめっちゃ長く感じたけど、この215分は全く飽きなかった。

カメラ一つで撮ってるのにも関わらず、整音がレベル高すぎるせいか、会話の最中に突然切り返しのショットが
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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

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岡本喜八映画に出てくる人は全員個性的で表情と動きが豊か過ぎて宮崎駿アニメを見てるよう。佐藤允の顔それ自体が超絶スペクタクル、ジョン・ウェインにも負けてないよ!

岡本喜八の義理の息子と佐藤允の息子のト
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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めっちゃ好き

サッカー解説者の林陵平さんがプレミアリーグの中継で「キーパーが上手いと試合が締まりますよね」ってよく言ってるけど、映画も同じように脚本が良いと作品全体ががカチッと締まって雑念がなくなり
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怒りの日(1943年製作の映画)

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ナイスモノクロ映像だけど、やっぱ内容がクソ真面目過ぎて笑っちゃう、ごめんなさい。