デヴィッド・ボウイの曲が使われる映画にハズレはないって誰かが言ってた(オレは言ってない)
主人公家族にギリギリ感情移入できるライン攻めててよい。
登場人物がどいつもこいつもひどい目にあってるけど、イヤな気持ちにならずに笑える。
個人的な問題で精神的に追い詰められていくアーサー。現実を都合よく解釈して過激化していく民衆。この2つが最後につながってジョーカーという現象が生まれる。これこそがジョーク。
復讐劇から逃走劇にフォーマットが変わってしまったのは個人的にはいただけない。
1や2のような復讐を遂げたカタルシスがない。
キャスティングが致命的だし、モノローグ多用した脚本は稚拙だし、音楽や演出のセンスがクソダサだったのは確かだが、見どころがないわけでもなかった。
原作をうまくまとめた構成は良かったと思う。
ディカプリオとブラピが一緒にドラマ見てるときの空気感がとてもいい。
好きなミュージシャンは映画化するような壮絶な人生送らなくていいですとこれ見て思った
アクションも音楽もギャグもすべてが過剰。
だがそれがいい。