マヒトゥ・ザ・ピーポーの世界観と言えば世界観だし、GEZANの歌詞の感じでもあるんだけど、映画になって台詞として出されると臭すぎるし青臭いと言うか生臭い。吹越満が波止場で花束を置いて行くシーンは一周回>>続きを読む
トリニティ計画成功までが最初のクライマックス、その後の1時間はひたすら緊張感が張り詰めた公聴会のやり取りとオッペンハイマーの葛藤が続く見応えのある展開。
登場人物が多く立場も複雑なので名前だけ出てき>>続きを読む
原作は未読。
浅野いにお特有のネットスラング多用の厨二病セリフは想定内として、展開と作画に疾走感があって思ったよりも面白かった。不穏でダークな回想シーンとどう折り合いを取るのかは次回の楽しみ。
門>>続きを読む
上原ひろみが監修した音楽と演奏シーンは素晴らしいけど、ストーリーはありきたりで陳腐。
IMAXで観て良かった!ティモシー・シャラメもゼンデイヤも大画面映えする格好良さと表情だし、サンドウォームや戦闘シーンはIMAXだからこその迫力があったと思う。
ストーリーに関しては所々理解しづらい>>続きを読む
フランス国内の話なのに政治家も市民もみんな英語で話していて最初からめちゃくちゃ違和感があった。日本の戦国時代なのに武将たちが英語で話している感覚だと思う。もうその時点で映画に入り込めなかった。
ナポ>>続きを読む
上映時間(2時間半)より短く感じるくらい引き込まれた。
ただ、裁判では一応結論は出たけど真相は結局どうだったんだろう?実は違かったとなってもそれはそれでよくあるサスペンスものみたいで陳腐だし、真相は>>続きを読む
母権主義に由来する母親からの支配とマザコン息子のトラウマに関するメタファーたっぷりの寓話でした。
幼い頃から欲を抑圧されてきたことにより精神的・肉体的トラウマを抱え幻覚やら被害妄想やらに囚われてきた>>続きを読む
オリジナル版を観た上でリメイク版を劇場で鑑賞。
こういう虐げられた黒人女性の立身物語は展開も主張も分かりやすく特に新鮮味もないから、オリジナル版を観てストーリーを頭に入れた後にミュージカルパートを楽>>続きを読む
ライブをまるまる楽しんだ感覚。デヴィッド・バーンのカッティングギターは本当に格好良い!『アメリカン・ユートピア』の原型というより、若かりし頃のデヴィッド・バーンによるエネルギッシュで初期衝動的なプリミ>>続きを読む
サイコ(psycho)ゴアマン(gore man)をPGと略すのってE.T.のオマージュっぽくて笑えた。
良い意味で馬鹿馬鹿しいB級映画で設定もストーリーも全てくだらなくて、アンチフェミニズムっぽい>>続きを読む
Myfff2024作品
身勝手な父親がドラッグレースの大会に出場するために、娘を連れ去って旅をするだけのロードムービー。自分のことしか考えられない主人公には全く共感できないし、それに付き合わせられる>>続きを読む
Myfff2024作品
青春コメディなんてどこにでもある映画だけど、密造酒を介した男女の高校生の友情という字面だけ見ると興味をそそるテーマの作品。
何年も使ってなかった蒸留酒製造機に腐ったプラムを>>続きを読む
Myfff2024作品
こういう同性愛ものって、徐々に惹かれ合うみたいな展開ではなくてどうして一目惚れからの突発的な抱擁に流れるんだろう?ジョーとウィリアムはお互いのどこに惹かれたのかが描かれてなく>>続きを読む
旅立つ時は感情や欲望の赴くまま、そして帰路につく時は理知的な判断に基づいているという点で、ベラの理知的な成長を描くロードムービーのような作りにもなっているのが興味深かった。船上やパリを経て語彙力も豊か>>続きを読む
原作が好きで映画化された時に観たかったけどタイミングが合わず漸くNetflixで配信が始まって観ることができた。
漫画原作に忠実な台詞にありがちな言葉遣いやディスコースの不自然さはむしろこういう設定>>続きを読む
フィルムによる下町の夕暮れの撮り方が美しい。劇中音楽がないことで、生活音や息遣いなどが生々しく聞こえるのも効果的だった。
泥臭さ、実直さ、優しさ、もどかしさなど色々な感情が岸井ゆきのの演技と表情に表>>続きを読む
弱者にとって普通に振る舞い地道に生活しないとと生きづらい「すばらしき」世界(=社会)。
独裁的で高笑いの信長、真面目に天下を狙う光秀、家臣と一緒に飄々とヘラヘラする秀吉、姑息ながら焦らない家康を中心に展開しながらも脇役がみんな一癖あり、まるでコントだった(清水宗治こと荒川良々の切腹に至る>>続きを読む
重厚感のある作品をじっくり観たという感じ。ディカプリオもデニーロも完璧。思ったよりも長さを感じなかったのはストーリーテリングの上手さだけではなく、編集や音楽の優れていたのも大きい。
舞台演劇と劇中劇でのアステロイドシティーという砂漠の町を行き来する(そして一人二役)という複雑な構成、多くの個性的な登場人物、謎の専門用語とウェス・アンダーソン作品の中で1番の難解さ。
これまでの作>>続きを読む
思ったよりもサスペンス。「自然に善悪はない」「蛍の発光は交尾のためと捕食のため」という台詞が伏線になって最後に真相が明かされるけど、予想できるというか、そうじゃなかったら単なる感動法廷ものだし。チェイ>>続きを読む
前作『Xエックス』とリンクする台詞やパールの躊躇なくザクっといく感じも相変わらずなんだけど、前作の方がB級ホラーオマージュと狂気のバランスが良かったかも。
パール(ミア・ゴス)の最後の笑顔が一番怖か>>続きを読む
まさかの“to be continued”!めちゃくちゃ気になる終わり方!
映像表現が細かくて綺麗でスタイリッシュだから次から次へと進んでいくのがもったいないくらい。もっとじっくり見たい。次作への予>>続きを読む
是枝監督の描く「藪の中」という印象だけど、それだけではないのが良かった。
10番の「特定の人にしか手に入れられない幸せは本当の幸せじゃない。誰でも手に入れられるのが本当の幸せ」という台詞がグッときた>>続きを読む
赦し…forgiveness
許し…permission
前者は謝罪や罪への行為、後者は権威者からの権利の付与。この対比を「男と女」「神と人間」に置き換えると色々と見えてくる。
そして、閉鎖空>>続きを読む
ラスト10分はジャネール・モネイのためのプロモーション映画。クレイジーな白人至上主義者に立ち向かうブラックライブズマターという意味では、最近のだと『ゲットアウト』と同じ系譜の作品。
過去と現在が交錯>>続きを読む
子供時代と大人時代でクロスオーバーしながら話が展開するものだと勝手に思ってたから、ほぼ11歳のソフィーと父親のリゾート旅行の描写で少し拍子抜けしたというか思ったよりもほのぼの映画だった。先入観なしで観>>続きを読む
良くも悪くもマーベル作品って感じ。迫力とスピード感とコメディ要素に感動的な終わり方。個人的にウォーロック役のウィル・ポーターがツボ。『ミッドサマー』のチャラさと死に方が頭に残って。なのに全身金色オール>>続きを読む
文字通り“糞”みたいな仕事だけど「どっこい何とか生きております」って感じの若者と声を失ったけど居場所を見つけた娘の青春映画(捨てる神あれば拾う神ありってことなんだろうね)。現代劇でもできそうだけど、敢>>続きを読む