YohKitajimaさんの映画レビュー・感想・評価

YohKitajima

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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.5

後追いで同じ目標に挑戦する若者が断念する様子を見て大はしゃぎするナイアド62歳、好感が持てる。

TAR/ター(2022年製作の映画)

2.6

微妙。
前半の、一つの場所で長話→移動、を繰り返すあたり、特にアカハラ講義のところなんかは『ジャンヌ・ディエルマン』を思わせて面白く観られたのだが、後半の安っぽいイベントで話が転がり始めてから異様に雑
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

4.2

仲間集め、鳥を手懐ける兄ちゃんの辺りまではザック最高傑作かなと思ったけど、脈絡なく蜘蛛女が出てきたあたりから異様に駆け足になったな。しかし、鳥に飛び乗るところ、二丁ライトセーバーで見得を切るところ、最>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.4

楽しくはあったが、ザックの本領はこんなもんじゃないだろう。

悪魔の赤ちゃん3/禁断の島(1986年製作の映画)

5.0

良い映画や。

冒頭の法廷に引き摺り出される赤ちゃんの存在感のギラつきようなんか凄かったし、5年後の所帯持ちな姿の内蔵感も良い。

島パートも、最後に島が映るのが、取り残されたおっさんが夕陽を背に「俺
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悪魔の赤ちゃん2(1978年製作の映画)

3.7

分娩台で運ばれてく妊婦に、大勢の警官が一斉に銃を向けるカットなんか良かった。

ブルービートル(2023年製作の映画)

4.4

オモロイ。

大企業の、名前をわざと英語読みしてくる、”メキシコ人あるある”な名前で呼んでくる、等の移民搾取描写の厭さも良かった。

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.5

画がかっこいい!レフンっぽさあるライティング。

ヤヤン・ルヒアンがドア開けたら雪降ってるところ、美しい…。

ザ・レイド(2011年製作の映画)

5.0

再見。
人間の頭部を掴みながら後ろ向きにジャンプしてドアのヘリで破壊するところ、やば。

悪魔の赤ちゃん(1973年製作の映画)

4.0

銃から逃げる赤ちゃんが、出くわした人間の喉を食いちぎって死体を残して消えるところのカット割の荒々しさなんか良かった。
冒頭の病院の、妊婦の繋がれた手術台の壊れ方も凄い。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.2

何もかもが物足りず…。

ヴィランソングと戦い前の決起ソングは良かった。終盤、ああいう曲の使い方をするならヴィランソングの旋律を乗っ取るくらいのことはして欲しかった。あれでは『私ときどきレッサーパンダ
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大魔神(1966年製作の映画)

4.0

人間を壁に押し付けてゴリゴリやるところ、良い。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.4

しょうもない嘘ついてすぐバレる、みたいなのが複数回あって笑った。

人間と馬と砲弾がひたすら氷を割って落ちていく辺り、むっちゃカッコいい。

ギロチン断首オープニングと、庶民のギロチンを模したパフォー
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マーダー・セット・ピーセス ディレクターズ・カット版(2004年製作の映画)

3.0

ゴアフェス4本の中では若干パンチ力に欠けるものの、出来の良い手堅い作りの映画ではあった。人形と骸骨が同時に映るカットや、子供が線路の上から死体を見下ろすとこの危うさなんかは良かった。

セプティック(2022年製作の映画)

5.0

良き映画。

終始耳障りな機械の作動音やアポカリプティックな電磁音が鳴り響いてるのは非常に好み。
複数ある、骨から丁寧に肉を削ぎ落としてく人体解体はかなり見応えあった。
黄色い膿の吹き出す腐ったヴァジ
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ディック・ダイナマイト ナチ皆殺し血風録(2023年製作の映画)

5.0

いい映画。『スターシップ・トゥルーパーズ』的ノリも感じる。

同じ人間が複数の人間の英語吹き替えしてんのかな?やたらと同じようなテンションの声色の奴が多かった。

悪役の、主人公の決め台詞の途中に騙し
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ブラッディピエロ 100人連続切り裂き(2007年製作の映画)

3.6

殺人が始まると、かなり短い間隔で気合の入った殺しを多数見せてくれるので、好印象。腸がぼとぼと落ちるタイプの腹切りが多いのも嬉しい。

人間関係も、主人公の男女の親しい友人としての関係とか、健全なジョー
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

5.0

だいぶコヴェナントと連なる部分があるような気がする。誘拐した相手の前でうっかりマスク外しちゃうような誘拐犯たち、「芸術は永遠に残る」みたいな発言、15ドルでしか売れない収集品、天使の子供の絵画を抱いて>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.5

冒頭の、斬られた首の胴側の断面からサワガニがわらわら出てくるところで、心惹かれた。

BL三角関係なんかも良かった。恋に熱い遠藤憲一、なんだかんだで愛情を返されると素直に喜ぶ加瀬亮、2人を無自覚に振り
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

4.0

地獄へのアクセスをかなり厭な形で見せてくれて、満足。一瞬挟まれる、悪魔がコンドームみたいな膜を突き破ろうともがいてるカットなんかもだいぶ良かった。地獄とこの世の境界は、薄く脆い膜のみで隔てられているの>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

5.0

しっかり恐ろしい映画になっている。芝刈り機稼働させてそれに轢かれる男のところ、木に車が衝突して車内の人間が吹っ飛ぶところの引きの長回しなんか最高だし、ババアが子供の手を叩くところのタイミングの空気の変>>続きを読む

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.2

久しぶりに観た。

ポーチでの語らいから椅子写すとことか、いい場面だな。
エイドリアン・ブロディがホアキンを無音で刺すところのナイフの見せ方とか、その後また椅子写すのとかも良い。

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

4.4

下水でパンパンになった牛の腹を割いたら、幼生ウナギに寄生された牛の胎児の死体が出てくるとこ。やば。

一旦狂人判定とかウナギ一番搾りとか受け入れるタイミングがあるのが良い。

レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

4.6

不思議な映画やなー。

「吃音の管理人の舌の回りが異様に良い」、これだけで皆んな妖精の話を簡単に信じるのが好印象。ことこういう映画に置いては、異界の存在を信じさせるパートでダラダラ引っ張ってもしょうが
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

4.1

ギラギラの照明吹かして走るバットモービル、良いです。
今作のアーマーに関してはかなりカッコいいと思う。ロビンのアーマーデザインなんか、ちょっとナイトウィングっぽさもあってうまい具合に馴染んでる。

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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

4.5

ほぼ全カットに蛍光色が映り込むので既に好印象なのと、執拗に非生物の眼球破壊を見せてくるのが良い。トゥーフェイスはジムキャリーに喰われてたと思うけど、死に様は非常に良し。コウモリのイメージなんかもかなり>>続きを読む

たたり(1963年製作の映画)

4.0

冒頭の階段転落、首吊りの死体の見せ方、そして心霊調査みたいな始まりは良かった。

主人公がどんどん家に取り込まれていくにつれて、家の装飾が人の顔面みたいに見えてくるのが良い。

回転(1961年製作の映画)

4.5

執拗に主人公の顔面をアップで映すので、ラストのあの顔の変わり様は十分に映えてた。

距離感の掴み方がおかしくなる様な撮り方をしてるので、屋敷を小人や巨人が徘徊してる様に見える異様さ。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ登場シーンは全部アガった!前半は内臓はみ出た深海魚(最初見た時、内臓だってのに気が付かずに「なんて卑猥なデザインなんだ」と思った)がぷかぷか浮いてるみたいなのあったけど、後半に行くにつれ予兆なし>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.1

ちょうど良い面白さの娯楽作。

異様に物分かりが良い登場人物ばかりなので爆速のテンポで話が進むし、何よりヒーローモノとして、人助けがメインになってるのが嬉しい。宇宙を漂うキャプテン・マーベルなど、画的
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