kimaguremovieさんの映画レビュー・感想・評価

kimaguremovie

kimaguremovie

映画(144)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ターミナル(2004年製作の映画)

4.2

舞台はNYのJFK空港。実質パスポートを失い、入国も帰国もできない。まさに非日常で過酷な設定。自分もパスポートを無くし空港で4時間ほど自分を証明できない状態で空港にいたことがあり、ドキドキしました。>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.2

飛行機でたまたま観たけど最後までは見られず、帰宅して購入しての鑑賞でした。

設定の矛盾は横に置いておけば、難しいこと考えずに見られました。ファンタジーでほっこり。レイカは芯が強すぎるくらいだけど透明
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

徹底してバカバカしく、ご当地あるあるを散りばめて笑いを誘います。地域風土記のようです。

ディスっているかといえばそうなんでしょうが、わたくしには、一人ひとりの個性とか違いとか、一人ひとりがそれぞれ素
>>続きを読む

ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.8

元ナチスと成績優秀のサイコパスの恐ろしげなバチバチ。気味悪い、気色悪いというものではなく、心理戦を通じたやり取り。静かながらも鬼気迫る迫力。

サイコパスの少年はその後どうなったのでしょう。普段はエリ
>>続きを読む

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

3.6

強靭なネパール人登山家の数年前の偉業を伝えています。わずか6ヶ月で8000m峰14座をクリアする大記録。彼の信念と優しさ、ネパール人たちのチームワークをもって成し遂げました。

その名はニムス。日本も
>>続きを読む

昼顔(2017年製作の映画)

2.8

上戸彩、斎藤工がよかった。特に上戸彩はすごい。

挿入歌の作り手のファンなので見てみました。

ストーリーはつまらない。ホタルや星や信号にフォーカスしてる作り方はいいと思った。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トムクルーズがかっこよすぎます。
男子的にはジェニファー・コネリーがたまらないほど素敵でした。

ストーリーはシンプルながらも迫力は満点。見ていて、理由はわかりませんがとても嬉しくなる作品。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

ダニエルクレイグの007は大のお気に入り。なのにコロナだなんだで今まで見られませんでした。

シリーズ集大成は、あっという間の2時間半。今までと違ういろんなことを感じながらも、これでおしまいなんだ、と
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

最期まで前向きに自分らしく生きることが大切なんだと死にゆく映画なのに元気をもらえました。これまでの生き方は全く異なりますが、同じ境遇の高齢者が意気投合し最高の友情を築く過程が素晴らしいです。

とても
>>続きを読む

リービング・アフガニスタン(2018年製作の映画)

3.3

旧ソ連のアフガン侵攻の撤退を描く。ロシア映画ということで興味津々。ソ連とイスラム原理主義との戦いをどちらが正義ということなく描いていたのがよかったです。ストーリー自体はよくわからないところも多々ありま>>続きを読む

ハチとパルマの物語(2020年製作の映画)

3.6

パルマ(シェパード)とコーリャ(少年)の愛情あふれる物語。コーリャはストレートさがすごい。パルマの演技、特に目は犬好きはやられます。その他ロシアのそれぞれの出演者の役回りもなかなか効いてました。

>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

民主主義は民がつくる。たとえば2日前の都知事選。4年前の公約がどうなったのか知りもせず、知ろうともせず票を託していないか。言語化能力に惹かれただけで雰囲気で再選させていないか。

行かなきゃだめ、その
>>続きを読む

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.9

15分で端から端まで辿り着ける阪急電車を舞台にした、あたたかいストーリー。別々に生きるいろんな人の人生が電車で交錯します。誰にでもあるような悩みや出来事が、見ず知らずの人の機微に触れながら、もちろん自>>続きを読む

新宿スワンII(2016年製作の映画)

2.9

意外とそれなりにおもしろくもあった初編より、バタバタしていた感じ。

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

ラブロマンスならいいけど、パニック映画に変わり、辛くて切ない。そんな後味もある本作。ほんと辛かった。
20年ぶりに我慢してじっくり見ると、最後にあの感動が蘇りました。
老ローズがブルーオーシャンを海に
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

『歴史は繰り返されるのさ』と呟きながら見始め、序盤はあちこち面白くて笑ってました。ヒトラーは今ならエンターテナー。コメディ的に楽しかった。
しかしヒトラー。『昔だから』ではなく『今でも』アジテーターで
>>続きを読む

図書館戦争(2013年製作の映画)

3.2

期待していなかったからかそれなりに楽しめました。原作も読んでいません。図書館で戦争、という設定がお笑い芸人ダウンタウンのガキ使みたいで現実性を感じませんが、この映画はそういうところを気にしてはいけませ>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.1

松坂桃李くんはじめ俳優陣の魅力が随所に出ています。時代ものですが、どことなく現代風。金融の問題設定はつたなさを感じました。ラストはドラマみたいな終わり方でなんだかなあ、というところもありましたが、素敵>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

題名が下品な感じがして少し避けてましたが、みてよかったです。余韻が残ります。想いをまとめ切れないです。

万引きを媒介にそれぞれの人生、家族のあり方、考えさせます。
それぞれ過去を背負い、事情を持ち、
>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハビエルダニエルが演じる凄みある殺人鬼。この冷酷な鬼畜に、大金を見つけ持ち去ってしまった男性が追われます。知恵を絞って逃走します。無慈悲な大男はあちこちで人を殺しまくります。手口、ルールが非道で目が離>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

楽しい映画が見たかった。
コメディと、言いながら、とても心地よいストーリーでした。キャスティングとしては、エドシーラン、リリージェームズにたまげました。

なによりビートルズの偉大さを再認識。各曲の配
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

Queen、フレディマーキュリーのストーリー。Queenファンだけでなく、同じ時代を生きた人々の興奮必至。フレディの生き様をよく知ることができました。
Queenは大ファンではありませんでしたが中学時
>>続きを読む

コロニア(2015年製作の映画)

3.6

ドキドキで心臓に悪いですね。ナチス残党による実話だとは。エマワトソン綺麗でした。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.6

半年ぶりにみた映画。翌日に樹木希林さんが亡くなりました。
体調悪い中撮影した映画だったかと思います。
マイケルジャクソンも、亡くなる前の日に何時間も皆んなで観て語りあった、ということがあります。
今回
>>続きを読む

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.3

反政府側の人間として迫害された他人の3人が難民として苦悩しながらそれでも人間として異国で住み着こうとするものがたり。
静かに暗く進みました。人間社会にあるさまざまな問題を陰にひなたに散りばめながら。
>>続きを読む

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.4

よくあるTime Machine的な話です。綾瀬はるかのゆったり感がいいのはもちろんなんです。
江戸時代のままのような、いろんなしきたりを頑なに守るサウジアラビヤを思い出してしまった。ほんと行くのが大
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

知られざる英雄、偉業。とともに、計理、計算という意味がある題名でしょうか。あるいは、こびりついた差別意識という皮肉も込められているようにも見えます。

NASAの偉業を支えた3人の黒人女性の物語。差別
>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.5

とても久しぶりのレビューになります。

『間の素敵さ』を感じる映画は久しぶり。
ひとはどこまでもやさしく、そして愛することができる。ひとは最後には逃げてはいけない。向き合ってこそ未来がある。
そんなこ
>>続きを読む

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.1

プロの仕事をリスペクトします。
肩の力、何も入れなくてお気楽な中身で楽しかった。

>|