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華氏 119のkimaguremovieのレビュー・感想・評価

華氏 119(2018年製作の映画)
4.0
民主主義は民がつくる。たとえば2日前の都知事選。4年前の公約がどうなったのか知りもせず、知ろうともせず票を託していないか。言語化能力に惹かれただけで雰囲気で再選させていないか。

行かなきゃだめ、その前に考えなきゃだめ。失望したらおわり。政治業界の思う壺。投票率100%、最多得票者棄権。これが民主主義の理想かもしれません、などと思いました。政治に関心を持ち、語らうことがいかに大切なことなのか。

トランプは、日本にとって相対的にプラスのこともしているから、まあいっか、とかけらでも思った自分に反省。かと言って、民主党がいいわけでもない。アメリカがこれです。世界の民主主義は危機にありそうです。

そしてアメリカの足元にも及ばぬ日本。この国にマイケルムーア。出て欲しいが無理。

というよりも、この国は最後には戦争で破滅してしまった100年前のままなのかもしれません。

考えて語り合って、それで誰もいなかったら、まずは白票を入れましょう。話はそれからです、かもしれない。

映画の感想ではなくなってしまいました。そうさせるほどのマイケルムーア、次の作品にも期待します。
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