ソニこうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

★これまで観た映画の中で、最も愛おしくて、最も大切にしなければいけない傑作。

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人生ナンバーワンムービーを更新しました。こんなにも心奪われて、幸せな気持ち
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落下の王国(2006年製作の映画)

2.0

◎劇中作で進む映画が、生理的に合わないのかもしれない。

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この映画が好きな方、ごめんなさい。デヴィッドフィンチャーが制作に関わってるということで期待して
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.0

★逞しく、美しい彼女の瞳から、不屈のエネルギーを感じ取る。

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消失した夫を探すべく、妊婦の主人公は立ち上がる。遠く離れた街で身寄りもない中、果敢に手がかり
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.6

★この映画は、"差別"について重要な気づきをもたらしてくれる。

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本作を観終えた今、自分の心の中にも、差別意識があったことに気づき、呆然とさせられている。
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.7

★偉大な数学者が導き出した、人生の解。

それはやはり、「愛」だった。

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ノーベル賞受賞者の数学者ジョン・ナッシュ。妻と共に歩んだ彼の生涯を描いた良作。
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.9

★「愛する人との日々を大切に」というワンメッセージが、胸に染みわたってくる。

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亡き夫へ宛てた手紙。返ってくるはずもないのに、夫の名前で返事が来た。謎めい
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

★美しきAIガールとの静かなる会話劇。

会話の節々に感じる、恋心と不気味さと…。

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ノンフィクション映画だと思って鑑賞してほしい。現にAIは文章もデザイ
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サウルの息子(2015年製作の映画)

3.3

◎ユダヤ人をガス室へ送るユダヤ人。彼の目に映された、アウシュビッツの地獄。

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慣れた手つきでガス室へ送り込み、その後の死体処理も行う。そんな仕事を担うユダ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

2.4

◎心温まるやりとりは良かったのですが、面白さは分かりませんでした。。。

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会話劇で、かつFilmarksスコア4点ということで、かなり期待して鑑賞したの
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(1974年製作の映画)

2.9

◎全くもって理解できない。けれど、確かに心は震えていた。

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「頭で理解するのではなく、体感せよ」と、鑑賞前の自分に言いたい。ピッチピチの25歳の僕にとって
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

★人類史上、最も命が軽んじられた場所で、何があったのか。

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当時の映像かのようなリアルさ。人が気まぐれに殺されていくシーンの連続。目を背けたくなる3時間
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.3

◎"映像体験"というよりかは、"音楽体験"を堪能する気持ちで観に行くのが良さそう。

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かなりベッタベタのアニメ映画のように感じたので、ストーリーはそこま
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.7

★"生きたいように生きること"の残酷さを、ドストレートに訴えかけてくる良作。

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生きたいように生きること。自分だけにしか見えない夢にすべてを賭けること。その
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

2.5

◎映像美も、役者陣の演技も素晴らしかったが、盛り上がりに欠けた印象。

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愛する人が認知症になる。これまでの2人の思い出が、彼の頭の中から取り除かれてしまう。
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パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

2.4

◎Filmarks3.5以下は、要注意。

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あらすじを読んで、「面白そう」と思ったものの、いざ本作を観始めたら、「なにこれ…?」と冷めた目に。

映像も、
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.4

★見たことのない映像と斬新な展開。度肝抜かれる怪作。

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冒頭から大柄な女性が裸で踊っているシーンが続く。「なんだこれは?」と異様な光景に固唾を飲む。

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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

★見返りを求めた善意は、人を破滅させる。
    
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ネットを見てるとたまに流れてくる、やばい人たち。たとえば、「あんたの心笑ってるね?」と電車内で怒るお
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.4

◎生きている限り、ひとりぼっちじゃない。

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かなり展開が予測できるので、そこまで大きな感動はなかった。しかし、冒頭シーンの主人公・オーヴェと、ラストの彼と
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

★二度とこの映画のことは思い出したくないけれど、たぶん一生忘れられない。

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自分なりにスコアの付け方にはこだわりを持っていて、1番のポイントは「感情がどれ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

★シャッフルされる時の奔流の中で、最後にすべてがつながる"快感"。

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かなり緻密につくられた脚本。久々に圧倒されるタイムトラベル映画と出会いました。

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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

★亡き友とゆく、弔いのロードムービー

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自分をおいて逝った友への恨みと、どうしようもない後悔と。彼女の遺骨を抱え、主人公は最初で最後の旅へ出る。

残さ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

3.8

★突然、どうしようもなくピクサーが見たくなった

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ツラいときに、心を洗濯してくれるもの。それが自分にとっては映画になります。ただ今日は、どうしようもなくピ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

★ちひろさんの生き様に、惚れ惚れする。

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登場する人物は皆、何かしらの悩みや痛み、孤独を抱えて生きている。

しかし、ちひろさんを前にすると、それらの痛み
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つぐない(2007年製作の映画)

3.5

★「つぐない」をテーマにしつつも、そこに描かれていたのは美しき世界。

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この映画には、幸せな人間は1人も登場しない。ある人物は、過去に犯した罪の重荷を背負
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.7

★惚れ惚れする、冷酷で非情な主人公。

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この映画は、ただひたらすら主人公の邪悪さを剥き出しにし、観る者を圧倒する。成功することだけを追い求めた男の狂気と孤
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.9

★たとえそれが、正しい選択でなくてもいい。どんなにバカげた選択であってもいい。

迷わずに、愛を選びたい。

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これからの人生できっと、色んな岐路に立つだろ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

2.4

◎ギャング映画、ニガテなのかもしれない(涙)

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出ました。10作品に1回くらいの頻度で訪れる、フィルマークスの皆さんは高評価なのに自分だけハマれない、寂し
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

★失ったさきにも、きっとハッピーエンドはあると思うから。

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この映画、かなり分かりやすくて見やすい。悪く言えば、既視感の連続の映画なのかもしれない。けれど
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.8

★鑑賞後、胸に残っているのは、温かな幸福感。…素晴らしい映画に出会えた。

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本作を見ると、心が洗われる。世界が違って見えるようになる。平凡な日常の一瞬一瞬
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スーツの中は?(2012年製作の映画)

3.0

◎ただただ、悲劇。

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ジャケ写からは想像できない展開。彼女の異変は冒頭から気づいているものの、まさかそんなことになるとは。思いもしない彼女の行動に、混乱さ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

★声をあげて笑ってしまうほどの爽快アクション。

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いや〜めっちゃ気持ちよかったです!昨年見た『ブレッドトレイン』同様に、素晴らしい爽快アクションで、かなり
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

★悪役でも、仮面をかぶっていても

なぜか惹かれてしまう、イーサンホークという役者

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イーサン・ホークとの出会いは、『ビフォア・サンライズ』シリーズ。この
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

2.6

◎独特すぎる世界観に、やや困惑。

心温まる映画であることは、間違いない。

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「よくわからない」というのが、正直な感想。フィクションをごちゃ混ぜにしなが
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.9

★ラストシーンのセリフでやられました。

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マンネリ化したカップルに観てほしい。ベッタベタのラブストーリーですが、25歳・独身のワタクシ、不覚にもおんおんと泣
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

◎ブラムハウスに、外れなし。

軽快なタッチで描く、タイムリープホラー。

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目の下にくっきりとクマをつくり、急ぎ足で道をかき分けていく女。日頃の行いの報いと
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

★どんな言葉を尽くしても語りきれない映像体験。

すぐそこに確かに存在していた、パンドラの世界。

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まず、一言。Dolby Cinemaで見るべし。今さら
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