映像化素晴らしかったな。でも漫画、やっぱり面白かったな。あのリズム感が好きだった。
全然別件で映画館最悪やった。
初無声映画、初活弁。まずは映画の感想から。
喜劇映画としてものすごく完成度が高い。つまりずっと笑える。下手に悲しい展開など入れず、ずっと馬鹿馬鹿しい。それも話の筋ではなく、素っ頓狂であり間抜けであ>>続きを読む
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さすがのシネマトグラフ。逆に単調さが過度に演出されている気がするし、それが退屈を招いていたとも言える。
さて、シネマトグラフへの疑問はここまでにして作品の内容に触れていこう。
時代は1970年代>>続きを読む
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コンピュータのような無表情の男が、何も分からない現実にただ茫然自失になるという結末。
手紙の差し出し人は誰か。息子とは誰なのか。文字にするとミステリーっぽく見えるが、ジャームッシュ作品の相変わらず没>>続きを読む
映画館に行って、バレーするとは思わなかった。それくらい選手側への没入感えぐかった。特に最後辺りの演出では息切れした。映画館で見ないと。
余談だけど、作品全体のあらすじとかキャラクターの説明とかいう、>>続きを読む
何度見ても寝てしまうシーンと、絶対に魅入ってしまうシーンがある。ドメニコの演説・焼身とアンドレイの温泉場往復は不思議と絶対に起きて魅入る。
家で何回も見てるからもう発見はないだろうと油断して劇場に行>>続きを読む
原作小説は推理小説然としている。
つながりのなさそうな事象同士が、ある境目から不可逆的に結びつき一つの大きな像となっていく、というまさに推理的快感が原作の魅力たちの先頭を走っている印象。
しかし、映画>>続きを読む
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ブリュッセルに住む中年の清掃婦のハディージャが、電車での帰路、居眠りをしてしまいうっかり終点まで来てしまう。
お金もなく、夜行バスも訳あって運行中止。寒い冬のベルギーの夜空の下を仕方なく歩いて帰る話。>>続きを読む
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14歳の、双子の兄弟。
兄は、バイクもキックボードも自転車も乗りこなす。
弟は、そんな兄を熱心に目で追う。彼は少し発育が遅い。
おそらくこれまで兄と弟は常に一緒だった。どんなときも。
できることが増>>続きを読む
呼吸、色彩、構図、音声。これらの要素の作り込みがすごく、それらだけで物語ってしまえるため、セリフが一握りだけで成り立っていることに驚いた。
ただ、それは香川照之という怪優の存在が背骨として太く突き刺さ>>続きを読む