kameさんの映画レビュー・感想・評価

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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

2.8

場所が人を選ぶのではなくて人が場所を選べることが自由であって、去る事で消えないのが本当の居場所かなと思ったし「旅立ち」のテーマも良かったんだけど、恋愛やギャングでチープになってしまったのが残念

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.1

見逃さずに観たはずなのに細かい事を聞かれても何も分からないが真田広之がかっこいい事だけは分かった

THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.9

チャンヒョクによるチャンヒョクの為の映画。スタント無しのアクションと顔にかかる前髪の束一筋にも美学が見える。高校生との関係も気持ち悪くなる一歩手前、そんなことに時間を割いていられないアクションを魅せた>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

4.0

待ちにまった続編。主人公交代でどうなるかと思ったけど、シンシアとても魅力的。広がるだけ広がって詳細は次作へなので、これ単体だと何が何だかだけど、各キャラクターが魅力的でサイキックアクションは見ごたえが>>続きを読む

黒の教育(2022年製作の映画)

3.3

大人へのハードな通過儀礼。シリアスからブラックコメディへ。それ要るのかっていう描写があってキツイけどセンス迸る。エンディングの曲も良かった

遠地/本当に遠い所(2020年製作の映画)

4.0

安易に救いを描かないところが好きだった。雄大な自然と抑圧と
ホンギョンの静かな佇まいが合ってる

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.3

ファンジョンミン×カンドンウォンの騙された男が詐欺師と組んで騙し返す痛快バディ物。頭の回転と顔がいい事に自覚的な詐欺師カンドンウォンが良すぎた。スッキリ観れて楽しい

小公女(2017年製作の映画)

3.9

安定ってなんだろうなと
あんな少しの幸せも難しくなる世の切なさだったり、あれだけで生きられる強さだったり。実際にミソの様な暮らしができるかはあるとして、自分に必要な物を知ってると言うのは強いと思う。自
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王の男(2006年製作の映画)

3.2

芸人と王、正反対の生き方どちらも悲哀があって良かった。最後も良かった

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.1

見せられた、って気持ち。きついだろうと思って見たけどほんときつい。エモーショナルに作ってないとこ凄い。二度は見れないな…
追憶か

海にかかる霧(2014年製作の映画)

4.1

実際に起こった「テチャン号事件」を基にした舞台をポンジュノ制作、シム・ソンボ監督で映画化、と言う事で鑑賞

不況の中、密航に手を染めてまで必死で自分の船を守ろうとする船長と、濃霧と船上の完全密室、極限
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

5.0

好きすぎた

欠けた部分を補い合い憧れと嫉妬が入り混じりながら誰より大好きな相手。魂を重ねて生きる事。泣いた

少年の君(2019年製作の映画)

4.8

こんな美しい涙を久しぶりに見た。後半の演出凄く良くて主演二人、特にチョウ・ドンユイが凄まじかった

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.2

超緻密な演出が凄いなと思ったけど物語自体にそこまで乗れなかったかな

君だけが知らない(2021年製作の映画)

4.7

幻視と現実、分からない事の恐ろしさと切なさ、スッキリ感があるのに引きずる余韻が凄い。原題「明日の記憶」最後まで観た時効いてくる邦題も好き
。ポスター、映画を観ると分かる床に見えて別の物なの面白い

雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.8

貧しく暮らす田舎の少年達が獅子舞競技に挑む成長物語

中国社会を背景に厳しい現実に向き合う人々へ獅子舞を通し心に灯る炎の連鎖、熱き鼓舞。美しい映像と画面から漲る生命力、躍動感。中盤から涙が止まらなかっ
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善惡の刃(2016年製作の映画)

3.8

出世の為殺人の罪で10年服役した少年の弁護を担当する事にした弁護士をチョウンウがコミカルに好演。くすぶった男の正義感に火がつき弁護士として覚醒していく

警察の行いが余りに非人道的で実際に起こった事だ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

ベタだなと思いながら涙が零れる。子供の純粋な気持ち、大人の目線
またね、に何度も泣かされる
竹原ピストルさんハマってて良い

死体が消えた夜(2018年製作の映画)

4.0

不倫の果てに妻の殺害を企てた男が死体安置所で体験する一夜の話

殺したはずの妻に翻弄される男と切れ者刑事の辿り着く結末は途中でうっすら分かったとしても最後まで面白かった。伏線回収もスッキリのミステリー
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時間回廊の殺人(2016年製作の映画)

3.3

ある一軒家で起きた殺人事件の謎を時を経て解き明かすホラーサスペンス

前半のバーン!ドーン!のホラー演出のチープ感きついし本気でビビったが、終盤怒涛の伏線回収と密度で巻き返した
原作の「マザーハウス
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サバハ(2019年製作の映画)

4.2

双子の妹の足を齧って産まれた悪鬼と呼ばれる娘、エセ宗教を追う牧師、謎の宗教団体。仏教、密教、キリスト教の要素を混ぜわせたオカルトミステリー。少しずつ見えてくる真実と天地の反転、信じるとは

原題:사바
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.0

船の中で三つ巴の頭脳戦、削り合いを想像していたので面食らった。グロ描写は覚悟していたので大丈夫だったけど。後半のそうなんの!?の驚きは好き嫌い分かれそう。個人的に警察もっと頑張れと思ってしまったけど、>>続きを読む

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

4.7

母と妹と暮していたアメリカから母の病気の為に台湾に帰郷した13歳の少女。

アイディンティティーが揺らぎ慣れない環境で不安な心情が苛立ちとなって発露する思春期。重い病気で残される家族の心配と不安で繕え
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

4.1

40代で職を失い、今まで何やって来たんだっけとか、私って何も無いな~とか、ふと虚しくなるチャンシルにちょっと共感

うまく行かない事ばかりだけどなんだかちょっと元気になる日常のあれこれとファンタジック
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.9

凶悪犯を監視する特殊犯罪化の監視チームに入ったを持った新人刑事が、抜群の記憶力と洞察力で監視チームの仲間と共に犯罪グループとそのリーダーを追い詰めていくクライムアクション

ベテラン班長ソルギョングの
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女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

4.7

原題「Missing: 消えた女」

幼い娘と共に消えたベビーシッターを探すシングルマザー

二人を通して見る母、女性、社会的弱者置かれた立場、“消えた女”の声が切ない

出演お二人の熱演も胸に響く傑
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死を告げる女(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

原題「アンカー」
華やかな職業でキャリアを積んだ女性の恐怖とは
席を取られる恐怖、妊娠、出産がリスクになる社会。誰に人生を奪われるのか
始まりの死も「知ってほしい」からだった
きっかけになる“怖さ”を
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鬼手(2019年製作の映画)

4.0

「神の一手」に名前だけ出た正体不明の凄腕棋士「鬼手」のスピンオフ

復讐の為に鍛えぬいた身体と磨きぬいた頭脳で闘いを挑む、バトルアクション囲碁映画
神の一手と流れは同じだけど、こっちの方が展開が早くス
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神の一手(2014年製作の映画)

4.0

バトルアクション囲碁映画

復讐の為、刑務所で鍛えた格闘技と囲碁の力、仲間と共に悪に挑む
ほぼ漫画だけどケレン味にハマる本格エンタメ

囲碁での戦いを始めたと思ったら即バトル。冷凍庫で囲碁と格闘。
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.8

号泣した。悲しい涙では無く、人を受容する事、愛が与える何かに泣いた

そこに何があったのか、傲慢なのか献身なのか、お金を介さなければ一緒に居られないならそうするしかない、出会ってしまったらエゴでも何で
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.9

追う追われる二人が視線で表す心の機微と五感で交わる愛、永遠の謎に溺れる

2回観たいと言う人が多いのがわかる。全て拾いたくなるし解像度を上げたくなる、何よりあの二人の間に流れる物をまた観たい

画面全
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.6

仕事が終わらない────
働き過ぎて曜日感覚おかしくなってる現代日本を舞台に、謎のタイムループにチームワークで挑むお仕事コメディ。繰り返す月曜、上がる効率、高まる結束力、何も知らない上司。明日はどうな
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パラム パラム パラム(2018年製作の映画)

3.9

二組の夫婦織り成す浮気コメディ

笑った。達者な俳優陣と監督のコメディセンスでドロドロにならずに爽やかにまとまってた。ぶっ飛んでるので、不倫のドタバタは笑えたけどさすがにいい感じ風の着地はほんと悲惨す
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

バーフバリも好きだったけど遥かに超えた

ケレン味などと言う言葉は存在しない。ひたすらかっこいい映像の嵐。インド映画のだいご味“踊る”で泣ける

大味なので、それ…どうした…?な箇所はあるものの、画面
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

鬱屈した物が爆発する瞬間ってあるよねって思うけど理由を欲しがってしまうな私はきっと
ユーモアがそんなに合わなかったのでひたすら怖い。戦争って不毛だよねって感想。犬とロバが救い。人間って面白いな

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