ぱるみん9999さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ぱるみん9999

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映画(710)
ドラマ(158)
アニメ(0)

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

‪手紙は憶えているけど、私はすべて忘れてしまってるのよってか?
‪認知症高齢者は最近のことを忘れても、若い頃のことは明瞭に蘇るではないか‬
‪消し去ろうとしてはいただろうけど、人生の汚点として無意識に
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.6

本郷奏多、二階堂ふみは安定
悪役の佐藤健がとても似合ってる
上半身裸ごちそうさまです
木梨憲武のイメージはちょっと違う
内面からにじみ出る中年の悲哀が感じられず、どっか笑うとこ探してしまう

それにし
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火花(2017年製作の映画)

3.5

菅田将暉の相手役はプロの芸人さん?そじゃないとやっぱり漫才にならんのよなー
漫才はネタよりしゃべりです
菅田将暉は漫才よりモノローグが良くて、誰も乗ってない揺れる電車の映像からの語りはじんときた

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

篠原涼子は雪平のイメージが抜けなくて苦手だったんだけど、どこか狂ってしまったこの母役は良かった
裕福な家庭の世間知らずな奥さん
特別支援学校に入学なんてないだろ、親のエゴだよ
それにしてもこれは結局脳
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.4

さほど詳しくはなくとも夏目漱石や太宰治と絡められるだけでドキドキするのは私だけではないはず
ストーリーではなく、そこで胸熱になる映画だ
セピアな昭和パートがあってよかった
いつもながら夏帆はいい

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

もっと普通にネットのなりすましだけでも怖かったかも
死んだことにして別人になりすましてたりとか、警察に相談してなかったりとか、スマホを人質にとられたとかいって初めて会う人に相談したりとか
やればやるほ
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東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

3.1

人を食べると美味しいと感じるのに他のものはすごく不味いという設定は無理があると思うな
人間の中に混じってわからないように生きてるというところもなんだか不自然
そうこう言い出したら話はじまらんだろな、や
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.2

戦闘であったり奴隷であったり悲惨な映画は好みではない
この作品でもバハールの回想やら現実の戦いやらか交錯する描き方でわかりにくいところもあって感情移入できなかった
しかしこの戦いはいつまで続くのだろう
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.8

この話とてもいい話で、自由奔放に生きた母をもち、女性がひとりでは認められない時代を足枷に、哀しい怪物の誕生が真の作家としてのメアリーの始まりとなったところまではよかったんだけど
最後にそれでパーシーを
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チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.4

おっさん人形とかわいい坊やの期待した通りに展開してくれるお約束ホラーストーリー
思った通りすぎて笑える

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

2.5

絹子「私は生きなきゃいけないの」
なんのこっちゃ
脳内スキャンもストーリーも感情もついてけない
節操のない映画

サスペリア(2018年製作の映画)

3.4

怖くない、難しい、長い
これはこれでストーリーはしっかりしてるし、メッセージ性もある
博士の存在が生きてくることに気づいてなくて、最初のシーンに戻ってから鑑賞
ひとり三役と聞いてまた戻る
そんなことし
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アラジン(2019年製作の映画)

3.8

吹き替えで鑑賞
中村倫也の顔が浮かぶかと思いきや、ちっとも気にならなかったよ
山寺さん天才!面白かった
説教くさい?いやいや大人にも楽しめる展開で、音楽もダンスも大人向き
そうなることはわかってはいた
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13日の金曜日(1980年製作の映画)

3.3

‪13日の金曜日は見たことあるような気がしてましたが、最初のは見てませんでした‬
‪ケビンベーコン出てるのはわかったよ‬
‪私の誕生日も13日の金曜日らしく、ジェイソンと同じとよく母が言ってました🙄‬

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

暗鬱な人間関係ではなく、あっさりしているのか、何気に深く気を使っているのか
誰もがすごく悪い人ではないんだけど、ひどく不器用でうまく生きていけないみたいだ
強い信念を貫くのではなく、ごくいい加減に生き
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

派手な演出はない、ただ二人の友情と幼いなりに真面目な人生を考える若者たちの姿が胸に迫る
ナチスが残したドイツの傷跡と社会主義的な統制がはびこる中で、ほんの小さな出来事からどんどん話が広がり、クラスメイ
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.4

地上と海底で繰り広げられる冒険に既視感
なんとなくワンピース
それにしてもCGもあまりやりすぎると、ゲームしてるみたいに見えるからね
紙一重だね、ほんと

暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.4

タイ語にも字幕つけてくれ、と思ったけど、これは本人になったつもりで刑務所を感じたらいいのかと理解しつつ、理解できない展開
耳なし芳一みたいな模様だらけの受刑者たちの感情がまるで読み取れない、笑ってても
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

そうかー、そうじゃないかと思ってたからオチの部分の設定は文句はないんだけど
何か気持ち悪い
座りが悪いというか、スッキリしない
物分りが良くて真面目で優しい風なのに、家事やら育児に無関心風な夫
それに
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.4

金曜の夜、何も考えずにみて楽しめる
何をしても楽しくないのは、自分のせいだということに気づいたこじらせ女子
周囲はみんないい人で、何で不幸そうな顔してるのか判らないけど、天才には天才の孤独があるのね
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

野心の塊エマストーンがはまり役
それほど心を奪われる女優さんじゃなかったのに、彼女は日本でいうと菅野美穂かい?
そんなアビゲイルが引っ掻き回して女王はより孤独になってしまうのね
虚弱で孤独なアン王女、
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.3

どうしたって前作を超えられないのは仕方ない
エイリアンもCGが進化してどんなものでも作れる時代、ちょっとやそっとじゃ驚かないし、始まった途端裏切り者がわかるストーリーもどうかと思うが、スピンオフだから
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.4

合わせて前作も復習
合わせてミレニアムシリーズも復習
ミカエルはミレニアムのミカエルが私の脳内に住み着いたようで、ボンドはかっこよすぎ、今作はひ弱すぎ
リスベットは美しいルーニー・マーラの変身に敬意
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.3

感情を表に出せるタイプの鬱なのか、躁が表に出てる仮面鬱なのか、ヒステリックに自分を爆発させるのを鬱というのか
痛いほどわかるところが随所にあって、バイト先の優しさに応えられない自分を責める辺りはヒリヒ
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.7

インドの村は、日本で言えば江戸か明治といったとこ
これ21世紀の話だってよ、びっくり
インド独特の宗教とかしきたりとか考え方があるんだろうね、女性蔑視とか、男尊女卑とかで片付けられない気がするのは、ど
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.8

そうかそうだったのか
これはネタバレ知らずに見たほうがいい
面白かった
ジュスティーヌがカニバリズムの世界に堕ちてゆくことを受け入れられず、戸惑い抵抗するんだけど、抗しきれないところがまた初々しくてい
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

最初はどの人も怪しくて、考えすぎて奥さんが黒幕かと思ってしまった
途中からアクションがどんどん派手になって、流石に列車が飛んだのには笑った
でも地味に見えるおじさんがんばれと、思わずにいられないし、終
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.6

ケヴィンの台詞吹き替えだとどうだろと思ったら、びっくり
吹き替えの方がいいんじゃない?完全に感情移入できたわ
単純な善と悪の戦いにあらず、ただのヒーローを超えた真の超人
オトナのヒーロー物語ですな
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.0

台詞やら展開が舞台作品のようだ
有名な脚本家の舞台にありがちな、格調高く意味不明といったところか
この作品、筋書きは理解できるし不条理には共感できると思っていたのに
戦争を身近に感じていないからなのか
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.9

アサドの瞳を可愛いというカールが可愛い
熱いアサドはずっと好きだったけど、今回やっとカールも好きになれた
船の上でお茶を一緒に飲むシーン、最高でした

もうこのシリーズ、ずっと続いてくれ

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.7

心の中は複雑で、あっちを叩けばこっちが飛び出し、こっちを叩けばどうなることやら、想像がつかないし説明もできない
大人でもそうだもの、こどもは尚のこと
フリダの声が聞こえませんか?
どうしてパパとママが
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.1

長さと突然のダンスを減点してもかなりの高得点
私たちのわからない宗教的思考や隣り合った国との国境の壁紛争
インド映画であってもヒンズーを依怙贔屓せず、個々の人間の立場や宗教的背景を背負わせつつ物語は進
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

前半は無茶苦茶怖かった
なにが起こるのかわからない怖さ
なんとなく不穏な空気、歪な家族関係、ミニチュアの世界、その中央に位置する母親の不安定さ
それが最後に近づくにつれて平凡なホラーになっていくのが残
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.6

スポーツ青春映画といえば、むかしピンポン、いまちはやふる
幼い頃からの友情、共に育った思い出、才能と努力の葛藤、青春の定番
素直に感動したいところだけど、最後は井浦新の方が勝つんじゃない?
何か気に入
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9

前回に続き建前やきれいごとでは語れない世界を描く
今回は因果応報、個人的恨みを前面に出したかと思ったら、最後にぎりぎりのところで上手い、目力の少女イザベラモナーの存在感か
殺しまくる戦争映画は好みじゃ
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