たかさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たか

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

現代に限らず、古くからの人間史に描くテーマを教科書のように見せつけられたようだ。

自己という認識を主観的、客観的に常に考える苦悩を見せつけられる。生き物として生死の道徳的正しさを学び、貧困を学び、差
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.6

あらゆる事由に決定力を持てないボーには共感しかなかった。反対に、共感できない人にはただ最悪なことのつまらない連続にしかならないのかもしれない。

人には父母が必ず存在し、必ず明確な自立の場が提供される
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.0

集団の不思議さ、伝記。
シンプルで飽きのないストーリー進行。
正義感も危機感も欠如した警官、制服私服の役割違えど全悪に見えてしまう。全社的な囲い込みのミスによってどこでも起因する。

アル・パチーノの
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原子怪獣現わる(1953年製作の映画)

1.5

退屈な時間。
街に現れたら意外とちっちゃ!

あらゆるシーンに緊迫感ゼロ、のろいスタントマン2人の文化祭。

ダークシティ(1998年製作の映画)

4.3

ホラー?サスペンス?クライムアクション?サイエンスフィクション?

冒頭、味気無いシーンから物語は展開するが一歩後ろで俯瞰してしまうわけでもなく、没入できる世界。
説明がかなり丁寧なので置いてかれない
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ジャケット(2005年製作の映画)

3.9

ザ映画

グロテスク、悲壮溢れるサスペンス?
名言ぽセリフ有り。

顕著に上り坂な話のお陰で、120分に届かない時間に凝縮されちゃった。一直線でエンドロールの疲れ目まで運んでくれる。

全部妄想話。ま
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荒野の千鳥足(1971年製作の映画)

4.0

荒野の汗オジのパワフルポップディストピア。
なんでこんなことに。。。

光チカチカ欲望刺激するね。
見るに耐えない。
動物保護活動。
カンガルーは5本指。

第三世代(1979年製作の映画)

3.8

聴の情報量にヤラレル

人物の発するフレーズが難解で困った。
どのシーンも構図が楽しく単調なシーンも飽きずに観られる。

初期の思想も代替わりすれば目的がすり替わるし、意義すら失われる?

周囲から笑
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.3

反戦反核映画。
ただ、敵が現れたら戦うしかない。悲しい。

ゴジラの足跡、土の地面、ワクワクする。

地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.8

友好的な宇宙人。
宇宙はそんなに平和なのか、素晴らしい。
恐怖は拭えないがそんな救いを宇宙人にも求めたくなる。

争いを静止させるには、強大な力の存在がなければ成し得ない。平和のために存在する、惑星を
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.1

人の決断と急発展する機械による決断。
その転換期に強大な暴力をどちらに委ねるのか。

アメリカ視点で物語は進むが、ソ連の思惑はどうか。
二者の対話シーンで想像が膨らんでいく。

闘牛士の夢、インフルエ
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ライフ(2017年製作の映画)

2.5

水族館に行くのがちょっびり怖くなりそう。
シンプル。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

ストーリーの光と陰影の描写が見事。
それは序盤はまったりしているけれど、ストーリーが進むにつれて激しいものに。行いは残酷だが崇高なものに感じてしまう。

マフィア・ヤクザ映画といえば栄光からの転落のイ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

単純明快、捻らずストレートな内容でよし。
隣人に迷惑をかけるが安心を買える状況、みんなどうする?それは我慢出来ないかもね。

悪い言い方、使い捨てアイテムキャラは万能だけどそのまま過ぎたかも、、彼はや
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

前作アバターのあらすじをほぼ忘却している状態で観賞した。何となく、アバターは映像を楽しむものと決めつけていたからである。

はじめの数十分間は、物語の基礎となる設定をひたすらインプットさせられる。(自
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.0

どういう物語(何を伝えたいか)はあまり理解できない。

人形劇と現実が練り合わされることで、とても無気味。
主人公のリアクションが乏しく、まさしく人形の芝居のよう。テンポがいい。

人形のカタカタ鳴る
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バーディ(1984年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争の戦闘によるPTSDがテーマと思ったが、どうやらそうではなかった。LGBTのマイノリティのように、一般的な大多数の人間とは違うマインドで生きる人間の苦悩を観た。

主人公は戦争で身体・精神に傷を
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