たかさんの映画レビュー・感想・評価

たか

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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.0

意味のない表現が面白いものだと思ったが愚かであった。すべての行動と言動(思考)に意味があり、無駄なものが無いにも関わらず自然体で見れる映画だった。

差別主義、権力にまつわる信用を大いに発揮した内容で
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

4.5

???

トムが浮気心から不思議なセックスファンタジーに迷い込む。もしくは夢に堕ちる?
夫婦でこれやるのヤバいでしょ!そういうフェチ?

ここまで長い映画なのにカメラワークも滑らかすぎて誰も走らないほ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

ケリーとオコナーのダンスがカッコよくて◎!

シーン1つ1つに脳裏にメモリーされるイマジネーションがあり、定期的に観かえしたくなりそうだ。

歌がうまいな羨ましい。
セリフの言い回しも秀逸でユニークが
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世界残酷物語(1962年製作の映画)

2.0

音楽の力が残酷。フィクションのやらせ映画も素晴らしい資料映像に思えてくる。

バックグラウンドの説明があまりにも少ない。なぜそのような文化や儀式が存在するのか調べていないのか?興味がないのか?世界のび
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

退役海兵の見る目を変えてしまう作品。
暮らしぶりは自由で普遍とはいえ生活ができている。ただ目的意識が人を動かす。理由があれば人は頑張れるもの。

「誰でも良かった」というのがよくニュースで流れてくるが
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.5

人々の心の声が聞こえたら勉強になるかな。
見聞色のある天使は大地のように河のように優しく包容し、母親のようにデコを合わせてポジティブを共有する。
その姿が安らぎを与えている。ただし色を知らない。

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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

3.8

テレレレテレレレ。
教訓めいたものからホラー・スリラーまで楽しめる。

パニック×汗は雨ぐらいあっていい。

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

4.6

脚本◎構成◎

メインキャスト3人で進む物語とは思えないほどの内容の濃さ。相変わらずの時系列バラバラのナゾナゾの実の脚本力人間。

わざわざ比べるのは野暮ではあるが、どんでん返しを謳う作品とは作りが違
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.5

愛すべきギャグ。

将来のことなど考えずにとことん愛し合うカップルは他にいないのでは?あとは働ければ完璧だ。

内容はディズニー映画など王道ラブロマンスの見て見ぬふりをしてきたところを詰め込んでた感じ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

日本人としてこれを観られない海外の人はどう思うのか。国民性はそれぞれあるだろうが、戦争となればこの賞賛と歓喜と後悔と自尊は共通するのだろうか。

筑摩書房の「オッペンハイマー −−愚者としての科学者」
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.9

真面目に働ける人とそうでない人がいる。
なぜか捕まらない人がいる。

ドラッグをやるのは趣味がない人?おしゃれとかモノは好きだけどやらないのかな。

肌艶は皆いいのに、空間がすべて淀んでいる。退廃的な
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.5

記念碑と白黒がよく映える。
音楽作品である、ナレーションも含めて。
爆音で聴いたらたまにハッとして気持ちいい。
ある神話・宗教のTheme
物語のネームとなるもの。そのまま受け取ればよい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.7

ゴジラ作品を劇場で鑑賞するのは初めて。
期待を上回る迫力と構成に驚いたのが素直な感想。

1945年という時代背景もこのゴジラをもはや最高傑作とたらしめた重要な情報である。1954年公開の1stゴジラ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.8

シリアスなユーモアが緻密に散りばめられている。
バランスが素晴らしい。

子供でも楽しかったのに大人になった今も面白い。
昔はアクションシーンが楽しくてずっと見ていたけど、今となってはすべてのシーンに
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

2.3

心配性で臆病者な自分には到底受け入れられない映画。
ハラハラして心配が勝つ。性格上仕方ないでしょう。

子供の頃はよくテレビでやっていて、母は必ず録画予約しつつ並行してテレビで観てた。
市民館にも無料
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.3

ヴィルヌーブ版のPart2鑑賞後に鑑賞。

展開があっという間でストーリーに思いを感じにくかった。ヴィルヌーブ版と比較すると、かなりダイジェスト的映画だなって思う。原作が壮大過ぎるゆえ、やっと本来のも
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

Part1よりさらに巨大な迫力を纏ったムービーショー!
原作者もこんな映像になることを予想できた?

暗号のような名詞が飛び交っていたが、セリフが簡潔なため察して鑑賞しながら整理することができた。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

ハリーポッター、略してハリポタ。
Part1の静けさと対比してあまりにも激しい最終決戦。
ドラゴンに乗って脱出する展開は賢者の石の3人を思わせるようなシーンだった。

魔法ファンタジーにふさわしいおと
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.7

本来の友情をモットーとした映画に原点回帰した。

遂に人間社会にまで被害が出ると、流石にヤバい感を如実に示してくる。だだっ広い荒野を当てもなく進む様はかなりの絶望加減で、ラジオによる死者の読み上げも相
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2

トリンテリックスとアリピプラゾールによる眠気と倦怠感で正味5回は意識が飛んだ。

ミステリー映画では無いよなこれは。人物の視点によって証言の真実味が巡るめく変わる。構成が素晴らしく、ミスリードの挿入も
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.9

まさに売り文句通りの最終章への華麗なる導入。

終始暗い雰囲気に飲み込まれそうになりつつ、開発町に1つの公園のようなコミカルがシリアスに囲まれて存在する。

名前を言ってはいけないあの人の攻略本のリン
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

1.5

観ているだけでうんざりする。
スカッとジャパンって面白いですか?

教育の難しさ、思春期の目覚め、言葉で解決できないことのほうが多い。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.8

ついにダーク・ファンタジーの真髄が開幕する。
賢者の石に匹敵するほど見どころが多くて楽しい。

昔は映画は全部ハッピーエンドなのだと勘違いしていた。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

実車化映画はあまり見たことなかったけど、原作の漫画に近いシリアスなリアルとギャグシーンが混在できていたように感じた。ただ映画は感動を必要としているのか韓国映画的なスローモーションによるロマンスが少々退>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

3作目にして最高傑作。
ついに頼れる教師が登場し、1,2作目よりは穏やかにフィクションを楽しむことができる。

ダークなストーリーの序章ではあるが、快活にも感じるストーリーと美しい映像が心躍る。

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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

2.0

脈絡なくアクシデントが混合して疲弊。
教師への多大なる不信感が芽生える。
差別への処罰がないのは如何ほどか、校則を示せ。
ホグワーツの品格が問われる問題作。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

現代に限らず、古くからの人間史に描くテーマを教科書のように見せつけられたようだ。

自己という認識を主観的、客観的に常に考える苦悩を見せつけられる。生き物として生死の道徳的正しさを学び、貧困を学び、差
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.6

あらゆる事由に決定力を持てないボーには共感しかなかった。反対に、共感できない人にはただ最悪なことのつまらない連続にしかならないのかもしれない。

人には父母が必ず存在し、必ず明確な自立の場が提供される
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セルピコ(1973年製作の映画)

4.0

集団の不思議さ、伝記。
シンプルで飽きのないストーリー進行。
正義感も危機感も欠如した警官、制服私服の役割違えど全悪に見えてしまう。全社的な囲い込みのミスによってどこでも起因する。

アル・パチーノの
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