花波さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

花波

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パージ(2013年製作の映画)

1.5


パージとは:一年に一度、12時間だけ、殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律のこと

何この心躍る設定!!!つまり人が死んで死んで死にまくる爽快快感愉悦ストレス発散映画なんだ!!!

ってわくわくしな
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デッドライジング ウォッチタワー(2015年製作の映画)

3.0


気楽に何も考えず楽しめる映画と言えばやっぱりゾンビだよね。頭使う映画観たり、重い映画観たりしてばっかりで気持ち的に疲れてきたらゾンビだよ。そう、わたしはゾンビに絶大なる信頼を寄せているのよ。


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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0


鑑賞後はひどく虚無感に襲われるような、そんな映画。華麗なる大逆転劇は全くどこにも存在しない。

専門用語が飛び交うので難しい話をしているような気になるけど、結局はあのリーマンショックを引き起こす原因
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.0


捲し立てられるような語り口調で始まったかと思えば、ハイテンポで軽快に進んでいくストーリーと絶え間ない下ネタやらギャグやらに笑いが止まらないし、登場人物のキャラクターがカルピスの原液レベルに濃くて、と
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ベル&セバスチャン(2013年製作の映画)

3.2


アルプスの美しい大自然、とびきりかわいい少年、もふもふ愛らしい犬。間違いなく荒んだ心も癒される。


舞台は第二次世界大戦中のフランス。スイス国境付近の山岳地帯の小さな村で暮らす孤独な少年セバスチャ
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

2.5


″ 戦いを辞めたければ死ぬしかない ″
少年は思う。もう子どもには戻れないと。


舞台は内戦中のアフリカのとある国。″ 中立地帯 ″の平和な村で友達や家族と幸せに生きていた少年アグーが、突如として
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.5


「メイズ・ランナー」続編。前作で頑張って迷路から脱出した若者たちが新たな壁に立ち向かう(ほとんど逃げてる)話。

最初に言っておくとこちら、もちろん前作観てからじゃなきゃ絶対に楽しめません。だってわ
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ルームメイト(2013年製作の映画)

1.5


同名の小説「ルームメイト」が原作かと思ってたら、原案ってだけでストーリーは大分変わってるのね。


交通事故に遭って病院に入院した春海(北川景子)が、その病院のナース・麗子(深田恭子)と出会い、ルー
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キャロル(2015年製作の映画)

3.0


美しさに胸がぎゅーってなって、なんだか切なくなって、最後には心の底から二人を応援している。冒頭と全く同じラストシーンを、全く別の感情で観ていた。


キャロルの美しさや優雅さ、芯の強さ、みたいなもの
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.7


いくつになっても足が速い男の子はかっこよく見えるものなんだな。ミンホかっこよすぎ。足速すぎ。


突然知らない場所に放り出されて、観客は主人公・トーマスと同じように疑念と好奇心を持ってこの映画を観る
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

2.5


大好きなびっぽのリーダージニョンを観るために鑑賞したんだけれど、素直に面白い映画だった。

女をボールに喩えるという斬新なモノローグから始まるこの映画は、家族に嫌われ友達とも喧嘩する毎日のお婆さんが
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0


喉の奥が灼けつくようにヒリヒリ痛い。開始からたったの5分程でその感覚が襲ってきて、呆然として、訳もわからなくて、ただただ痛みに耐えるしかない。


アウシュビッツ収容所にて、ゾンダーコマンドとして働
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暗殺教室(2015年製作の映画)

1.5


原作があと4週で完結を迎えるってことで実写版も見ておくことに。そもそも期待はしていなかったのでこれくらいの評価です。

CGの殺せんせーもかわいい。よく動くし二宮くんの演技も良い。殺せんせーのかわい
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.7


はっきり言おう、面白かった!


ループする非常階段と荒野の一本道。二つの場所に閉じ込められた二組の人々。

正直最初は退屈してたし眠かったんだけれど、二回目の場面転換で驚きとワクワクに殺られて最後
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バケモノの子(2015年製作の映画)

2.5


「キミとなら、強くなれる。」

この映画のすべては、この一言に集約される。

目の前の出来事に立ち向かうとき、いつも誰かの存在に勇気付けられる。それは親だったり、子どもだったり、師匠だったり、弟子だ
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あの日のように抱きしめて(2014年製作の映画)

3.0


ユダヤ人強制収容所から奇跡的に帰還、しかし顔に大怪我を負い再建手術を受けたネリー。夫のジョニーを探し漸く見つけるも、彼は全くネリーに気が付かない。それどころかネリーに妻のフリをして財産を山分けしよう
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チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

1.5


スターリン曰くー…… ″ 殺人は資本主義の病 ″。

スターリン政権下のソ連では、殺人は起こらない。なぜならそれは、全て事故として処理されているから。ここには自由も愛も無い。延々と続くのは怨嗟だ。
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5


やさしくてあったかくて、じわじわと沁み入るような。淡々と流れる日々にギザギザしてた心が少しずつ少しずつまあるくなるような。


あっという間の二時間半、画面がずっとキラキラしてて、そしてメアリーがす
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8


ちっちゃな身体いっぱいいっぱいで、あいして、だいすきだよ、あいして、たすけて、って、そう言ってる。言葉に出来なくても、必死に全身で叫んでる。


虐待、いじめ、認知症、自閉症、学級崩壊。たくさんの問
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

1.5


今回はギャルではなくて比較的マトモそうな実習生(19)にオススメされて借りてきたババアですどうも!

幼馴染の男女がすれ違っていく様を描いた作品、と聞いていたから泣けるのかな?と思ってたら終始笑いっ
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予告犯(2015年製作の映画)

3.0


最近洋画続きだったから箸休め的な意味でこの映画を選んだし、正直右から左に流れる文字列を映画内で出す映画はクソだと相場が決まっている(わたしの中で)のだけれど、いやはや最終的に泣いてたわ。友情物語なん
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

2.0


幼少期の二人の百合っぷりを観ただけで幸せになる。手と手を合わせるシーンが綺麗すぎてこの世の全てがそこに詰まっているかのようだった。いや詰まってた。それからの二人の成長も美しくて目を離せない。正直に言
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

2.5


ギャグ映画だよね?ゾンビになると身体能力が上がるの、それだけで笑える。こんなゾンビ居たら普通に全員死ぬし、比べるのもアレだけど他のゾンビ映画でゾンビから逃げられないのが間抜けに思える。人類の希望のは
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100 Years(原題)(年製作の映画)

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TSUBASAさんのレビューからこの映画が100年後に公開されると知ってひっそりレビュー!わたしこのフィルマークスやってなかったら何も知らずに死んでたんだなって思って本当に有り難さの極み。


レビ
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ふたつの名前を持つ少年(2013年製作の映画)

2.0


原作「RUN BOY RUN」の通り、少年がとにかく走って走って走る映画。

ユダヤ人であることを隠し、ポーランド人の孤児として嘘を吐き続け生き延びた少年の話。実話だなんて信じたくないけれどこの世界
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みんなビッチ/人生はサイアクだ(2014年製作の映画)

2.0


95シーンで出来た5分間。詰め込みすぎでしょ!ってくらい詰め込まれてて、でもちゃんと理解出来て、当人的には悲しい話なんだろうけどとてもギャグ的な作りになってるから大体ずっと笑ってた。


失恋を忘れ
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

2.5


「自分探しの旅」っていう言葉が嫌い。探しに行ったって自分は自分以外に成れないし、そもそも探しに行かなくても自分はここにいるし。でもこの映画はそういうのとは違ったから受け入れられた。

自分の人生が壊
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

1.5


職場に来たピチピチギャルの実習生(19)に映画の話を振ったら「ストロボエッジ良かった!有村架純かわいい!」ってタメ口でオススメされてうっかり借りてきた若い女の子とまだギャップを感じたくないババア(2
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

2.0


「ザ・ビーチ・ボーイズ」をわたしは知らない。曲を聴いたら分かるのかも、と思ったけれども分からなかった。多分聴いたこともないのだ。それでも作曲家の彼がどれほどの天才だったのか。それだけは確かにひしひし
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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.8


後味が悪くて、喉が痛くて、言葉にならない。頭を鷲掴みにされて、強く揺さぶられて、怒鳴られている。

″ 戦争の悲惨さをお前たちは簡単に口にするが、その事実を受け止めきれているか?本当は何一つ受け止め
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ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

2.5


不倫された妻と不倫相手二人に変な友情が芽生え、三人で男に復讐するコメディ。キャメロン・ディアスにこういう役をやらせたら間違いないの法則。今回も最高にスッキリ楽しい映画だった!

大体はちょっとおつむ
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

4.5


頭が痛くなるほど泣いた。泣いて泣いて泣いて、今目の前にある「無限」を愛してみたくなった。

甲状腺末期ガンであるヘイゼルは、幼い頃から自分の死を理解していて、恐れていた。でもそれは自分の死に対する恐
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

2.0


黒人差別を失くすために活動を続けたキング牧師の、選挙権を求めて行進した「血の日曜日事件」を題材にした作品。

82歳の老人が殴られ、蹴られるシーンは見ていられなかった。全体的に重苦しく、でもこれが
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.5


フロスト曰くー
″ 愛と仕事が 人生の全て ″


何故か隠居生活中の老人に強く共感をする23歳の女。わたしです。毎日勉強と仕事をして、映画を観て、本を読んで、度々旅行に出かけて、流行に食いつい
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

1.5


公開当時の酷評の嵐とスタッフによる創作者としてあるまじき恥ずかしい言い訳で、映画館に向かう気には全くならず、レンタル開始を待っていた作品。

酷い出来なのは重々承知!良いところを探そう!という心意気
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しあわせへのまわり道(2014年製作の映画)

2.5


「切り返しするだろう?車が曲がりきれない時、何回も、小刻みに」(銀色夏生の詩集より抜粋)



人生のドン底に居たウェンディと、教習所の指導員であるダルワーンとの出会い。運命でも何でもない、どこにで
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