いしくらさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

いしくら

いしくら

映画(164)
ドラマ(0)
アニメ(0)

不良少女モニカ(1952年製作の映画)

3.8

モニカを断罪することは出来ない。してはいけない。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

ミッドサマーと決定的に違うのは、こっちはアリジゴクのような話で、ミッドサマーは主人公のある種の癒やしになっているということ。似たようなディティールだけど、全く逆の話。

ツバル(1999年製作の映画)

4.5

こんな映画、はじめて観た。まじで最高だった。ドニ・ラヴァンのあのイノセンスはどこから来るのだろう……。

ナイトクルージング(2018年製作の映画)

4.5

見るということ、聞くということ、話すということ、触れるということ、作るということ、全ての捉え方を考え直すきっかけになる。

叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.5

再見。キレッキレのベルイマン。どぎつい赤は人間の血なまぐさいエゴや偽善や虚栄心や孤独を象徴してるのかな。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.0

あいつのPCの壁紙は絶対笑かしにきてるだろう。

幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

5.0

人生ベストの一本に加わった。なんてロマンティックな映画だろう。深い余韻が残る素晴らしき傑作。

インテリア(1978年製作の映画)

3.7

ベルイマンを模倣したウディ・アレン。でもちゃんと面白い。

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

4.0

クラシック。恐怖というか笑った。お岩さんがもはや、どんぶりギャグのごとく出てくるんだもの。

マグノリア(1999年製作の映画)

4.2

再見。こんな凄い映画を(元)恋人にささげるなんて、P.T.Aかっこよすぎだろう。観終わったあとに我が家ではトム・クルーズのものまねが流行した。

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

再見。この映画の内容が現実味帯びてくる時勢。カート・ラッセルはどこにいる。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

食わず嫌いし続けたジャームッシュ。妻に勧められて観たら面白かった。食わず嫌いはよくないね。

枝葉のこと(2017年製作の映画)

4.5

私小説的だった。鑑賞後のトークで監督に「劇中で読んでた本なんですか?」と質問したら、実家にあった適当な本とのことだった。文学にあまり興味ないと。まじかいな。

白い風船(1995年製作の映画)

3.8

子供を使って言いたいことを表現するパナヒ。したたかで好き。

そして船は行く(1983年製作の映画)

5.0

神がかってるくらいに面白い。フェリーニで一番好き。

ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

4.2

若さって痛くて滑稽で恥ずかしい。でも夢のように輝かしいのだ。最高だった。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

再見。僕のようなやつのための映画と思ってしまう。学園モノのヒエラルキーどうのこうの、という話を超越した世界のありようを描いてる。

「戦おう、ここが俺たちの世界だ。俺たちはこの世界で生きていかなければ
>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.8

色がすごい。ウディ・アレンというか、ヴィットリオ・ストラーロの映像を楽しむための一本なのでは。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.5

再見。ドストエフスキーの白痴、あざといな〜。でも大好き。

回転(1961年製作の映画)

3.8

光の使い方とカメラワークがキレッキレ。曖昧なラストもいい。英国怪奇好きにはたまらない一本。

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

5.0

この作品に敵う映画は無いんじゃないのか。これを観たらベルイマンの自伝を読むことをおすすめします。(古本でなんとか見つけてください)

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

再見。人生ベストの一本。大好きな詩人、田村隆一のこんな詩がある。


一篇の詩を生むためには、
我々はいとしいものを殺さなければならない
これは死者を甦らせるただひとつの道であり、
われわれはその道を
>>続きを読む

吸血鬼(1967年製作の映画)

3.5

スラップスティックなポランスキー。吸血鬼モノとしてはまぁまぁ。

死んでもいい(1992年製作の映画)

3.5

絵的にめちゃくちゃキマってるカットにしびれた。ただ個人的な好みとしてあまりぐっとこなかった。

浮き雲(1996年製作の映画)

5.0

再見。「マッティ・ペロンパーに捧ぐ」で胸いっぱいになる。

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

4.5

再見。奇跡的な長回しの応酬。屋形船のシーンは何度観ても泣いてしまう。

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

4.0

再見。マッティ・ペロンパーが肘でトンってやってウォッカをグビグビ飲むシーンを見るだけで、幸せな気分になれる。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

5.0

再見。人生ベストの一本。何度観ても発見がある。深く面白い上に娘二人がかわいい。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.0

実は初見。確かに面白いけど、ポストモダン的な実存主義が鼻についた。まぁ、流行ってたんだろうな。こういうの。知らないけど。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.2

再見。まともなテリー・ギリアム。でもちゃんとギリアムの映画。ほんとに聖杯伝説好きなんだなぁ。