こじこじこじかさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

こじこじこじか

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シリアスマン(2009年製作の映画)

3.5

矢張りおっさんが主人公。(笑)今までの作品に比べると分かりにくいが、それでもコーエン兄弟らしさを楽しめる。

ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

5.0

他のギャング映画のようなドンパチやる激しさは余りないが、そんなものがなくても良い映画が作れるという見本のような作品。最終的に何が残ったか?矢張り哀愁です。笑

バーバー(2001年製作の映画)

4.5

派手さはない分、いつも以上におっさんの哀愁が感じられるコーエン兄弟の作品。おっさんの日常をこんなに切なく描けるコーエン兄弟に脱帽。スカーレット・ヨハンソンが可愛いです。笑

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.5

え、実話?コーエン兄弟独特の洒落から始まるこの映画。実話じゃないのね。グロテスクなシーンに眼が行くが、最後には矢張りおっさんの哀愁なのである。笑

ノーカントリー(2007年製作の映画)

5.0

この映画は構成が見事としか言いようがない。バイオレンス映画?いいえ、この映画はコーエン兄弟お得意のおっさんの哀愁を描いた傑作なのである。

夢の中へ(2005年製作の映画)

1.6

これは夢なのか?夢じゃないのか?観る人間を不思議な感覚へと誘う試験的な作品。それ故に受け付けない人には受け付けないだろう。

恋の罪(2011年製作の映画)

3.5

神楽坂恵に尽きる作品。鏡の前でのシーンは一見の価値あり。多少の安っぽさはあるが、だからと言って面白くないという訳ではない。

ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

震災があってラストを書き替えたという園監督。原作よりも好き。泥々で訳分からない?若いときは泥々でしょ。突然意味不明なことを叫んで訳分からない?そういうときってあるよね。ストレート、それ故に心に刺さる作>>続きを読む

希望の国(2012年製作の映画)

1.5

園子温、どうしちゃったの?と感じてしまった作品。安っぽい再現ドラマの域を出ておらず薄い印象しかない。ラストもあれで本当に良かったのかと思わせるラスト。ヒミズで頑張るって言ったのに。

空中庭園(2005年製作の映画)

4.0

家庭の闇をどろどろした感じではなくさらっと描いた作品。重くないのは板尾創路の為せる業か?ソニンが良い味を出していて良い感じ。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.4

色々な点でリアルで観ていて痛々しくなる。今までの西川監督の作品に比べると表面をさらっとさらった感じが強く深みに欠ける印象を受けた。残念。

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.6

無医村に住んでいたら自分はどうしていただろう?医療に本当に必要なものは何なのかもう一度見つめ直してみたくなる作品。田舎の田園風景と鶴瓶が妙に合う。

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

3.8

信じるということがどういうことなのか考えさせられる作品。自分が疑っているように、自分も人に疑われたら・・・?あなたならどうする?何を信じれば良いのか分からなくなるかも知れない。染谷将太が可愛い。笑

ゆれる(2006年製作の映画)

5.0

色々な点でゆれる。橋も記憶も良心も。そして、観ている私たちの解釈までもゆれる。そして、最後には心を揺さぶられるのである。あらゆる点で計算し尽くされた傑作。

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

5.0

不快さという点ではオリジナルの上を行く。これ程、後味の悪い映画はない。鑑賞中、何処かで正義のヒーローの登場を期待している自分がいることに驚いた。傑作。

白いリボン(2009年製作の映画)

3.8

映画的カタルシス?そんなのは求めないでください、と観る者を突き放すハネケお得意の展開。今回は個人というよりは社会に焦点が当たっているため、不完全燃焼の気持ち悪さは弱いかも知れない。

サスペリア(1977年製作の映画)

4.1

アルジェントの才能が発揮された作品。彼の色彩感覚とゴブリン、シモネッティの音楽が絶妙にマッチして不気味な雰囲気を醸し出している。

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

5.0

矢張り一作目のファイナル・デスティネーションが一番。死に至る過程やラストシーンを含めて計算されており、何度でも観たくなる作品。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.9

ルールを全て出し尽くて欲しかった。ルールに拘って作ったのかと思っていたらそうでもなくて消化不良。普通に楽しめる作品ではあるが勿体ない。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

5.0

大どんでん返しの鉄板。途中で結末が読めてしまったが、それを差し引いても楽しめた。最初に観たときの衝撃は二度と味わえないのが残念。

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

2.7

キャストそれぞれに個性があって(見た目も性格も)楽しく観られた。物語としては一本調子なので途中で展開が遅くだれてしまうのが残念。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

ユマ・サーマン、大丈夫か?と思ってしまった程の迫真の演技。(笑)矢張りタランティーノは凄い!!

最低で最高のサリー(2011年製作の映画)

2.8

「(500)日のサマー」のスタッフが・・・という枕詞に惹かれて鑑賞。ヒロインがあまり魅力的じゃないのと主人公に今まで一体何があったのか(何もないかも知れない)分からず不完全燃焼。

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.6

実話に基づいた作品。フィンチャーの作品の中では評価が低いが個人的にはフィンチャーの作品の中で一番好き。不完全燃焼?いえいえ、だからこそ怖いのです。

ハリーの災難(1955年製作の映画)

4.1

ヒッチコックの作品の中で一番か二番目に好きな作品。ハリーは災難だった、本当に災難だった。ただそれだけなのだが、それを絶妙に描いたヒッチコックに脱帽。

スクリーム(1996年製作の映画)

4.5

スクリームは一作目に限る。「What is your favorite scary movie?」は有名な台詞。最後もきちんと落ちを付けてホラー映画として完成されている。

デビル(2010年製作の映画)

1.9

シャマラン監修ということで鑑賞。シチュエーションパニックは設定に入り込めるかが大事なのだが、僕は駄目でした。クリスティーナ・ヘンドリックスの旦那さんが出てるなと思っただけ。

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.5

ハネケの作品の中では分かりにくい部類の作品だが、現実を現実以上にリアルに突き付けるというお得意の作風は変わらない。ある意味、ホラーである。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

タランティーノらしい作品。クリストフ・ヴァルツが歯科医って設定は必要?(笑)冒頭からふざけています。(笑)でも、さすがストーリーは破綻しておらず今回も魅せてくれます。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

2.7

主人公とマスター及びカルト教団との距離感が摑みにくく、さらに教団のカルト的な要素が余り感じられなかったため、カルト教団という部分に惹かれた人間には物足りなく感じた。

偽りなき者(2012年製作の映画)

4.5

自分の子どもは嘘は吐かないと親は信じている。実際にこういう話がありそうで怖い。ラストのシーンも考えさせられる。自分のことを憎からず思う人間は沢山いるのかも知れないと思った。

陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

3.0

設定は面白いし、ストーリーもそれなりに楽しめて飽きさせない作りにはなっているものの、もう一つ何かが足りないような、そんな気がする作品。

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.2

肌の色で差別をされる、そんな重い話をユーモアを交えながら丁寧に暖かく描いた作品。心にずっしりくると共にほっこりした気持ちにさせてくれる。

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

2.3

新海監督の作品。「秒速5センチメートル」と同じ出来を期待して観てしまったのがいけなかったかな。SFっぽい話が駄目だと受け付けないかも。

デス・レース2(2010年製作の映画)

3.0

前作、デスレースの過去を描いた作品。前作が完成されていた作品だったが故に物足りなさを感じた。

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.3

ライアン・ゴズリングが良い。格好良い役柄だけでなく、こんな役柄も上手く演じられるなんてずるい。(笑)自分の忘れていたものが見付けられました。