かぴばらさんの映画レビュー・感想・評価

かぴばら

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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

同居人の荷物を全部捨てたことで刑事訴訟され前科持ちになってしまった鈴子。家にも近所にも居場所がないと感じた彼女は100万円を貯めて家を出ることにした。引越した先でもまた100万円を貯めては次の場所に移>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

2.6

ジェリーがただただ気の毒でならない…
芸能人は全員聖人君子だと思われ、そのイメージに少しでも反する行動をとるととたんに嫌われ憎まれる。かといって、聖人君子を装っているとパプキンらのような気の違ったファ
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劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

3.1

翔んで埼玉と続けてみたけどおもしろかった。埼玉より地方ネタ満載で笑いにふりきってた。ただ、主人公がほんとに気持ちわるい(褒めてる)。ストーリーはもう明日には忘れてそうだけど笑えたので良い。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.1

ぶっ飛んでておもしろかった。
あほなストーリーだけどキャストがいちいち豪華だから見てしまう。
千葉県民だからちょいちょい千葉に肩入れしてしまった。千葉と埼玉の夫婦喧嘩とか。千葉県民は埼玉のことライバル
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.0

おもしろかったけど、映画館に見に行きたいとはならないかな

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

1.4

こうちゃんと居るときの夏芽はイタい女すぎて見てられなかったけど、夏芽と大友の絡みはすき。大友のカラオケのシーンは最高。あの状況で俺ら東京さ行ぐだ選曲できる大友みたいな友達が欲しくなる。この映画は重岡大>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.2

菅田将暉もヤンさんもしっかり身体を作りこんできていてすごかった。みるみるボクサーぽい筋肉の身体になっていった。

拳でつながる感情はちょっとよくわからないけど、2人の生い立ちからボクシングへの思いまで
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二重生活(2016年製作の映画)

3.3

菅田将暉と長谷川博己が綺麗で眼福だった、、

尾行することで人間の実存についてなにかわかるのかとも思うし、研究の手法に犯罪を勧める教授は無責任だと思う。
篠原教授は始めから自分を尾行させたかったのだろ
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火花(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

期待を大きく上回る良さだった。

自分の面白いと思う漫才と世間に受ける漫才の狭間で苦しんだり、信奉していた神谷が彼らしさを失っていく姿に絶望したり、そうするうちに世間の設けたタイムリミットに負けて夢を
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

老人の時のベンジャミン、こんなにブラピに似た人よく見つけたなあって思ってたらCGでブラピの顔張りつけたおじいいちゃんだったらしい。そりゃ似てるわ。
普通は年代によって演じる人を分けるところを過ごす時が
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.6

森園さんたちの選挙は菊磨を倒した帝一がぎりぎり間に合って最後の1票を入れて決まる、帝一の選挙も1票差で帝一が勝つ、みたいな先の見える単純なストーリーかと思ってたけど、いい意味でとても裏切ってくれて楽し>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

JOKERみるまえに視聴。

「普通」に生きているはずなのにどこか人とずれてしまう主人公。職場では馴染めず、好きになった女性との初デートでポルノ映画を見せて振られてしまう。そうした周囲との齟齬を正せな
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.5

沢尻エリカがスポーツ紙やワイドショーを騒がせている最中に視聴。映画の中と現実が混同しておもしろい。

沢尻エリカと新井浩文の演技がはまりすぎていて…。きんちゃんみたいな友達欲しくなる。刑事の2人は漫画
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ファイトクラブがおもしろかったので続けて視聴。

新天地でめきめきと出世していきたいと意気込む若手刑事のブラピと定年を間近に控えた老刑事モーガン・フリーマンのコンビがいい。ふたりのネクタイの付け方にも
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最高だった。
ところどころにサブリミナルではいるタイラーと主人公の台詞が伏線になっていて最後に一気に回収していく様が華麗だった。2周目の気づきが楽しいタイプ。

この映画のように精神的に安定していない
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

見終えた途端に2周目を見始めてしまった。
結末まで見ても主観が確かでないから真相は視聴者に委ねられている感じがとても好きだった。主観がぶれている映画。

テディの治療として、彼の妄想に皆で付き合ってあ
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海街diary(2015年製作の映画)

4.5

決して明るい話ではないはずなのに、どこかほほえましく、みていると温かい気持ちになれる作品だった。

しっかり者の長女、気ままだけどどこか頼れる次女、マイペースで甘え上手な三女。それぞれがほんとに存在す
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何歳になっても高校生のチンピラのような、かわいいけど見ていて恥ずかしくなるような男、諸星。綾野剛がとても合っていていい味を出している。彼じゃなかったらこの映画最後まで見れなかったかも。

北海道の暴力
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

30過ぎても1人前にもなれない自分、くだらない職場の人間関係、尻の軽いクズ男、そんなものたちへの憤りをすべてボクシングにぶつけてなんとか生きる一子。そのどうしようもない感情に胸が締め付けられて苦しかっ>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

たぶん2度目の視聴

出てくる人たちの演技もキャラも文句のつけようがないほどに最高で好き。
杉咲花の勇気がなくて弱々しい子が「お母ちゃんの子」として強く成長していく姿が特に好き。

最後の葬式で集まっ
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告白(2010年製作の映画)

3.4

松たか子の演技が素晴らしかった。教師という立場にあり、冷静に教壇にたって話しているのに隠しきれない怒りが滲み出てきている前半の語りが特に凄まじかった。

教師なんだから自分の家庭より生徒を大切にしろな
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

よくスマホをなくす人間なのでこの映画の恐怖が身近に感じられてこわかった。自分でなく彼氏がスマホを落としただけなのにあそこまでひどい目に合う麻美は気の毒。

スマホを落とした先にあるかもしれない恐怖を描
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

過去に因縁のあるもの同士が、会話をする中でだんだんと互いの正体に気づいていく様が、会話だけでストーリーが展開していく90分の中で描かれていておもしろかった。

ただ、すぐ人殺すし、暴力!内臓!死!!と
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.2

主役ふたりの演技が文句なしにうまいのでそれだけで見る価値ある。
ディカプリオのへたれっぷりも、それを支えるブラピの自由気ままなかっこよさも見ていて飽きない。

映画はたしかに長いし、このシーンいる…?
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アリー/スター誕生:アンコール・バージョン(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなにぽろぽろと泣いた映画はひさしぶり。
「待てよ」「なに?」「もう一度君を見たいと思って」という2人が出会ったときの台詞を繰り返したあたりから自殺してしまうんじゃないかと泣けてきたけれど、自殺の前
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ドリームガールズ ディレクターズカット版(2006年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

エフィの歌う歌がとことん主語が「私」しかなくてキャラを際立たせると同時にこわさも感じた。きっとエフィはもとからグループでやるより1人で歌っていく方が向いていたんだと思う。
後半のカーティスが前半の白人
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

森見登美彦の普通と少しテンポのずれた日常を的確に表現できていてよかった。ペンギンかわいい。これは原作への感想になってしまうけれど、お姉さんの正体が「人間じゃなかった」っていうのが安直なような森見ワール>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

2.0

牧くんの幸せそうなシーン多くてよかったけど、ストーリーちゃんと作るのか作る気ないのかはっきりしろと思ってしまった。ほんとに絵面だけ楽しみたい人向けの映画。

アイアンマン3(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズの中ではやっぱりアイアンマンがいちばんすき。

危機に陥った時に仲間に助けられるとか自分の身体能力で乗り切るとか色々あるけど、ゼロから自分で武器や身を守るものを作って乗り切ってしまうトニ
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めは予想の20倍くらい団結力のないアベンジャーズにびっくりしたけれど、最終的には皆協力して戦っていて熱かった。
会ったばかりの時は時代遅れのおじいちゃんと馬鹿にされていたキャプテンがちゃんと指示出し
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ついに地球外の惑星の話が始まったときはどうなることかとおもった。

ソーの内面の成長が著しいけれど、その理由が愛を知ったからの一言で片付けられている感じがして物足りなかった。
もう少しソーの内面や弟の
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.3

アイアンマンは悪用されないよう自分で管理したいというトニーの考えもわかるが、これほど強大な力を持つものを個人ひとりに持たせておいては危ない、国で管理するっていうアメリカの意向も最もだと思う。

あと、
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

不覚にも自身に強大な力を宿してしまった内気な男が主人公なのが、アイアンマンと違って新鮮だった。
自分の戦っているときの記憶のフラッシュバックに怯えるあたりに人間味を感じてよかった。

将軍はあまりにも
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