コンドウさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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演出力が尋常じゃないのでこの速度でもずっと飽きずに笑えるし、それでいて最高にかっこいい。誰にも真似できない。魔法みたいだった。

ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

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名作。でも原作の見せ場であるギラーミンとの決闘シーンは撮ってほしかった。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

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永田洋子の描き方が醜悪すぎて、監督の強烈なミソジニーを際立てていた。赤軍派と革命左派の齟齬をもう少し丁寧に語ってほしかった。

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

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ロミオとジュリエットを下敷きにして(実際リチャードギアがシェイクスピアを読むシーンもある)、高低差の演出を分かりやすく繰り返した1990年の資本主義映画。Know your enemy !

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

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小学生の頃大好きだった作品で今見てもちょっと泣きそうになるけど、こういうミューズ信仰は許しがたい。原作からのディテールの改変も目立つ。

ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984年製作の映画)

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「これが絶望的な事態でなくてなんだろう。確かに物語でしずかちゃんはめでたく助けられた(だが戻った世界は本当にさっきの世界だったのか?)。しかし、パラレルワールドは無数に存在しているのである。助けられな>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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こんなんスピルバーグにしか撮れないよってくらいエンタメとしてすごい。バナナの皮をちゃんと剥いたのも偉い。是枝裕和(と樹木希林)とは格が違う。女性を記号化して男の子映画にしてるのは最悪。たぶんそこは無自>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

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よくできた映画だからこそ決定的に駄目。あらゆる面で偽善的。結局市川実日子の恋心に回収されるのひどすぎるでしょう。深田晃司のステイトメントは立派だと思ったが、この作品からは当事者意識の欠片も感じられなか>>続きを読む