こーじさんの映画レビュー・感想・評価

こーじ

こーじ

もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.4

原作が出版された頃、
設定が私にとってどストライクだったので
すぐに読んだ本作。
映画も気になりつつ、
行くチャンスに恵まれなかったけど、
ようやくレンタルで見れました。

メッセージは原作同様に好き
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

オードリー・ヘップバーンの可愛いこと…
序盤の酔ってるとこ
めちゃくちゃ好きだな。

最後の会見での握手の場面の切なさ
最後の1人ではなく、
途中の1人にブラッドリーがいるのが
また切なさを際立たせる
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

これは地球だったのか???
そのへんの説明とか登場人物の気付きとかが、
いっこもなかったように思えます。
宇宙航行中にタイムスリップして・・・
みたいな設定なのかと期待していたのに。
仮に地球であった
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12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

3.5

レンタル落ちのDVDを買って視聴。

正直言えば、
真実がよくわからなかった。
どこかで
描かれてたのかもしれないけど…
だとしたら、私の読解力不足…。

最初は
有罪と思いたい1人と
無罪と思いたい
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ある男(2022年製作の映画)

3.6

アイデンティティと名前

姓って状況によって変わりうるものだけど、
もしかしたら、
自分を自分たらしめていることを
『確認』するという意味で、
すごく重要なのかも。

「あなたは誰?」という問い。
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

昨夜、飲みながら下書き書いて投稿してなかった。
今朝読み直してみたら、めっちゃ長くなってた。
ネタばれもめっちゃ書いてるので、
嫌な方は読まないでくださいね。一応ネタバレ設定にしてます。


「人のも
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.7

池井戸潤の『俺たちの箱根駅伝』が
とても読まれた2024年。
箱根駅伝を観る人も増えたとか…
そこであえて、
三浦しをん原作の本作を、
往路の今日、鑑賞しました。

ちなみに
スパイスカレーを作りなが
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告白(2010年製作の映画)

3.9

大晦日に観る作品ではなかった…。
でも面白かった。

原作は『このミス』に
ノミネートされた時に読みました。
かなり前のように思います。
で、それ以来、
湊かなえさんの作品は
度々書店で見かけはするの
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

誰かの本で
「今、一番失いたくないものは何かある?」
「あるならば、あなたはすでに『幸せ』なんだ」
というようなやりとりがあります。
日々過ごす中で、時折思い出すこの言葉を、
本作を観ながら振り返って
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はたらく細胞(2024年製作の映画)

4.5

いやー、面白かった!
舐めてかかってましたが、
想像を裏切る面白さ!!

ずーっと前に原作を読んだ時、
「体内組織の擬人化」の方法とキャラ付けに、
感動すら覚えた本作。
そのまんまに、映像化されてまし
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.3

クリスマス・イブに、猿を観る。

3部作(?)のラスト。
ヒトはウィルスのために、喋れない病気になっていく。
そして、話せるようになったエイプたちとは逆に、
衰退していく・・・
というのが、なんとも皮
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アラジン(1992年製作の映画)

4.2

超久しぶりに、全部通しで観ました。
絵は昔のディズニーですが、ストーリーが全く色褪せない!!キャラクターも、歌も、最高ですね。
『ホールニューワールド 』
あの場面を観てたら、懐かしさと、もっといろん
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.7

動物実験から生まれる憎しみ。
「コバは人間から暴力的なことだけを学んだ」
みたいなシーザーの言葉があった。
ファーストインプレッション。
「どのように相手と出会うか」は、
その後、
相手をどう見てしま
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.1

子どもの頃、何度となく
テレビ放映で観ていた『猿の惑星』。
人はよくないことで滅びて、
猿はすっごい長い時間の中で、
人のように進化した…と感じてた。

この映画は、
人間の脳の機能を改善させる薬品の
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ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

3.0

内面も外面も『ハンサム』にはなりたいけど、
『ハンサムスーツ』はいらないかなー。
そんなのに頼らないのが、ハンサムなんだと思う。
・・・と、中高生みたいな感想をもった今宵でした。


ルッキズムがずん
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

誰も彼もが人情にあふれる。
だけど、
その情は決して自ら言葉にはしない。
切ないけど、
これが私たち世代の深いところに
根付いてる価値観なのかも。
子供の頃から触れてきた
いろんな物語はそれがあった。
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.9

1は「親を乗り越え、互いに受け入れる」をメインに
「好奇心と冒険と成長」感じました。
2は世界がぐっと広がって
「家を出る、大きなものを背負う」から、
「使命とつながり」を感じました。

それと、音楽
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.9

プライムのレンタルにて。
近々『2』を観に行こうと思い、
久しぶりに鑑賞。

最初から最後まで、
飽きさせない話!
子どもとしての見方も、
大人になっての見方もできる。
ディズニーってすごいなぁ。
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.2

地域であった映画祭にて本日視聴。

展開が都合良すぎるだろう…と、
一瞬感じかけたけど、そうでもなく。
わりかし思うようにはいってない。
いろんな人の現実を
混ぜて、削って、作ってあるから、
抽象化し
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

なぜ「僕は線をえがく」ではなく「線は僕をえがく」なのか。
見事に描ききった作品になってた。

原作は本屋大賞にノミネートされた時に読みました。
続編の『一線の湖』も初版で読んでおり、
今、仲良く本棚に
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(2023年製作の映画)

3.0

過去に触れてきたこの時代の物語は、
勇ましかったり、義侠心に溢れてたり。

でも、もしかしたら、
案外出鱈目で、勢い任せで、嫉妬深くて、
偏愛に満ち満ちていて…。
極端に振ったら、
こんな話を想像して
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.4

私が怖い映画
その1「高いところでわちゃわちゃするやつ」
その2「生き物が人を襲う系」
その3「痛そうな場面が満載のやつ」
この映画は、2と3を満たしています。
最期まで、頑張って見ました・・・。
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.0

皆さんの評価が高いけど
なんかモヤモヤしてしまって。
僕が株の世界のことを分かってないから
なのだろうと思います。
勉強せねば。

キースは最初は実店舗が好きで応援したくて
ゲームストップの株を買った
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『インサイド・ヘッド2』を観たその足で、
同じ館内の別スクリーンに滑り込む。

原作も読んでます。
この夏に一巻から再読して、
読書メーターに全てレビューしているところ。
考えさせられるセリフや、
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作のラストで予告された『思春期』がテーマに。
館内は小学生の子ども連れ、中学~高校生くらいの友達同士、
その他大人達という満遍ない世代でほぼ満席。
思春期をはるか昔にすぎた「ナツカシ」世代の私は
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.5

先日、金曜ロードショーであってたけど、
他のことをやっていて見逃し、カナシミに沈む。
話のコンセプトは知っていたけど、
通して見たことがなかった作品。
『2』を観に行く前に昼間っから視聴しました。
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.0

「コンプラ大変だろうなー」
もっこりの言葉は多用されてたけど、
絵の表現はなかったもんな。
よくぞ劇場公開できるギリギリラインに
挑戦してくれました。

シティハンターにおける
エンジェルダストの持つ
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.4

来週なんの映画に行くかなー、、、
と考えつつ、候補の一つに挙げているこれ。
初めて見ました。
下ネタは大丈夫なのですが、
グロテスクなのはちょっと苦手。
でも、自由なヒーロー(ヒーローではないか)で、
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こりゃまた面白かった!

僕は都市伝説を楽しむのは好きなのですが、
本気で『陰謀論』を信じる言説は大嫌いです。
心の底から。
でも本作は違う!
アポロ11号の月面着陸についての陰謀論も知ってますが、
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.7

これは素晴らしかった…。
解釈が追いつかない所はあるが、
胸が熱くなったという事実が先に立つ。
きっと後からいろいら考えながら、
その理由が浮かび上がってくる作品。

藤本タツキの作品は全て読んでます
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キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

6月の末頃から、
コミックを一巻から読み直しつつ、
全て『読者メーター』にレビューをしています。
ここと同じ『こーじ』という名前で。
特に本作視聴想定してたわけではなくて、
たまたま…。
もしも読書メ
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

好き。

いくつかの話がそれぞれにあり、
最後の最後に繋がりが解き明かされる。
時を超えた
バタフライエフェクト的なご縁の話。

以下、一息でネタバレ。
みてない人は読まないで。

英語の小説のそれっ
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.5

原作を最後まで読んだつもりになってた。
途中で娘に持ってかれたんだった。
最後の方は読んでなかったな。
書店に続編が出てたので、
本作を観てみました。

腹をくくり覚悟を決めれば、
欲を離れて、
純粋
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妄想カンフー ~ダイナソー・ミッション~(年製作の映画)

2.8

よくわからんストーリー。
何かのオマージュ?
それとも、そもそもストーリーは
気にしなくてよいのかな。

カンフーアクションや、
敵の登場の展開は、
あるあるで楽しそうでよかったです。

小学生の頃を
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.8

ピュアだー。
原作の純粋さをちゃんと維持してる。
わたしは原作は連載開始時から
すっごい読んでて、
コミックも全部買ってるくらい、
本作のファンです。
なのに知らないこととして、
もしかしたらドラマ版
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.2

流し見してしまった。
あんまし細かいところまで
感情移入、解釈を楽しむこと、かなわず。

当時の人たちは、
どんなふうに惹かれあってたのだろう。
立場や政治的な思惑が先に立つ?

綾瀬はるかも木村拓哉
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