すぎやままゆこさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

すぎやままゆこ

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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

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主張するニガだの一言から動き出す
Niggaz Wit Attitudes
全員まじでかっこいい

西海岸の音楽とギャングスタラップというジャンルで一時代を築いたNWAの結束と確執。

ヒップホップの
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

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差別思想、新興宗教、親から子とか兄から弟とかへ否応なしにある影響。
足を洗うにも洗えないのが現実か。
自分が正しいと信じて疑わず、それ以外は絶対に間違っていると信じ込んで、怒りに任せて相手を言い負かそ
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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転生タイムループ×短編×黒人差別ていうフォーマット大発明だと思う、これら要素全てが相乗してよかった。
個人的にはSkinのほうがしっくりきたけど、わかりやすさ、広がりやすさの点においてそこも計算してる
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

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戦時中の同性愛に対する描き方をはじめ色んな二項対立を過激に見せつつ、大胆で斬新なキャスティング。
題材的に一見過去を扱っているようだけどそれが何十年先の未来と地続きの地点であることを感じさせるつくりに
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

女に生まれるって色々大変だけどやっぱり最高!となっていた中盤の自分はなんだったのか。
現実を突きつけるハッピーエンドと言い切れないラストがよい。
アルジェリアでは上映が禁止されているらしい、、

検問
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滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie(2020年製作の映画)

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自担決められないくらい箱で推せるグループなんて初めてです!!!
だからみんなをカット割で観られる映画はまた、それはそれで素晴らしさがある。

映画館のJヲタのお姉さんが書いたであろう愛のあるpopもよ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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れっきとしたカルトムービーなのでこれをTOHOでかけられるようにしたGAGAは配給会社の鑑。
おかげでよりたくさんの人がこの作品に触れることになる!
世界からも、日本人てやっぱりクレイジーだねと言わし
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氷の微笑(1992年製作の映画)

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本作の、シャロンストーンのノーパン足組み換えシーンはあらゆるところでオマージュされていて有名でしたが観ていなかった名作をやっと鑑賞。
シャロンストーンの知性とミステリアスさから溢れ出る色気がとにかくす
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ボウリング・フォー・コロンバイン(2002年製作の映画)

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メディアのヘイトが募る作品。
子供が見ても社会がクソとわかる。
高校生2人組が13人を殺して自殺したコロンバイン銃乱射事件当時の大統領のブッシュは、なんと全米ライフル協会(アメリカ合衆国の銃製造業や銃
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

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1番好きなギャロ
映画館で観たい
精神的に少し大人になってるというかある種の諦念がでてきていないと楽しめない映画

AGANAI 地下鉄サリン事件と私(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

95年生まれなのでサリン事件と同い年だし、カルトに興味があるからサリン事件関連の映画やテレビは一通りみてきていると思うが本作は異質。
被害者にしか引き出せない荒木の顔があることを知る。

被害者である
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

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デヴィッド・クローネやリンチのエキスてかんじの官能ミステリーの要素も感じられる良作。
フランスぽい空気感や、全シーンに意味があって、映画を見た日をこれからも鮮明に覚えていられるような印象づけをされてい
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さらば!2020年(2020年製作の映画)

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2020年激動!
よくできた皮肉たっぷりのモキュメンタリー。
性格悪いから楽しめた!
日本はスポンサーを気にせずコンテンツつくって放映できるのが、この時代にNHKしかないというのが恥ずかしい。
アメリ
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

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北野武がこの映画の舞台足立区出身で、誰かとつるまないと生きていけない街なんだって言ってたのをおもいだした。
祈ってもマジで無駄という立場になったことがない、教育も受けているし、ネグレクトもされてないし
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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劇場で観ることができてよかった、隣で一緒に映画を観ていた親友を改めて心から大切に思った。
最後のお花束とタイトルはどんな解釈もできて、社会は素晴らしいか素晴らしくないかの二択ではない複雑さがあることを
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回路(2000年製作の映画)

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期待して見て期待を超えた

得体の知れないものの恐怖をあえて答えを示さずに難解なまま処理していて、ホラーだけど心に残る作品にまでしてるところさすが黒沢清監督というかんじ

シミとか磁場とか、死や孤独か
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コンジアム(2018年製作の映画)

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テラフォーマーズコンタクトずるい
文脈重視しちゃうので怖くなかったなんかいつからかホラーで笑ってしまう可愛げのない体質になってしまった、、
でも広告収入で儲けたいばかyoutuberたちが心霊スポット
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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公開を心待ちにしていたし、なんなら待たせすぎ!なんて思っていたのにいざ観に行く日が近づくと寂しくて、観終わった後はあまりの綺麗な納得のいく終わりに逆に寂しさが増大してさよならなんだと実感、、

久々の
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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自分の娘に対する思いみたいなのが入っているから強烈な処女作になっている。
間違いなく理想の父親像とはかけ離れている

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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冒頭から訳の分からない会話劇、危険なゲームの提案と的を得ない質問でまったく噛み合わない会話、絶妙に不穏すぎる。さすが。
開始数分でだいすきな空気感。
だいすきなヨルゴスランティモス監督作のなかで最も難
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

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アメフトの主将は相変わらず女性蔑視で白人至上主義の役、というステレオタイプなわかりやすさが気になった以外は全てK点越えの作品。
わかりやすさとトゥーマッチさほぼ同義なので難しいが、久々に自分がアメリカ
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

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多くの人が1人で見にきてたのがよかった。
映画館で見られた幸せ。
問題作といえないくらい見終わってからは車の衝突事故に性的興奮をおぼえることが平凡なことのように思った。
伝説の車の事故を再現するという
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

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ナイストモロヲ!
塚本晋也が低予算で超拘って変態性見せてる
ジャパニーズアイアンマン以上にジャパニーズイレイザーヘッド感
ふと鏡を見たら自分の頬から鉄ような突起のニキビができてるという入りと、恋人にご
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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ザ!てかんじのアメリカダイナーやら遊園地やら草むらやらドライブインシアターやら、当時のアメリカのシグネチャーがふんだんにロケ地になっていて、演出うまいので聖地巡礼したくなる映画、ただそれだけてかんじで>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わたしは温室育ち一人っ子だから兄弟にも兄弟のようなものや、90年代への空気感への憧れ、不良の青春への憧れが強いから、心がほかほかになる映画だった。
何をしても勝てないくらいし喧嘩も強くて部屋も綺麗で色
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

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愛着障害というか、なんとかして家族をはじめとする他者の関心を買いたいという気持ちは共感する部分もありモヤモヤ。
子供は意外と大人が思うよりうわてである、正気と狂気は地続きであるということを思い知らされ
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