こおさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

久しぶりに見ましたが、やっぱり今回も泣いてしまった。
生まれつきの障害により人とは違う顔を持つ10歳の少年オギーが初めて学校に通うことになり、最初は避けられたりいじめられたりするが、けっして卑屈になる
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.6

冒頭でいきなり不快な気分になったが、最後まで見てみました。
最後の判決に違和感を覚えたものの、エンディングは普通に泣けた。

でも、KKKクークラックスクランとか久しぶりに聞く組織が出てきてからは、ち
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

まだエイズに偏見があって、まともな治療法も確立していなかった時代に、エイズに感染し余命30日と言われた時にはどうなることかと思ったが、それにも負けず、生きることにこだわり、製薬会社やFDAの圧力と戦い>>続きを読む

ガンジー(1982年製作の映画)

3.8

インド独立の父マハトマ・ガンジーの生涯を描いた伝記映画でオスカー受賞作。
恥ずかしながら、ガンジーと言えば教科書で習ったなぁくらいの知識しかなかったのですが、改めて本作を見ると、彼の強い信念と高い志に
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.3

退役した盲目の元軍人を演じるアルパチーノの名演技が光る良作。瞳をまったく動かさない演技とかほんと大変だったと思う。
そして、本作は何十年ぶりかの鑑賞でしたが、それでも素直に感動できました。

2時間3
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

シリーズ第六作。そしてこの作品でも、トム・クルーズはヘリコプターを自ら操縦してアクロバット飛行をするなど、彼のスタントは歳を重ねるごとにレベルアップしていくことに驚かされる。
個人的にはシリーズ最高傑
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.9

シリーズ第五作、相変わらずのテンポの良さと細部まで緻密に計算され練り込まれたストーリーに引き込まれる。

それにしても、冒頭の飛行機の箱乗りには驚いた。そしてスタント無しでトム・クルーズが演技に臨んだ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

M.I.シリーズ第四作、核ミサイル発射を阻止するという壮大なミッションでストーリーのスケールはシリーズ最大と言ってもいい本作。
とにかく飽きることなく最後まで集中して見続けられるところとかトム・クルー
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.7

シリーズ第三作、相変わらずのテンポの良さとアクションシーンの連続でぐいぐい引き込まれました。
前作に比べると、スパイ映画としての緊迫感も戻ってきたものの、全体的に目新しさに欠けていたという印象。

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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.4

シリーズ第二作で、こちらは初鑑賞。
前作からは、いい意味でも悪い意味としても、随分と雰囲気が変わってしまった。
銃撃戦やカーチェイスなどアクションシーンは満載でそれなりに見応えはあるが、スパイ的要素や
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

久しぶりに見たが、やはり面白い。
一度聴いたら耳に焼き付いて離れないあのテーマ曲とともに、テンポよく繰り広げられるアクションと予測不能なストーリーは、まさにエンタメ作品の王道で、ハリウッド大作の象徴と
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

時空を越えた美しい親子愛に心が揺さぶられる名作。
ダイナミックで美しい映像の連続で、長尺が気になることもなく、最後まで見入ってしまう。
SFではお馴染み、でもあり得ないだろと思ってしまうウラシマ効果も
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

初鑑賞だが、見ていてとても不思議な感じがした。
一回では理解するのは困難な作品、もう一回見ないと。
でも、不思議とこの世界観に惹きつけられるのは何故だろう。
全てを理解しようとせず、夢の中でアイデアを
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

久しぶりに見たが、やはり時系列を逆行させながら進行する大胆なストーリー構成は斬新で面白い。
50回目のファーストキスなどのこの後に生産された短期障害物の作品に影響を与えた功績も大きい。

ただし、時系
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.4

エイリアンの前日譚を描いたプロメテウスの続編となる本作。
エイリアン第一作に繋がるわけだが、スターウォーズシリーズとは違って、少々、無理矢理感、後付け感があるのは否めない。
もちろんプロメテウスを見て
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.1

言わずと知れたエイリアンシリーズの前日譚。
映像は綺麗で素晴らしいのだが、設定に頭がついていくのが精一杯。
リプリー登場前のキャストと設定はよかった。
ノオミ・ラパス演じるエリザベスはリプリーを彷彿と
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.4

エイリアン4作連続鑑賞中。
リプリーをクローンにしてまで、無理矢理登場させなくてもよかったかな。
そしてユタニ社を買収した企業のエイリアンを繁殖させるというおかしすぎる経営判断やニューボーンの設定も無
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.4

今回は牢獄が舞台。そして囚人たちはみんなハゲてて、正直見分けがつきませんでした(笑)
デヴィッド・フィンチャーの監督デビュー作で、シリーズ最低とも評価される本作であるが、序盤はなんだ面白いじゃないかと
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

ジェームス・キャメロンが監督・脚本を手掛けたシリーズ第2作。
脚本がいいこともあって、手に汗握るドキドキの展開から目が離せず、最後はちょっとドタバタに詰め込みすぎた感もあるが、トータル的には最高のエン
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エイリアン(1979年製作の映画)

3.9

何十年ぶりかの再鑑賞でしたが、リアルさや臨場感など、昔の作品ということを感じさせない仕上がりでした。
ただ、やはりエイリアンの登場シーンが少なすぎて、そこだけが不満です。
まぁ、猫飼いの猫好きとしては
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.8

シュワちゃん主演の一作目に匹敵する面白さ。
舞台は1700年代のアメリカだが、こんな時代にプレデターのハイテクな武器で襲われたら勝てるわけない。
でも、最後は補正が入った主人公が勝ってしまうところもこ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

このシリーズは新作が出るたびに新種も登場するが、今回の進化したビッグサイズのアルティメット・プレデターがめっちゃ怖い。
テンポの良さや程よいスリリングさ、たっぷりのユーモアと、ちょつぴりのお下品さもあ
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AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007年製作の映画)

2.8

1からの続きで新たに登場したプレデリアンはかっこよかったが、クリーチャーたちのディテールが雑すぎてしらけてしまった。
ストーリーも雑で投げやり、特にラストはもう少しなんとかならなかったのかと言いたい。
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

3.2

このシリーズの見るべき順番もわからず、とりあえずプレデター2からの流れで見てみたが、やっぱこの前にエイリアンを見ておけばよかったとか、そんなこと考えながら見てました(笑)

あまり練られていない食われ
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プレデター2(1990年製作の映画)

3.2

まさかの市街地に出現、そして牛肉が好物という設定に思わず笑ってしまった。
そしてプードゥー教が絡んできたり、FBIも登場したり、なかなかのテンポの悪さでした。

やはりプレデターは秘境のジャングルにい
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プレデター(1987年製作の映画)

3.7

光学迷彩で姿が見えず、得体の知れない謎の生命体がこちらの様子を伺っているという怖さ。
人間狩りをただただ楽しんでいるという恐ろしいやつ。
そんなエイリアンを相手に立ち向かうというわかりやすいストーリー
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

第一次世界大戦を背景に秘密結社キングスマン設立の誕生秘話を描く。
派手なアクションとギミック満載の前2作とはまったくテイストが異なっており、第一次世界大戦の背景には実はキングスマンの存在があったという
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

前作の世界観をしっかり踏襲しつつ、時に笑える要素も存分に盛り込まれ、引き続き楽しむことができた。
エグジーも少し頼りなさを感じた第1作の頃と比べると、一人前のスパイへと成長し、本シリーズでは欠かせない
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

実に面白い。久しぶりに最高と思える作品に出会った。
荒唐無稽な笑っちゃうシーンも多いけど、英国紳士がビシッとスーツを着こなして戦うなんてカッコよすぎる。
数々の武器もすごいんだけど、特にあの傘はめちゃ
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春なれや(2016年製作の映画)

3.4

大ベテラン女優の吉行和子さん主演の短編映画。
ソメイヨシノは60年経つと咲かなくなるという、昔に聞いた噂の真相を確かめるために老人ホームを抜け出すという役を見事に演じている。
そして偶然出会い、彼女を
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わさび(2016年製作の映画)

3.8

私が一番好きな女優、芳根京子主演の短編映画。
私が彼女を知るきっかけとなった朝ドラ『ぺっぴんさん』放送の後に公開されていたようだ。
寿司屋を営む父が精神障害になり経営できなくなったことを受けて、娘であ
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.5

松田優作のいかれたクレージーぶりがすごい。
この作品のクランクイン前に10キロ以上減量し、頬がこけて見えるように奥歯を抜いたというエピソードも残っている。

でも、途中流れる戦争映像や、ただただ聴かさ
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.5

ジャパニーズハードボイルド、松田優作にはこのようなダーティーヒーロー役が似合う。
ストーリーはあまりにも現実離れしてて、とっ散らかった印象が拭えないが、70年代の犯罪社会のかっこよさ?はうまく演出され
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

角川映画を見始めたら止まらなくなってきた(笑)
この作品も主題歌と『カイカン』の有名なセリフのシーンしか知らず、初鑑賞となりました。
設定自体ありえない話なんですが、セーラー服姿で敵対する組事務所に乗
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探偵物語(1983年製作の映画)

3.3

いつだったか忘れちゃうくらい久しぶりに見た。
でも、大瀧詠一が手掛けた主題歌は今でも口ずさめる。

単なるアイドル映画に止まらない角川映画としての気概を感じる作品。
でも、ストーリーは至って平凡で、こ
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.5

『顔ぶたないで、私、女優なんだから』という作中の台詞が当時流行したのをかすかに覚えてる。
これまではアイドル女優と言われていた薬師丸ひろ子が本格女優へと脱皮するきっかけとなった作品という目で見ると、た
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