つかれぐまさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

つかれぐま

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

17.6.22 Tジョイ大泉 スクリーン4
 面白かった。現実に起こった神戸の事件(少年&手記の出版)に巧みに寄せて見せることによって、リアリティを生み出し、細かいこと(藤原君の年齢は?とかね)を気に
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美しい星(2017年製作の映画)

1.0

17.6.7. シネルーブル池袋 シアター1
展開があまりに難解すぎ。説明を省略している上に、複数解釈の可能性を提示。さらには「メタファーらしきもの」が随所に盛り込まれ、難解要素のインフレ状態。135
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.0

17.6.1 大泉シアター1吹替

アメコミ版「ノーカントリー」

メンバー一新の新シリーズが立ち上がり、「X-MEN」も未来への希望を語り始めたなと思いきや、今作はなんとミュータントの終末だ。

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スプリット(2017年製作の映画)

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17.5.21大泉#6

「ミスターガラス」鑑賞後に、再見。

クローバー☘と同様に、我々人類にもごく稀に<四つ葉🍀>が存在する。彼等は他人と異なっているというだけで、決して劣る存在ではない。いや、む
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

2017.5.19 大泉#2

進化のために必要なこと

 未知の存在を受け入れた人類が新たな「能力」を獲得する。結果、皮肉にも人間として最も受け入れがたい運命を知るが、それすらも受け入れる、これがい
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

17.5.1 Tジョイ大泉 シアター1で吹替
近年のディズニーアニメの変革とは一線を画す正統路線。贅を尽くした大作感はしっかり味わえるので、ライトな映画ファンには最適。

映画好きでこの作品を嫌う人は
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

17/5/1_大泉#4(吹替)

考えたら負け

油断して?少しでも論理的に考え始めると直ぐに破綻する。バカバカしくて笑うしかない「考えたら負け」な作風は健在だが、ここ3~4作の中ではシリーズワースト
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

17.4.21 大泉#8

美しい画だが、

美しい話とは思えなかった。
それは、別に自分がゲイを受け入れないという訳ではなく、この作品そのものが極めて共感しにくい観客を突き放すような作りになっている
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

3.5

17.4.7大泉#6

<ザ・バットマン>

数多の監督が描いてきたバットマン。その「雑多」を全て肯定するおそらく唯一の手法はこれかもね。

前半メタ的に始まったので、これは茶化して終わるのかなと思い
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

17.3.25 大泉#1

進化するコング

怪獣登場シーンが多いの少ないの、コングが強いの弱いの、そういうオタク的議論を超越して一般映画としてこれは大傑作だ。人間パートを含めてとてもよくできている。
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.0

17.3.23 バルト9 シアター7
ぎりぎり見れて良かった。人は一杯死ぬが見終わった後味は悪くない。
まず私が洋画&洋楽デビュー(背伸びしてね)したの頃の空気感が見事に再現されている。(この映画より
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

17.3.18 Tジョイ大泉シアター1:吹替
前半、マッドマックスシーンまでは最高。大蟹との戦い以降は、モアナとマウイの信頼が簡単に揺れ動きすぎて、これがややスポイラーになりエンディングに乗り切れない
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.0

2017.3. 試写会@ソニー

まあ、そうするよな。

抜群に面白いシチュエーション設定とよくできたセット、説得力をもって描かれた人間ドラマの3点が揃った見事なSFだと思う。

不思議なくらい評判が
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

<2017.3.1 Tジョイ大泉 シアター8>
情報や光だけでなく、人の声以外の音が消えた世界が怖い。
一切の人工音(電気を想起させる音楽も排除)の無い世界、じわじわと来る恐怖を、少しづつ、一日づつ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

17.2.25/3.1大泉#1

人生のマジックアワー

表と裏、二つのテーマを見事に融合させた傑作。表は流麗なキービジュアルからも連想されるとおり、エンターテイメントへの讃歌。前作「セッション」(こ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.0

17.2.1. Tジョイ大泉 スクリーン1
私は大のつく「七人の侍」愛好家だが、良くも悪くも、「現代流のレプリカ(新解釈ではない)を作ってくれてありがとう」が感想かな。人種の多様化や、最終兵器の脅威、
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

17.1.21 大泉#2

神は見ていた

大変長い作品だが、テーマの汎用性と質感の高い画力で緊張感を持続することができた。神の作りたもうた大自然の中の、小さき人間。すなわち神の視点を体感するためにも
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

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<2017.1.14 新宿ピカデリー スクリーン8で鑑賞>
初公開時→レンタル→今回と3度目の鑑賞。
この作品の素晴らしさを言語化するのは大変難しいが、一言で言えば、
「アクションでドラマを語っている
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

16/12/29 大泉#3

小さくとも負けない

宮崎駿「風立ちぬ」が時代から逃げた男の話とすれば、本作は逃げなかった人々の話だ。まるで片淵監督から師匠への返歌のように思えた。

中でもすずと径子が
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