『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)
社会現象にまでなったテレビ版の劇場版で、リビルド三部作(のちに四部作)の第一弾。(リビルドとは作品を再構築すること)
物語はテレビ版の途中までとほぼ同じ>>続きを読む
『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)
蜷川実花監督の長編4作目。
創作と引き換えに破滅的な人生を送ってきた小説家太宰治と、彼と深く関わった3人の女性たちの物語です。
監督はもちろん、俳優陣>>続きを読む
『新宿スワンII』(2016)
新宿でスカウト業を行う主人公たちが新たなナワバリを求めて横浜進出、そこで待ち受けていたのは幹部の一人と因縁のある危険な男だった…みたいなお話です。
基本的には前作と>>続きを読む
『鬼手』(2019)
プロ棋士に姉の命を奪われた少年が、成長し修行の末に身に着けた囲碁で復讐するお話。次々と裏社会の棋士たちが待ち構えているのですが、それを(囲碁でも戦いでも)やっつけていくのが爽快>>続きを読む
『ピンクリボン』(2004)
日活ロマンポルノに代表されるピング映画。実は黒沢清監督や井筒和幸監督らを生んだ『日本映画の裏側』とも呼べる存在で、かつての隆盛の時代からかろうじて存在している現在までの>>続きを読む
『暗数殺人』(2018)
捕まった殺人犯が、まだバレていない(=暗数)殺人を告白したことで、刑事たちが翻弄して殺人犯に振り回されるお話。実際に韓国で起こった事件をモデルにしているらしいです。
犯人>>続きを読む
『サイキッカー 超人大戦』(2019)
企業から逃げ出した実験体とそれを追う私兵、そして逃亡を助ける謎の人物が生き残りを懸けて戦うお話です。
スタント出身の監督で、カナダ映画と聞いて妙に納得する作>>続きを読む
『Diner ダイナー』(2019)
複数の賞を受賞していて漫画化もされている人気小説で、殺し屋たちが集まる食堂(ダイナー)に雇われたウェイトレスのお話。
監督は写真家の蜷川実花さん…映画を撮ったの>>続きを読む
『西部戦線異状なし』(1930)
第3回(!)アカデミー作品賞受賞作品。
第一次世界大戦をドイツの青年達の視点から描く珍しいお話です。反戦映画だし、戦争のむなしさを見事に描いているのですが、この後>>続きを読む
『さらば愛しきアウトロー』(2018)
銀行強盗を生きがいとして生きる紳士的なおじいちゃんと、犯人を追いかけながらその生き方に惹かれてしまう刑事の物語です。
名優ロバート・レッドフォードの引退作とし>>続きを読む
『ハイエナ・ロード』(2015)
タリバン蠢くアフガニスタン・カンダハルにて、カナダ軍狙撃部隊の主人公が獅子奮迅するお話です。
職場で恋愛したり、諜報活動したり、激しいドンパチなんかも当然あるのです>>続きを読む
『マイ・バック・ページ』(2011)
60年代、学生運動を経て活動家となった"K"にシンパシーを感じて取材をする記者が、色々あって世間と戦った末になぜか自己嫌悪しちゃうお話です。
当時の雰囲気を松山>>続きを読む
『マダム・マロリーと魔法のスパイス』(2014)
インドから南仏にやってきた大家族は空き家を見つけそこでインド料理店を開きます。しかし向かいには老舗のフランス店があり、そこの女主人と事あるごとに衝突>>続きを読む
『ハウスメイド』(2010)
『パラサイト 半地下の家族』でも参考にしたという韓国映画の名作と呼ばれる『下女』(1960)のリメイクです。メイドさんが主人と通じてしまい、奥さんと泥沼になって…という>>続きを読む
『映画 刀剣乱舞-継承-』(2019)
織田信長が生きてる世界線を作り歴史を再編しようとする"時間遡行軍"と、歴史を守るためにそれを阻止する"刀剣男子"たちとの戦いを描く。
元々はブラウザゲームで>>続きを読む
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)
911テロによって父親を失った少年が、父が残した謎の鍵に合う鍵穴を見つけるために、NY中を歩き回る物語です。
スティーブン・ダルドリー監督>>続きを読む
『パージ:エクスペリメント』(2018)
1年のうち12時間だけ、殺人を含むすべての罪が許される『パージ法』。人気シリーズ第4作目はその前日譚の物語です。
頭悪そうなお話のようで実は本質をついている>>続きを読む
『愚行録』(2017)
『点』の石川慶監督作品。
一年前に起きた凄惨な一家惨殺事件。知人などの取材を続ける主人公は、理想の夫婦として知られていた二人の裏の顔を知る事となり…。
一つの話が人の見方に>>続きを読む
『ろくでなし』(2017)
渋谷の街を舞台にして、裏社会に生きる二人の不器用な男を描く。
『クズとブスとゲス』での暴力表現で注目を浴びた、奥田庸介さんの監督作品です。渋川清彦さんの定評あるチンピラ演>>続きを読む
『リトル・ダンサー』(2000)
炭坑不況に揺れるイギリスで、ある日突然バレエに目覚めてしまった少年のお話です。自分でも理由が分からず夢中になっていくバレエに、家族や周囲がちょっとづつ変わっていく…>>続きを読む
『ダウントン・アビー』(2019)
歴史ある大邸宅"ダウントン・アビー"に暮らす貴族と、そこで働く執事やメイドたちの物語。人気長編ドラマの劇場版で、今回は国王夫妻が泊まりに来るために大わらわなお話で>>続きを読む
『新宿スワン』(2015)
同名マンガを原作とした新宿・歌舞伎町を舞台に、水商売や風俗を斡旋するスカウトマンのお話。と、その勢力争いに揺れる業界を描く物語です。
新宿が舞台なのでどのシーンも見覚えあ>>続きを読む
『そこにいた男』(2020)
『岬の兄妹』の片山慎三監督のショートフィルム。
刺されたホストの横で女性がタバコを吸いながら電話をかけている所を撮られた実際の事件写真から想像を膨らませて作られたお話だ>>続きを読む
『コールド・スキン』(2017)
孤独を求めて孤島に来た主人公が、半魚人を引き連れた奇妙な老人と出会い、夜な夜な襲ってくる半魚人たちと殺し合うお話。
ニーチェや宮本武蔵の五輪書などが引き合いに出され>>続きを読む
『点』(2017)
かつて付き合っていた男性のやっている理容室へ久しぶりに足を運ぶ女性。14年ぶりの会話はどこかぎこちなく…。
26分間の映像ながらフルタイムの映画を観た後のような充実感で、初めて石>>続きを読む
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』(2019)
ダヴィンチ・コードの内容流出を防ぐために翻訳者を隔離したらしい実話を元に膨らませたミステリーです。
翻訳の最中に本の内容がwebで公開され『スパイ>>続きを読む
『ゾンビーワールドへようこそ』(2015)
ボーイスカウトの持てない三人組がストリッパーの女性と組んでゾンビどもと戦う青春ゾンビムービー。
ジャンル映画となってすでに久しいゾンビ映画ですが、『俺らが>>続きを読む
『アイスブレイカー 超巨大氷山崩落』(2016)
1985年にソ連で実際に起きた海難事故の映画化。
巨大な氷山に砕氷船が衝突し故障。沈没の危機に船長は…みたいな話ではなく、救助を待ちながら4か月近く>>続きを読む
『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』(2018)
完成まで30年かかって、ようやく完成した奇才テリー・ギリアム監督のいわくつきの作品。
自分とは違う人格を演じた人間が、それが本来の自分だと信じてしま>>続きを読む
『THE INFORMER/三秒間の死角』(2019)
不意のトラブルによって主役の情報屋は刑務所へ。裏切ったFBIとギャング双方から命を狙われるが、家族の元へ帰るために…みたいなお話。
脇を固める>>続きを読む
『孤狼の血』(2018)
数々受賞した柚月裕子さんの同名小説を、『凶悪』の白石和彌さんが監督。
昭和63年の広島、縄張り争いをしているヤクザの間で均衡を保とうとする無頼刑事(役所広司)と、その動きを>>続きを読む
『アイム・ユア・ウーマン』(2020)
アマゾン・スタジオ作品。
凡庸な主婦が、夫の悪事の失敗のせいで、命を狙われて逃げ続けるお話。
いわゆる『じゃない方』の物語で、脇役に追いやられている女性にスポ>>続きを読む
『軍中楽園』(2014)
中国と台湾がにらみ合っていた時代、慰安所(娼館)へ配属された新米兵士は、陰のある娼婦ニーニーと仲良くなって…みたいなお話です。
娼館が舞台なのにプラトニックな関係性なのが眩>>続きを読む
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)
1977年から始まって42年間、世界中に熱狂的なファンをもつシリーズ9本目の完結編。
制作がディズニーに移り、J.J.エイブラムスが指揮を>>続きを読む
『ラブ&ポップ』(1998)
村上龍の原作を庵野秀明(新人)(←クレジットでこう書かれてる)監督が実写化。
女子高生が援助交際をして色んな変人たちと関わり合いながら成長しない(しない)物語です。
観>>続きを読む
『フューリアス 双剣の戦士』(2017)
ロシア発の『300』っぽい歴史物アクション。
『1人vs15万人』や『双剣の瞬殺アクション』などの大仰な言葉が躍るが、実際はそんなでもなかったですw。
ただ>>続きを読む