パリを舞台に、歴史の縦軸を往来する主人公。タイムトラベル先の恋を通して本当に自分の求めているものに対して素直になる。パリの夜を歩きたい!
なんだかすざましいものを見てしまったなあ。
晴海にある団地の一部屋に住まう全員がクズな家族、やけに上品な話ぶり。トイレットペーパーが山積み、コーラにビール、ハイボールにキャビア。時代を匂わせる仕掛けが>>続きを読む
痛みを感じない主人公、血友病のヒロイン。借金の取り立てで出会うふたり。設定が韓国映画の定番でそそられる。泣くとわかっているんだけど、やはり後半は泣いてしまう。セリフは嘘をつくんだよなあ……。フランダー>>続きを読む
映像が美しいオースティンの名作。噛み合わないふたりがさまざまなラブストーリーに絡んでゆっくりと寄り添っていく。
展開がスピーディーだか、はっきりと人物の立ち位置が提示されていたのですんなり理解できた。
邦題が残念。登場人物の心の機微がゆっくりと伝わってくる映画でした。パリに住むエストニア人の日常を切り取った映画。
満たされないものを埋めるために外に出ていく男と残された家族との再生の物語が主題と受け止めた。ときどき、あえて差別用語を言ったり、わざと嘘を言ったり、真実を伝えても噛み合わなかったりとセリフによるキャラ>>続きを読む
良かった。何も前情報を入れずに行ったのでラストに向けてええっ、そういう展開?となったが、どの人物の個性も際立っていたし、最初炭焼きにも元自衛隊員にも見えなかった俳優たちが物語が進むに連れ、それらしく見>>続きを読む
好きなタイプの映画。シャロンの人生を編み上げてきた環境が伝わってくる。ムーンライトに照らされた幻想的な時間に、いっときの幸せが見えて胸をなでおろした。
テレビで鑑賞。評判通りの面白さ。バーフバリ誕生のスペクタクルが145分に満載!ただ、「えー、そこまでかい!」と突っ込みたくなるところで終了したので残念感。早く次を観たい。
長い!以前観た記憶は遥か昔。多分、全て観ていなかったんだと思う。ラストシーンがなんとも洒落ていて、やられたという感じ。その人だから出てくるセリフ、教授のそれはなかなか頑固でしたがゆるむ瞬間の表情がなん>>続きを読む
和田夏十のオリジナル脚本。忙しさゆえに?軽薄に生きるテレビ業界の男。女により、人間的成長はあるのか?不思議な後味のある作品だった。
精巧に錬られたセリフの応酬。今回も素晴らしい脚本!ふたりの年月の積み重ねをしみじみ感じた。ジュリーがいい感じに緩んでて◎!
マサラムービー感動巨編。ムンニー可愛い。
現実は、主人公の正義のようにはなかなか行かない。たまたま生きて帰れる設定で良かった。
涙腺崩壊。泣いているひとがそこかしこに。
何気ない日常のシーンの積み重ねに、人物の個性が見えてくる。ところどころの小さなメッセージが大きなメッセージとなってじんわり響いてきた。スルメイカのような味わいがありそうで、また観たときに星評価を変える>>続きを読む
なべおさみの熱演に拍手。途中から寅さんに見えてきてしょうがなかった。登場人物のドラマが詰まっていて、濃い90分。最近の映画、内容の割には長いよね……。
緻密に計算されたシナリオ。最後はまさかの伏線回収。感染して形態がゾンビ化するよりも、人の心に巣食うゾンビが一番やっかいだということも描かれていたが、おのおの愛の物語に終結していたのが素晴らしい。最後に>>続きを読む
数学を通した男の友情、夫婦のすれ違い、母のエゴ。ドラマチックすぎる実話に、胸がぎゅっと掴まれる。後半、テンポが早過ぎるように感じた。音楽◎
おかしみと悲しみと清らかな風が抜けるような余韻のある映画。フィリップとドリスの関係性や2人が変化していく様子に目が離せない。
ヴィゴ・モーテンセンにぴったりの役。頭が良いからこそ極端になるときもある。バランスをもって生きていくことの難しさ。親の思想を子どもに押し付けてはならない。もちろん、製作に関わっている人たちは真っ直ぐな>>続きを読む
インドならではのあるある話。主人公の無垢さが光に繋がったのかな。
北海道のとある町の日常。高倉健の寡黙はもどかしくもあり、カッコよくもあり。最後にコップを置いて吹っ切るシーン、印象的だった。
じんわりと感じる季節の移ろい。樹木希林と黒木華のやりとりにいちいちうなづきながら、おばさまあるあるや茶道あるあるのシーンにいちいち吹き出しながら。いい時間だったな。
当て書きかと思うくらい、森田剛は役を生きていた。シンプルなストーリー。怖かったけど余韻あり。面白かった。
3人の犯人らしき人物のストーリーを糸のように撚った構成が見事で、最後まで目が離せなかった。すごい映画だなと思ってラストに来ると、あれ、と拍子抜け。犯人の描き方だけ、納得できなかったな……。無垢さと性を>>続きを読む
永くインドに継がれてきた死生観が伝わってきた。この後の世代はどうだろう。異文化の話なのに懐かしくなるのは何故なんだろう、と考えながら帰途についた。
鎌倉を舞台にした売れない小説家の幻想譚。意外と楽しめた。キムラ緑子とのまさかのお風呂シーンで、不思議世界から目が離せなくなった。
観たあとはすぐに自宅でクィーン祭り。YouTubeでライブエイドやNHKのドキュメンタリー、懐かしのウェインズワールドまで。
もう一度IMAXで観て味わおう。