kurageさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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横道世之介(2013年製作の映画)

4.0

中盤で驚く事実がさらりと。時間は人の思いとは関係なく勝手に進んでいくものだなあとしみじみ。自分も過去を振り返ってみたり。
じわじわと余韻がやってくる、するめのように味わい深い映画だった。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.1

何でもない日常に起きる誰にでも起きそうなちょっとした事件を描いている。突然、こんなハプニングがあったら面白いなあと思う。人生は捨てたもんじゃないのだ。

追記:役所広司は本当に演技の幅の広い役者さんで
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.9

伊藤英明がイキイキと役を生きていた。
どちらかといえば苦手な俳優さんでしたが、役にハマるとはこういうことなのかなあと。
全く知らない林業の世界を通して様々な社会の問題も見えてくるが、そこはたくましい人
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.7

ライフラインが途絶えたらいかにサバイバルするか。現実的な問題をコメディに。
ともすれば深刻な話にも捉えられるのに、カツラ、時任ファミリー、大地康雄、犬など要所要所に笑えてしまう。葵わかなはこういうおき
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.9

息子と母、それそれの人生の時間がみえた映画だった。
人間は誰もが老いていく。
それには誰も逆らえない。
例え記憶がぼんやりしても、人間が生きてきた限り、誰にでも人生ドラマは存在するのだと実感した。
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.2

試写会チケットが当たり、いち早く鑑賞。
池井戸ドラマはお決まりの顔芸が好きではなかったのだけど、演出が変わるとたちまち日常に起こりうる事件として捉えられる社会派ドラマになる。あのオーバーな演出は、作家
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

ダメ婿が起点となったストーリーがシンプルかつ巧みに展開していく。のちにスリービルボードに繋がるフランシス・マクドーマンドの妊婦署長、いい味出してる。切手の額も微妙で旦那の存在そのものを暗示。コーエン兄>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.1

大きなものが都合の悪いものを次々と隠していく。臆せず、新聞社の仕事をまっとうする記者たち。在京新聞社もこうあって欲しい。

滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.0

おばちゃんたち全員のキャラクターがいい!
大好きだな。

何者(2016年製作の映画)

3.0

パンチのある余韻が欲しかった。せっかくインパクトのあるタイトルなのに。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

一作目よりも好き。登場人物の言動に深みが増し、経年変化を感じさせている。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

旅をする人なら経験のある会話の妙。そうやって旅人は、気ままに道を決めていく。

ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.0

唄でストーリーを進めるのは、インド映画のズルさwでもあるが、骨格のしっかりした物語なので彩り的に楽しんだ。登場人物、特に父親のキャラが際立っていて感情移入しやすい。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

メキシコの風土を背景とした家族の今昔物語、映像の未来感、マリアッチの音楽、素晴らしかった。
アナと雪の女王には無理矢理感があったかな……。

あ・うん(1989年製作の映画)

4.0

名場面、名ゼリフの連続。
飲むと足の裏がかゆくなるタミさん、かわいい。

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.7

なぜか忘れられない、強い印象のある映画。
邦題にセンスが感じられなくて残念。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

全くの偶然だろうが、現在の某国某政権を彷彿させる内容でした。

キャサリンの英断までの心の動きがイマイチよくわからなかったのでまた観ると思う。

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.8

ホームドラマ。家族それぞれの姿を文学との関わりや愛の成長を通して描く。

252 生存者あり(2008年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

最後、ガックリ。

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

クリーニング屋に勤める女性の周囲で起きる猟奇的殺人と、スケート靴の男。事件の真相を探る警察官のダメっぷりがよく現れていた。ファムファタル映画。淡々とセリフが少ない映画だが印象的なシーンが重ねられている>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.6

ジム・キャリーは顔が出ているだけで、安定の面白さ。ネガティブな考え方になったときに観るに限る!

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

本来ならば、あいつ(の立場)が俺で、俺があいつで、みたいなねじれにより起こるドラマ。
最後までハラハラさせられました。

震える舌(1980年製作の映画)

3.8

幼い頃、あまりの怖さに毛布にくるまりながらテレビで観た記憶が。
看病で疲れはてるとともに、破傷風の感染におびえる夫婦。その精神状態の描写が素晴らしい。

お早よう(1959年製作の映画)

4.2

オナラとテレビ、無駄なもの。
子どもたちのイキイキとした日常。
子どもと大人の距離が近い。

帰らざる日々(1978年製作の映画)

3.8

昔の高校生は大人っぽくもあり、子どもっぽくもあり。生の人間らしさがムンムンに臭ってくる青春映画。
中村敦夫、かっこよかった。中尾彬の気持ち悪さもいい。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

IMAXで観てよかった!
見せるところは魅せ、飛ばすところはすごいスピードで早送り。
内容はあらすじを追うようなところがあるけれど、そんなところは問題にならないくらいショーや音楽の部分が凌駕していた。
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

脚本が素晴らしい。どの辺りで話が終わるのか、予想もつかなかった。

高台家の人々(2016年製作の映画)

3.3

可愛いよ、可愛い。キャストがみんな愛おしい。
落ち込んだときに観たら元気になるハッピーなコメディ。