黒汐楓さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シニアイヤー(2022年製作の映画)

3.5

重め続きだったのでライトな一作を。
色々軽いけど気楽に観られて良し。

それにしても、17歳で事故により昏睡状態に陥って20年ぶりに目が覚め、体だけが37歳になってしまったステファニーと、正規に歳を重
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

観始めたからには最後まで観なきゃの義務感で何とか最後まで辿り着いた。
終始苦しい。胸糞悪い。

母と娘なのか、母と息子なのか、その違いも大きいんだろうなと思うけれど、どんな親であっても、子どもは初め、
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

久々にじわっとぎゅっとする邦画に出会えたと思ったら今泉監督の作品でしたか。

原作は未読ですが、ちひろさんがとにかく素敵。
無色透明でいて、でも透き通るような透明感とはまた違う、名前の付けられない色を
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

予告よりは怖くない。
でも冒頭数分の醸し出す雰囲気が異常に怖い。

タイトルは、なるほどね……そういう事か。
とんでも設定ではあるけれど、ほどよい気色の悪さは割と好きでした。

映画 おそ松さん(2022年製作の映画)

3.0

まあほら、アニメだってなかなかのカオスだし、ね。

最後の方はさすがになんじゃこりゃ……となりつつも、でも概ね満足。結構すきだった。
役者さんみんな振り切っていて、キャラクタへのリスペクトも感じたし。
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ザ・ルームメイト(2011年製作の映画)

2.8

これは92年のルームメイトのリメイクなのかしら?全く別物?

92年のルームメイトが昔から大好きで、結末分かっていてもクライマックスには毎回手に汗握ってみてしまうのだけど、こちらは全体的にマイルドとい
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.0

ラスト15分くらいの失速がえげつなかった。
披露宴のくだりあたりでものすごく感動して良い映画だったなあ……と思ったところからの第二幕的な展開が、本来やりたかった事を短時間に詰め込んだのかなと思うくらい
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ゾッキ(2021年製作の映画)

4.0

なんだかわからないけど、あなたの明日がちょっと楽しくなる。
というコピーが、視聴後にしっくり来る。
なかなか全体を説明するのは難しいけれど『ゾッキ』というタイトルそのままに、良き“寄せ集め“でした。
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100日間生きたワニ(2021年製作の映画)

3.0

期待値低め+アマプラ視聴だったのもあって、思っていたより楽しめた。でも個人的には40分くらいでもよかったかなと。

山田くんのカエルが最高にウザくて良かった。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

予告やあらすじを観る限りでは、もっと不可解な不条理系ホラーかとおもったけれど、思いのほか回答が用意されている部分も多くて、そういう意味での気持ちの悪さはそこまで強烈ではなかった。
セリフも少なく淡々と
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クロース(2019年製作の映画)

4.0

時間潰しくらいの軽い気持ちで見始めたら、とても良き映画でした。

ハッピーボイス・キラー(2014年製作の映画)

4.0

ううん、これは感想が難しい。
完全にツクリモノとして観るならサイコスリラーとしてよかったけど、現実と重ね合わせると悲しくなる。
コーポレートカラーのピンクの配色が効いてる。

スクリーム(2022年製作の映画)

4.3

ちゃんとスクリームでよかった。

1〜4作目を観たのがかなり前なので、記憶を辿りながらの本作。もう一回過去作観直すと色々すっきりするかも知れない。

普段スプラッタ系のホラーはあまり好きじゃないのだけ
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私の人生、代役に頼んでみた(2020年製作の映画)

3.5

視聴後に残る何とも釈然としないもやもやした感情……これは何だろう。
誰かにこの違和感を言葉にしてほしい。

それにしても、ドリュー・バリモアの一人二役は、時に本当に別人のように顔形まで違ってよかった。
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

デル・トロ作品という事で、とにかく事前情報以外何もいれずに視聴。
異形のものはほぼ出て来ず、人間を主軸としたサイコスリラー。
あれ?と思いながらも、ラストは良い後味の悪さ。
感情としての後味は悪いけど
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

もう何年も前に先輩に原作を借りて読んで大号泣した記憶があったので、その感動を蔑ろにされていないかと怖々視聴。
結果、とてもよかったです。
監督、キャスト、色々とネームバリューが先行して、宣伝も多くてち
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

定点カメラ的な映像でワンカットも長い。誰も映らず音だけが聞こえるシーンも多くて、その間があまりに苦しくてつらくなる。
内容が内容だけに点数はつけられないけれど、個人的にはあまり人におすすめはしたくない
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

5.0

終始重いし苦しいし悔しい。
めちゃくちゃエネルギー持って行かれたけれど、それだけ良いものを観たという達成感。
役者さんの熱量にのまれて観ている最中はストーリーに没頭していたけれど、観終わって考えてみる
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

全体的にちょっとぼんやりした印象だったけど、ラストはちょっと感動してしまった。
周りと違っていても卑下して隠れる必要はないし、特別な力や能力がなくても誰かを救える。と、そんなところでしょうか。そして何
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.5

アニメを観てない人には説明不足、観た人には物足りない。という印象。
もっとあのラストの先とか裏とかが観れると思ったのに、びっくりするほど総集編。
でも、何だ総集編だったじゃん。と思ってエンドロールで気
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

高評価は聞いていたけど、これは久々大当たり。
最初のうちは、これがどうホラーになっていくのかしら、どの方向のホラーなのかしら?という感じなのだけど、おおっとこれは雲行きが怪しい……となって来てからはも
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ファミリーファミリー(2019年製作の映画)

-

演技が云々はみなさま描かれている通り。
その演技力が不気味さを呼んでいる……
どこか憎めない家族と紹介にあったので、軽い気持ちで観たらある意味とんでもなくホラー。
(家族のおかれている状況とか境遇とか
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

4.0

悪く言えば軽い、になるのかも知れないけれど、このテーマを比較的誰でも見やすく、かつ問題点をないがしろにはしていない(深掘りもし切れていないかも知れないけれど)というちょうど良い塩梅で、とても良かった。>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

主人公が合わなすぎて正常な判断が出来ていないかも知れないのだけども……

皆さん書かれてるように、詰め込みすぎて結局何だったんだろう。というのがざっくりした感想。あとキャストに本業声優さんがいなすぎて
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