くろゆりさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

くろゆり

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A.I.(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中まではちょっと雑過ぎて萎え気味だったけど、最後の展開はまあまあだったかな。でも髪の毛で再生できるなら、何体でも作れそうな気が・・・
子供アンドロイドは分からないけど、セックスボットは近い将来どんど
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昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

3.0

「唐獅子牡丹」と「血染の唐獅子」を先に観たけど、本作はそれに比べるとちょっと落ちるかな。暴力団の成り立ちが描かれるのが興味深かったのだが、本作にはそれが無い。仇討ちも、イマイチ健さん本人の感情がこもっ>>続きを読む

ハチ公物語(1987年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 石野真子演じる娘、上野千鶴子がクズ過ぎるのが印象に残る。エンケンさんのCM「その一目惚れ、迷惑です」的な意味をもたせてるんだろうけど。この役名は意図的なんだろうか。対して、飼うのを反対していた妻が一>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.0

 世界観は嫌いじゃないんだけど、攻殻機動隊はじめ類似作品を観た後だと二番煎じ感が強い。声優がカブっているのもマイナスに働いてしまう。
 ストーリーも目新しさは無く、あまり面白みを感じられなかった。公開
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悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)

3.5

 ラナ・ターナー(当時38歳)演じるローラが主役かと思いきや、この映画のメインはアニーに思えた。女優とその娘、そして自分の娘 全員を最期まで支え続ける。ローラが身勝手すぎて、好意的に見られないのも一因>>続きを読む

ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

2.8

 背景はいい絵なんだけど、人物があまりに平面的で入り込めない。
 ストーリーも途中までは まあまあなんだけど、探索に入るとご都合主義の展開で、描写もつっこみどころばかり。
 ロシアの話を、フランスとデ
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パトリオット(2000年製作の映画)

3.5

 アメリカ独立戦争を扱った映画は初めてなので、興味深く観た。かなりイギリス軍を悪く描く一方、フランス大好き!な内容。現在の情勢との違いが大きく、他国のことながら ちょっと心配になるぐらいw
 マーティ
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.7

 消防隊員モノは結構あるけど、山火事専門部隊ってのは初めて観たかも知れない。国土の67%が森林の日本は1年平均で約1,200件、総面積6.6平方キロが焼けているそうです。でもアメリカは年6万件、3万平>>続きを読む

大砂塵(1954年製作の映画)

3.5

 女性が主人公というちょっと珍しい西部劇。しかも2グループの単純な対決ではなく、誰が味方になるのか はっきりしない展開で、古い映画の割に楽しめた。
 ダンシング・キッドを演じているスコット・ブレイディ
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.0

 最初からシリアス路線じゃないなと分かるので、リラックスして楽しめた。多くの宇宙人SF名画をミックスして、コメディ仕立てにした感じ。
 オリジナリティが感じられるのは、ポールが人間世界に慣れて「すれち
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.0

 ドラマ未視聴なので、彼らの目的が金ではなく「相手を思うがままに操って楽しむこと」ってのが分かってなかったので、途中まで何でこんなまどろっこしいことするんだろうって疑問がクルクル回ってました。
 まあ
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ノーゲーム・ノーライフ ゼロ(2017年製作の映画)

3.5

 アニメはあまり観る方ではないが、点数が高かったので観てみた。
 原作もTVアニメも未見だが、最後まであまり悩まず観ることが出来たので、単体映画としてよく出来ていると思う。
 個人的にAIと人間のコミ
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聖の青春(2016年製作の映画)

2.3

 週刊誌やワイドショーで取り上げられたエピソードの羅列のような感じで、棋士村山聖の伝記映画には なっていないと思う。将棋を知らない人には 他の棋士と比べて村山聖の将棋にどういう強さがあったのかが伝わら>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ポスターやタイトルからしてB級一直線なのが分かるから ハードルが下がっていたのか、最後まで楽しめた。
 ただやはり残念な部分は色々ある。
・ランジェリー配信の女性は年齢高過ぎ
・ベルトを外して 自分
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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

 TVアニメ等含めて初見でしたが、ちょっと突っ込みどころが多くて萎えました。
・宇宙語がウザい。声優に自由にやらせりゃいいのに、わざわざカタカナ台本渡すから、宇宙語が日本語訛り。しかも途中から、普通に
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オクラホマ・キッド(1938年製作の映画)

3.5

 1939年公開という古い映画なので、西部劇のテンプレみたいなストーリーかと思ったら、ちょっと違った。とはいえ「法の支配なんて綺麗事では生きていけない。悪に対抗するには あくまで銃がものをいう。」的な>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

 映画を持たせるために ある程度は仕方ないとは思うけど、犯人のやり口の回りくどさや、自らの命の雑な扱いが目立ったように見えてしまった。航空保安官への恨みなら、スキャンダルを暴いた上で 彼らの会社等を狙>>続きを読む

昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967年製作の映画)

3.5

 今度は建設会社が暴力団化していくメジャーパターン。現代でも福島原発事故処理などに 反社が入り込んでいるように、産業自体に親和性があるんだろう。
 基本的なプロットは昭和残侠伝シリーズを通じて同じであ
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昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年製作の映画)

4.0

 暴力団抗争がメインではなく、「石切りという生業があって、その仕事の奪い合いという背景があっての任侠」を描いており組織の成立過程を知ることが出来るのが、他のヤクザ映画と違い 興味深いところ。
 当時2
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ロープ(1948年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

 フィリップは自分で絞殺したわりに、最初っからテンパリ過ぎていて興ざめ。
 ブラントンは動機が弱すぎて理解に苦しむ。もしあんな軽い動機なら、徹頭徹尾サイコパスっぽくないと不自然で、途中からの狼狽っぷり
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 狙撃後の長い間の待機、上官と現場の格差など、描写がリアル。実際に従軍した人が制作に加わっていたんだろうなあというのが感じられる。
 まともな奴は生き残れない。順応して狂った奴だけが生き残る可能性を残
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パディントン(2014年製作の映画)

3.0

 「クマが人間の言葉を話し、それを人間も普通に受け入れてる。」っておかしな状況を、説明もせずに進行するってのは面白い設定なんだけど、ストーリーが見飽きた感じの流れで、うまく活かしきれていない感じ。
 
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.0

 出演陣がかなり豪華、しかもちょい役まで豪華。これって三谷幸喜監督の人たらしの力も大いにあってのことなんだと思う。映画監督って一般社会であれば社長なわけで、ある程度の威厳を求められるし、自身もそう振る>>続きを読む

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.5

 お笑いの基本は「緊張と弛緩の繰返し」みたいなことが言われるが、この映画にも感じた。前半はユルイ基調で進むけれど 瞬間的に緊張させる場面があらわれ、後半は怒涛の展開ながらも 緊張させすぎないように小ネ>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

犬と死別した人が、恋しさのあまり妄想したことを作品にしたんだろうなあ。個人的には輪廻なんて宗教が作り上げた詐欺手法の一つとしか思っていないので、こうガッツリ入れられると萎えます。
あと外に繋がれたまま
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.7

要素が結構多いので 作り方を間違えると、シッチャカメッチャカになる危険性も高い内容だと思う。
でもキャラが結構立ってて、キャスティングもちゃんとハマっているおかげで、それほど無理なく話についていけた。
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決斗!一対三(1952年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最初ヒロインかと思ってたあんまり魅力的ではない女優さんが、ただのフラれ役だったので、少し安心した。
西部劇っぽい割に「決斗の否定」みたいな終わり方で、ちょっと意外だった。でも全体的にはちょっと退屈かな
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