プロットはもはやお馴染みの、という感じだが、ちゃんと新キャラが立っていて、単なる懐古趣味に終わっていないのが素晴らしい。
序盤なかなかテンポが上がってこないため、初見時は「大丈夫かこれ」と心配になっ>>続きを読む
セリフではなく、アクションでマックスの人間性やフェミニズム的テーマが浮かび上がる。94点。
題材的にも、あえてドラマチックにしていない。誠実な映画だと思う。
後から取材する記者の視点なので、暴行の現場は見えてこない。それでも被害の声を集め、教会を覆う異様さに触れ、実態を解き明かしていくこと>>続きを読む
上の句に比べて鈍重。上の句で良かったチーム物の描写を削ってまでして千早個人の話を中心に据えた割に、イマイチ咀嚼できていない。松岡茉優がすんばらしかった以外はちょっとガッカリな出来。65点。
人間の成長、認識のプロセスがカット割りや被写界深度の変化で表現される。
初めて見た青空の広さ。色々な葛藤を乗り越えてハンバーガーを食べるシーン、一瞬だったけれど幸せそうな親子の表情が目に焼き付いてい>>続きを読む