マさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

美しいひと(2008年製作の映画)

3.9

良くも悪くもクセがなくて結構好き。
表情だけの会話が多い 

TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI(2014年製作の映画)

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ああ懐かしい…
当時は??で終わったけど今見たらもっと違うのかもしれないな。

マルコム&マリー(2021年製作の映画)

4.1

マリッジストーリーよりは遥かに本質をついてるがアイズワイドシャットよりは印象に欠けるカップルの会話
愛と理性の真ん中にある細い板を2人でバランス取り合ったり小突きあったりしながら渡り切った一晩をおしゃ
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ママと娼婦(1973年製作の映画)

3.9

欲望というより恥じらいのない感情のぶつけ合いみたいなそれがおもしろい。あと会話の音が心地よいので睡眠導入剤に最適

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.9

ゴーストになってから彼女が家を出て行くまでは平和だった!そこからが少しついていけなかった。。
白いシーツの柔らかいけどパリッとしてる質感とか、丸みとかも頑張ってたみたいだけど、いなくなる瞬間のふわんっ
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.0

ビョークのもニンフォマニアックも見たけどこれに関しては全部無かったことにした方がいいんじゃないかと思うほど、楽しんだり学んだり考えたりすることが何も無かった。笑
ブルーノガンツが可愛かった分の2

パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)(2008年製作の映画)

3.0

ここまで深く入り込んでる日本のドキュメンタリーもなかなかなさそうと思いつつもみてる時に撮る側の立場がはっきりしてなくてただ外側の「へーそうですか」って聞いてるだけ他者にみえてしまうのは狙ってるのかな?>>続きを読む

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

4.6

会話ゆっくりで聞きやすいし、ストーリーも色も人物も全部完璧に心地よくてちょっと変わってるのがフランス映画だなああ
ポスターがあの場面で出てくるの良いし、
梨のブランデーとか、黒いモコモコのワンコとか、
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

冷酷なイメージの青白とは対照的なオレンジと水面で攻めてるタイレル社がレプリカント大量生産して生殖を目指してるっていうのがいい
娘が想像力で夢を作る仕事についてるのも納得!
ライアンゴズリングの顔って真
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

雑誌の映画特集でデッカードのウイスキーグラスがかっこよくてみた。
ブレードランナーとレプリカントの関係性が、最近読んだ安部工房の人間そっくりとかぶる。あとどうせ4年で死ぬのになんで戦ってたんだ?
それ
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フィフティ・シェイズ・フリード(2018年製作の映画)

3.7

一作目みてると普通に感動
でもラストがいかにもアメリカ、個人を超える家族の愛に結局辿り着く!みたいなので冷めましたけど、途中の謎の脅し事件の後に女があなたの人生は〜って言ったのが泣けてしまった 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

3.8

ちょいちょいバチェラーグレードアップVerに見えて、え、これ笑っていいやつだよね?って思うシーン所々。。
なんか色々こねくり回してて馬鹿らしくなるかもだけど、3作目みる伏線として見ておくならめっちゃ大
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.5

うーんわかってても男の方の態度がむりすぎる笑 白黒だからしまってるけどひょろひょろしてる。。

風が吹くまま(1999年製作の映画)

3.8

途中から主人公が大学の教授にしか見えなくなった笑
最初は軽快で平和、質素な暮らしを写してるだけなのが、
気づいたら命や自然の美しさ人生みたいな話や風景がするっと滑り込んでくるのが嫌味ない 

エル・スール(1982年製作の映画)

3.8

距離感!!!街の中でストーカーしてるの可愛すぎる。ここまでミステリアスな絆で結ばされてると私なら相当後に響きそうで罪なお父さんだな、、どうしようもないのに「許してくれ…」とか言いそう

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

ノートに挟んだお花🌼が愛おしすぎた。。
寒色のなかにアクセントで入る赤や緑のモチーフとかもおしゃれ、大人になって世界を知ると分からなくなるあのドキドキ感が蘇る感じがある

大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.5

主人公濃すぎて浮いてるよ。。妹かと思ってたら妻だった

ベツレヘム 哀しみの凶弾(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イスラエル色強いのかなと思ったが、Informants(内通者)側の描写の割合が圧倒的に多かったので、それなりに現実的にみた。

監督のインタビュー見てみると、結局イスラエルの諜報部の職員と内通者であ
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ガリレアの婚礼(1987年製作の映画)

-

パレスチナの伝統と内面を、時代や現地の人の葛藤も込めながら描こうとしているのが伝わる。 老若男女と立場それぞれに役割が与えられている感じ

女を修理する男(2015年製作の映画)

4.0

内容はともかくとしても、全体を通してドキュメンタリーとしての目線が現地に徹しているように見えて、個人的に良いなと思った。

忖度や偏見のある支配しようとする目線としてのカメラを通した瞬間切り取られて見
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THE PROMISE 君への誓い(2016年製作の映画)

2.0

もうひたすら「なんでアルメニア人もトルコ人もみんな英語真顔でペラペラなの?」って思ってたら2時間終わった笑 会話がスムーズすぎて違和感でしかない
アメリカ人から見た、めっちゃ画質の良い、歴史を題材にし
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.3

映画見るとき共感性高い人は辛いかも知れん。描写リアルすぎて、自分の喉に違和感ありまくりで痛くなりそうだったしそういう意味でふつうに不快だった。笑 
色とか無機質感はすきだけど。。

少女は自転車にのって(2012年製作の映画)

2.9

Abdullahくんがまじで可愛い。自転車押してあげない!とか言ってちゃんと押してあげてたりするし。でも5リヤルあげるから泣きやみなよは笑った。そんなにお金カジュアルにやりとりするん?!って感じ

亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)

4.0

今まで授業でいろんな映画見させられたけど一番好きかもしれん!(最近パレスチナの子供が可哀想みたいなドキュメンタリーみててなんか嘘くさいわーと思って未消化だったから余計そう感じるのかもしれない)

もう
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.5

TENETの青と赤の部隊がマトリックスの青と赤のカプセルみたいって誰かが言ってて、あのサングラスの人はキアヌリーブスだったのか!!と思って軽い気持ちで見たけどとてもかっこいい映画だった、、
画面の緑っ
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

4.2

兄弟である監督が苦しみながらも結局描きたかったこと=パレスチナ人の死ではなく人生を描くことに関して達成されてる。
いつか政治とは全く関係のない作品をそのプレッシャーなしに作って評価されたいという切な願
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

相当予習したので驚きと興奮はあまりなし…面白いんだけど、
結局鑑賞者としての私に残るのは知りえることのないこの世の壮大さに対する絶望的むなしさしか残らなくて物悲しい
でもでも映画の可能性っていう面では
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はちどり(2018年製作の映画)

4.7

ウニの日常追体験という感じで、
素晴らしい映画であるというのは前提だとしてもやっばり理不尽すぎる出来事が中学生の彼女に降りかかるのが辛かった
だからこそ先生がウニに向き合う姿勢や言葉が本当に印象的で、
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