螺旋階段など、ところどころ映像的に面白いところはあったものの、単純につらかった。最大の原因は登場人物を把握するのが難しいことか。
絶望先生の「打ち上げ花火を下から見るか横から見るかと言っていた少女は今、ヘリコプターの上から花火を見ています」というネタを思い出してしまう。
なんかベトナム戦争というバックグラウンドがとってつけたようじゃないかというのが…。
普通にドンパチでも僕は十分だし、そういうテーマでいくならいくでもっとしっかり腰を据えた方がいいと思う。
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是枝裕和が、「ありのままに撮る」のではなく、「ありのままに見えるように撮る」人だということを確信した。
是枝監督のドラマ「ゴーイングマイホーム」で、フードコーディネーター役の山口智子の「おいしいとお>>続きを読む
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クリスマス要素と奥さんの救出がなくなったため、一見12と3で違うという気がするのは確かだが、実際は2が異質だと思っていて、私は13が特に好き。
まず単純に1とストーリー上のつながりがあること。シリー>>続きを読む
ヨーロッパにおける言語状況を活用するみたいな脚本のうまさと、とにかくナチスぶっ飛ばす的な派手な荒さが両立している、タランティーノらしい痛快アクション。
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戦闘機好きかトムクルーズファンでない限りおすすめしない。
とにかく脚本の安直さが耐え難い。主人公を挫折させるためだけに親友が死ぬみたいなのやめようよ、本当に。
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最高の落語的コメディ。
ある種ろくでもないが憎めない主人公が、とんちをきかせてうまいことやって笑いをとっていく、まさに落語。
後半重くなりがちな設定だが、前半の底抜けの陽気さと彼のキャラクターで最>>続きを読む
愛すべきお約束的予定調和。
予想した展開になることがこんなに楽しい映画は見たことがない。
シリーズ原点にして頂点。
初代プレイステーションのアクションゲームを彷彿とさせる。(むしろあっちがハリウッドを参考にしてるんだろうけど)
文句なしの愛すべきクソ映画。
前半こそジャッキーアクションがそこそこ楽しめるが、後半になるにつれてチープなストーリー、戦隊シリーズ以下のお粗末なVFX、クソダサワイヤーアクションが炸裂。めちゃくちゃ>>続きを読む
脚本の出来はシリーズで一番いいのかなという感じもある。まあ三部作として上手いと考えるべきか。
マイケルムーアの意地の悪さ(褒め言葉)が炸裂している。
医療費がかからない他国の国立病院で執拗に会計の場所を探し、「ええ!?本当にタダなのかい!?そんなバカな!」というのを全て分かった上でやる、食え>>続きを読む
ある程度設定が説明された時点で、その後の展開がほぼ読めてしまうのがどうも。
ジェームズキャメロンは脚本(の展開)を面白くしようという気が基本的にあまりないように感じてしまう…。
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退屈だとか長いとか脈略がないとかもっと伏線とかが上手い脚本だと思ったとか、全て言ってることはわかるが、そうじゃないんだよと僕は思う。
僕らは世の中に色々な意味を見出して生きているわけで、物語というの>>続きを読む
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最後に妻夫木聡が泣いて、くるりが流れていい話風に終わるのが許せない。待て、本当にいい話か?それでいいのか?「ジョゼは一人で強く生きていきます」なんて無責任な終わり方ではないのか?というのがもう無理だっ>>続きを読む
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IVを踏襲した構成、(僕はあまりわからないけど)小ネタの数々、と(もちろんストーリー上は続編だけれど)リメイクとして完璧である。さすがエイブラムス。
ただ、その点で、全く新しい表現を求めていた(「新>>続きを読む
オープニングが本当にかっこいい。本編も含めて音楽センスが素晴らしい。
あっさり死ぬ監督本人に笑う。
1からの打って変わり様。最後はなんか普通にいい映画だったのではという錯覚に陥るので笑う。
こんなん笑うわ。
敵が出てくるときのサイレンが好き。
「ヤッチマイナー」もいいが、「モッテカエルガイイー」の方が印象にしか残った。
これは寝ながら見る映画だ!と思った記憶がある。とにかく、普通の状態では見れない的な何かを感じるのがすごいかと。
アメリカの若者って感じ。
あの、「大量にミサイルが飛ぶ中をロボットがよけながら進むスローモーション」というトランスフォーマー的映像は結構好き。