京さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.5

ラスト付近の3人のシーンを見て、あぁこれ…と繋がった感覚がした。解釈は色々だと思うけど。愛すること、認めること、は難しい。

内容は重い割に、2時間飽きずに見られた。2つの関係なさそうな話がどう繋がる
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LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

冒険したさがどんどんわいてくる映画。空想の世界から抜け出して一歩踏み出さなきゃ、何も始まらないし、何も得られない。主人公の顔付きが冒険前と冒険後で別人のように変わっていて、凄いな…と。スケボーのシーン>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.3

エル・ファニングの太陽みたいな明るさ、純粋さが魅力的。光。あと、ディアヴァルを演じるサム・ライリーが素敵だった。

話は分かりやすくまとまっていて、男と女の立ち位置に関してはアナ雪と重なる部分もあり。
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私の男(2013年製作の映画)

3.5

最後のシーンがとにかく秀逸。そして流氷のシーンが印象的。血の繋がりの中で溺れた2人の世界。

二階堂ふみさんの狂気には、ぞくっとくる魅力があった。まだ幼さの残る学生から、色っぽい大人の女まで。同じ役者
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ぼくのバラ色の人生(1997年製作の映画)

3.0

ぼくは女の子だよね?偶然XXのXを神様が落としちゃっただけだよね?な主人公リュドのおはなし。

タイトルとジャケットには明るい印象があるけど、内容はとても切なくて苦しい。バラ色の世界はリュドの頭の中に
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痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

3.1

物語の大半、テンポがあまり良くなかった印象…別れが辛くて傷付いてもがく流れと、最後の2人の会話以降はよかった。花とプレゼントを抱えて、少しでも早くすきなあの子に会いたくて、驚かせたくて、フライトを早め>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.1

ジャック・ドゥミ監督。この作品もミュージカル仕立て。ただし、愛の歌のメロディー、聴いてると妙に心が不安定になりますw
青と赤のコントラストと、ケーキ作りのシーンがよかったな。あと、ニュー・シネマ・パラ
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オードリー(2011年製作の映画)

2.0

高校生の恋愛/青春もの。すきな人の好みを探るため友達に先に付き合わせてみる、という展開がそもそも違和感で、話が頭に入ってこなかった…。なに、イマドキの高校生の恋愛ってこんななの⁉︎1時間ちょっとの作品>>続きを読む

パリ20区、僕たちのクラス(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

移民の多いパリ20区にある中学校の1クラス、そこでの国語教師と生徒の対話中心に描かれている。日本の学校ではなかなか見たことのないような激しい意見のぶつけ合い。先生たちの会議に生徒代表がいるのも驚きだっ>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.0

フラグは立ってたし、最終的にみんな幸せならそれでいいんだけどね、うん…⁉︎内容は流石ディズニー、楽しかったです。だけどそんな簡単に心変わりしちゃうもんなの…。

指輪をはめたい(2011年製作の映画)

3.4

別れは、切ないんだ。泣いてしまうんだ。映像は女性的だけど、中身は男性目線。

最初10分観た時は、お芝居もキャラもあえての漫画的な感じで、ちょっと合わないかなぁ…と。展開自体、こんなにモテモテになるな
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キャンプ・ロック(2008年製作の映画)

2.6

DVD引っ張り出してきた。ディズニーらしいシンデレラストーリーです。が、主人公の女の子が途中まで嘘をついてて共感できないのと、ライバルの女の子もHSMのシャーペイみたいなキャラなら可愛いんだけど、これ>>続きを読む

ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二階堂ふみさん、ひとつひとつが絵になる。自然体な雰囲気が良かった。「ばかだね君は」のひとことですら破壊力。一晩だけの家出と、その別れ際の甘酸っぱさ、分かれ道でそれぞれの道を帰って行くところ…胸にぐっと>>続きを読む

砂時計(2008年製作の映画)

2.4

田舎の風景と若い頃の2人は良かったけど、後半大人になってからのはっきりしない流れが長過ぎて、正直飽きがきた。
大悟くんの愛し方がすきだった。池松君いいなぁ…。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.1

何を言ってもネタバレになるけど、とにかく「う、うわぁ…」となる後味の悪さ!怖いというよりは胃が痛くなる。結局はこの夫婦、ある意味似た者同士なんだろうなぁ。
最後のシーンはうまくまとまっていたけど、正直
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.8

石井監督作品の安定感。
家族って、やっぱりずっと関わりの消えない存在で。環境が変わっても、現実のいろんな苦さが迫ってきたとしても。

私は長女なのですが、妻夫木さん演じる長男の姿を見て、ぐさぐさ突き刺
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

純粋に、面白かった。
あー、歌いたい。ずっと頭の中を流れてる。止まらない。

エンターテインメントとしても楽しめるけど、不思議と現実味があって考えさせられる、色々散りばめられた映画だなーって思った。
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大人ドロップ(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

じわじわくる青春映画。
池松くんと橋本さん観たいなぁと思って観てみたら、小林涼子さんがとにかく良かった。
「食後にコーヒーだって。ちょっと、なんか照れるね。」
「なんとかは、するためにある。」
「正し
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自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.0

「面白いか面白くないか」というより、「刺さるか刺さらないか」な気がする。どれだけ共感できるか。

中盤は勢いが足りなくなった感がしたし、私は誰にも共感できなかったし、MVの延長ではあったけど、でも、所
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バッドサンタ(2003年製作の映画)

-

割と最後のほうまでひたすらずっとサンタが最低すぎた…絶対子どもとは観られないクリスマス映画。あんまり得意ではない。
ラストはね、少年との…的な意味では心あったまる感じだけど、犯罪は犯罪だったし、私はこ
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.8


良い作品だった。人のぬくもりに、木が倒れる瞬間の感動に、思わず泣いてしまう。
厳しい環境ではあるけど、あったかい人たちの間で、少しずつ認められながら成長していく主人公の姿。山の世界のことはほとんど知
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高校デビュー(2010年製作の映画)

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プレミアムシネマで配信されていたので何気なく観たけど、な、なぜ実写にしてしまったのか…溝端くんがかっこいいのはわかったけど……うん…。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.2

機会があり久々に観たら、ちょっと照れるくらいに「愛してる」で溢れてた。最初から最後まで100%ミュージカルだけど、長さもそんなに長くないので観やすい。

どうしてもヒロインのジュヌヴィエーヴに共感でき
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ルームメイト(2013年製作の映画)

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話の内容以前に、あのシーンを入れる監督許さない絶対にだ…。犬がすきな人は一生見ないほうがいい、本当に凄まじい吐き気に襲われました。トラウマ。嫌悪感。見てしまった(というか逸らしたけど目に入ってしまった>>続きを読む

カステロ・カヴァルカンティ(2013年製作の映画)

3.3

PRADA。短い時間に詰め込まれた独特な世界観がたまらない。

不思議な街に迷い込んだけど妙にしっくり〜、な感覚をこちらまで味わえる。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.2

ウェス・アンダーソン作品ということで、衣装がたまらない。水色服に赤ニット帽のビル・マーレイとオーウェン・ウィルソンがすてき。

船内部を断面から紹介してるシーンにわくわくした。ちっちゃい時、船の断面図
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.5

キツネ時間。ウェス・アンダーソンらしく遊び心に溢れていて、テンポも良いので飽きない。

気高き真の野生を感じさせられるあのシーンがあるから、この映画は単なる動物VS人間のお話で終わらない。ついつい動物
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

見方次第で、同じ出来事や性格は良くも悪くも捉えられる。お弁当を作ってきてくれるのは、良い彼女?それとも重たい女?
テレビやSNSを通して、真実でないことは真実であるかのように拡散し、SNSでの無責任な
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女子ーズ(2014年製作の映画)

2.3

アニメみたい。意識されたキャラっぽいお芝居を交えながら、20代の女の子の生活(主にレッド)も描きながら、、、
このキャストを揃えながらもあえてB級っぽく笑わせようとしてるのは、逆にアリなのかもだけど…
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MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

2.9

山田くんやっぱり良いなぁってのと石原さんが可愛らしいのと藤原さんのいつもの狂いっぷりで約2時間もった映画。役者さんは良いのに、なぜこんなにテンポが悪かったのか…そして地図マニアの設定とはなんだったのか>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

4.1

まるごと可愛さに溢れている作品。とにかくわくわくする。主人公のスピヴェット少年は、弟のことや家族のことを思っている優しい子。抱えていることは多いけど、その内面の揺れ動き、個人的には物凄く親近感が沸きま>>続きを読む

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.2

出演者の豪華さはもちろん、観ている側を楽しませるための演出が凄い。話の繋がり方が綺麗だし、カメラワーク秀逸すぎる。映画なんだけど、舞台っぽさ。

あえて言うなら「よく出来すぎてる」とも言えるけど、エン
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

流石のバズ・ラーマン監督。
ムーラン・ルージュと比べると所々違和感を感じた場面もあったけど、あの煌びやかさと物寂しさの対比、たまらない。DVDに入っていた未公開シーンの解説を聞くと、更に監督の想いを知
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愛とセックスとセレブリティ(2009年製作の映画)

1.2

最初40分の時点ではイケメンが女に不自由せず性格最低すぎる話か敵視…と思ったら、案外最後苦い…つらい…
女のほうが怖かった、最終的に。
まぁ、品のある作品とは言えない。
アシュトンはかっこいいと思うけ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.9

正義と悪。
1、2では正直ハリーはあまり好きではなかったのですが(キャラとしては重要ですが)、3を観たらなんだかんだやっぱり良い奴だなぁと。
メイおばさんの言葉が、ひたすら沁みる。

蜘蛛の巣ハンモッ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.3

ピーターとMJの関係性が好きなら、2は1番面白いのでは。
物凄く王道のシーンながら、最後のMJ良かったなぁ…。

そして、ピーター。
自分の生活を犠牲にしてスパイダーマンであり続けることへの葛藤………
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