きょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

きょん

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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.4

スコットランドとイングランド
カトリックとプロテスタント
そして2人の女王
時代背景や国の歴史を知らないので
わかりにくい所はあるものの
男たちの陰謀によってメアリーの波瀾万丈な人生が描かれている。
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.1

映像、音楽がアートっぽい雰囲気で全体的にオシャレ。
コリン・ファースがセクシーだと思ったのは初めてかもしれない。
面白い話じゃないけど、孤独を感じる映画だった。
あのかわいい学生、どこかで見たことある
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

こういう推理ものって久しぶりに観た。
よく考えられてて面白かった。
ダニエル・クレイグのスーツ姿が相変わらずかっこよくていい。
嘘をつくと吐いちゃうとか、最後のナイフのシーンとか深刻になりすぎないし
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

新たなダークヒーロー誕生。
身体を乗っ取るんじゃなくて
共生?寄生?する時代になったんだな。
ちょっと気持ち悪いけど面白かった。
コメディ映画のようだし
でもアクションもいいし
ストーリーはどうという
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.6

記憶が1日しか持たない障害を持つルーシーと結婚しようという稀有なヘンリー。
波風立てず大事に同じ毎日を過ごすのではなく、起こった事故の事実をきちんとルーシー自身が受け入れながらポジティブに日々を送ると
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ベラのワンダフル・ホーム(2019年製作の映画)

3.6

犬の賢さと飼い主に対する絶大な信頼がひしひしと伝わってくる。
犬って本当にすごい、すごいとしか言いようがない。
表情豊かで吹き替えがぴったり。
ビッグ・キトンとのシーンも良かったな。
映画とはいえ、怪
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.4

前作はホワイトハウスが壊され
今作はロンドンがぶっ壊される。
このシリーズは、畳み掛けるように攻撃され、あっという間に破壊されていくスピード感が持ち味。
マイクの、ただひたすら大統領を守るという任務の
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プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

3.4

少年マルセルのプロバンスでの夏の思い出。
プロバンスには一度行ったことがあるけれど、あんなゴツゴツとした岩山のイメージはなかった。
ただただ田園風景が広がる風光明媚な丘陵地という思い出だけど、雰囲気は
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.6

2度目の鑑賞。
不思議な映画で独特の間がある。
どこがいいのかはっきりこれといってよくわからないのになぜか強い印象を残す。
まずブシェミをはじめとするキャストがとにかく個性的だということ。
何もかもが
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

実にアメリカらしく
アメリカ国民が喜びそうな映画。

ホワイトハウスがこんなに簡単に陥落しちゃうとか、韓国政府団の警備にテロリストが紛れ込むとか、マイクがたった1人でってあり得ないとか、いろいろ言いた
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パパVS新しいパパ 2(2017年製作の映画)

3.4

前作見ずにいきなり2でよくわからないまま進むけれど、コメディだからかあまり人間関係がわからなくても問題なしだった。
アメリカのコメディ映画ってほとんど笑えないものばかりだったけど、これは笑えた。
劇中
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.5

ある意味モーガン・フリーマンだから間違いないかと。
ストーリーはいたって普通でたいして盛り上がりもないし先が読めてしまう。
ただモンテという小説家の言葉がいちいちいいのと、想像力を養うって素晴らしいこ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.3

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5都市でタクシー運転手と乗客が織りなすオムニバス。
特に何があるわけじゃなく、ただタクシーの中で繰り広げられる会話劇だからイマイチ面白さがわからな
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.4

最初から最後まで静かな映画だ。
南仏の美しい風景と独特のカメラワークがアート的。
孤独で不遇な人生をウィレム・デフォーが本人に乗り移ったかのように演じていて、
見る者に訴えかけてくるよう。
マッツさん
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秘密と嘘(1996年製作の映画)

3.5

長いけどじっくり丁寧な描写に引き込まれる。
誰しも秘密や嘘を持っている。
明らかにしたくないことがあっても
それを明らかにすることによって
新たな一歩を踏み出すことができることもある。
養子に出した娘
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.3

こんな殺人鬼が実際にいたとは恐ろしい。
それも、彼女の視点で描かれているから
本当に犯人なのか、無実なんじゃないか、
なぜ警察に通報しちゃったのかとずっとそんな気分で映画は進む。
自分で自分を弁護する
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白い暴動(2019年製作の映画)

3.0

白人至上主義は時代が変わっても変わってない。
エリック・クラプトンやロッド・スチュワートも移民排斥発言をしていたとはショック。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.5

前2作は未鑑賞だけど、充分面白かった。
ドローン攻撃とは考えたな。
沢山の人が死に、爆発し過ぎだけど
ストーリー展開がシンプルでいい。
マイク父の爆弾の仕掛けがナイスで
爽快痛快。

ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.7

デ・ニーロVSディカプリオの見応えある作品。
ありがちな内容だけど実話とのことで
デ・ニーロとディカプリオの体当たりな演技で魅せる。
独裁的な暴力継父と閉塞感の中で不満を募らせながら日々を生きる義理の
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.5

こんなに胸が痛くなり苦しくなる映画はなかなかない。
ゼイン君の演技が演技じゃないようで
まるでドキュメンタリー映画を観てるようだ。

12歳の子供に、子供を作るなと言われる親って。
ゼインの過酷すぎる
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

もともとマーベル作品にあまり興味がないので詳しくないしキャラクターもよくわからないのだけど、付き合いで鑑賞。
前知識なくあまり期待もしないで見たおかげか面白かった。
こういう作品は映画館で見るに限る。
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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.4

ストーリーを読んだらまるで「ローマの休日」だけど、内容は似ているようで違った。
コミカルだしテンポも良く、要所はきちんとおさえてある。
王女はカゴの中の鳥。
一人で外も歩けないし恋もできない。
一夜の
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ベル・カント とらわれのアリア(2018年製作の映画)

3.7

1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件はよく覚えている。
解決までにどのくらいの月日がかかったのかまでは記憶にないけれど。

それにしても悲しい結末だ。
どこまでが真実でどこまでが事実かはわか
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アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.5

あまり幸せそうじゃない登場人物たち。
それが徐々に、一歩進んで二歩下がるみたいなゆっくりとしたスピードでいい関係になっていく。
マーカスの母を想う気持ちとか
無職でなにもないウィルの変化とか
大袈裟に
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キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

3.3

精子提供で産まれた子供2人の母親がレズビアンカップルという家族。
精子提供者を簡単に教えてくれるとか
で子供達に簡単に会えちゃうとか
レズビアンカップル家族がずいぶんオープンな雰囲気だし、映画とはいえ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

ひたすら銃を乱射し続け殺し続けるテロリスト実行犯たちがただただ恐ろしい。
実際にこんな悲惨なことがインドで起こっていたのは多分その当時ニュースで報じられたはずなのに記憶がない。
そのことに自分自身ショ
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.7

大人の恋物語。
マイケル・ダグラスとダイアン・キートンというベテラン俳優の共演はさすが熟練の演技で味がある。
ダイアン・キートンのファッションがステキ。
マイケル・ダグラスは久しぶりに見たけど
相変わ
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.6

フィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作品とのことで心して観た。
銃を発砲するわけでも、誰かが死ぬわけでも、カーチェイスもなく話は淡々と進むのに最後まで緊張感があって目の離せないスパイ映画だった。
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セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

3.0

感想を書きづらい映画。
個人的にはこういう内面を表現するような、はっきりしないような作品は良さがよくわからない。
ただ、グラハムの憂いを帯びた表情とかは惹きつけられるし、明らかにされない過去らしきもの
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

意外な展開からのどんでん返しに次ぐどんでん返し。
9人の各国の翻訳家が集められた密室劇なんだけど、今の時代のミステリーなのでそこら辺は考えられている。
中盤からの怒涛のストーリーは前半ののんびり感が嘘
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マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.0

人種差別映画はアメリカの黒人に対するものが多いけれど、こちらはイギリスでのパキスタン人移民に対する差別。
あたりまえだけどどこの国でもある問題なんだな。
イギリス人がパキスタン人に使われるとか異人種間
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.2

家政婦から見た何気ない日常を淡々とモノクロで映し出す。
単調だし、メキシコのあの時代のことを知らないのでわからないシーンも多い。
中盤からクレオの妊娠、家主夫婦の不和と動きが出てきて物語が動く。
ワン
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.4

実在した銀行強盗犯フォレスト・タッカーをロバート・レッドフォードが演じる。
これはもう病気と言っていいかも。
楽な人生より楽しい人生。
盛り上がりに欠けるけど、終始落ち着いた雰囲気の大人の映画だった。
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レイトナイト 私の素敵なボス(2019年製作の映画)

3.3

撮影時のエマ・トンプソン60歳くらいなのかな。
スタイルいいし、宝塚の人みたいにカッコいい。
ストーリーはある程度先が読めてしまう。
白人主義の職場にインド人女性。
多様化枠ってあれはジョークかしら。
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カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.2

イカれた殺人鬼のブラピが強烈。
カーセックス中にカメラを持ったキャリーを見る目なんてまさしく野獣そのもの。
ストーリーなんてあってないようなロードムービー。
ブラピとジュリエット・ルイスの共依存で破滅
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

2.8

風景が美しい。
が、ストーリーに新鮮味がなく
主演2人に魅力を感じない。
運命の出会いなのかもしれないけど
お互いが二股かけてて、あの辺りの描写が雑で不誠実としか思えない。