きょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

きょん

きょん

映画(587)
ドラマ(0)
アニメ(0)

きみがくれた物語(2016年製作の映画)

2.8

風景が美しい。
が、ストーリーに新鮮味がなく
主演2人に魅力を感じない。
運命の出会いなのかもしれないけど
お互いが二股かけてて、あの辺りの描写が雑で不誠実としか思えない。

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.7

自分の最期は自分で決める。
家族に囲まれて逝けるなんて理想的。
前半の和気藹々とした雰囲気から
後半は一転して家族の秘密が明かされる。
この明暗がいい。
娘の傷を知っても母の信念は揺るがない。
母親本
>>続きを読む

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.6

大きな出来事も特になく
戦場シーンもない
静かな反戦映画。
戦って死んだわけじゃない息子の死は
戦死と言えるのか。
お国のためにとか、大統領が遺憾の意をという言葉が虚しく響く。
ベトナム、湾岸、イラク
>>続きを読む

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.4

あまりにも有名なテーマ曲。
それに釣られて昔一度観たけど
その時はさっぱり良さがわからなかった。
この年齢になってやっと理解出来るようになった。
実在の人物であり、1人はユダヤ人1人は宣教師という2人
>>続きを読む

ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.0

メキシカンという名の銃を巡って繰り広げられるドタバタ劇。
脚本がイマイチなのか、人間関係は分かりにくいしテンポが悪い。
銃があっちへ行ったりこっちへ来たり
いつまでやってんだって。
主演がブラピとジュ
>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.8

50年前の映画だということにまず驚く。
なかなか昔の作品を見る機会がなかったけれどついに鑑賞。

ストーリー的には特にどうというわけじゃないのに、兎にも角にもマーク・レスターとトレイシー・ハイド。
>>続きを読む

ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.5

夫と娘を殺され復讐の鬼と化すライリーノース。
ママが強すぎる!というか悪党どもが弱すぎるのか。
突っ込みどころは満載だけど、それでもひたすら復讐を続けるママはとにかくカッコいいの一言。
ママ友にも復讐
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.4

もともとファンタジー系はあまり見ないし、だから実はティム・バートン作品は得意ではないのだけど。
なのであまり期待はせず観たら意外と良かった。
父の話がどこまで事実なのか作り話なのか曖昧だけど、映像は綺
>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

実話であり、本人が本人として主演してるという今までにあまりない作品。
パキスタンの結婚は、見合い相手を親が連れてきて、同国の人と結婚しなければいけないという伝統があるらしい。異国の人と結婚するとほぼ縁
>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.5

古い映画はあまり観ないけれど高評価だったので鑑賞。
1965年という時代を考えるとよく出来た作品だと思う。
オープニングの紙をめくる映像がおしゃれで思わず見入ってしまう。
バニーレイクが最初から登場し
>>続きを読む

インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.7

里親制度や養子縁組は日本とアメリカではきっと違いはあるだろうけど、日本の制度自体よく知らないのでなんとも言えないけど、親に振り回される子供達が不憫で仕方ない。
特に15歳のリジーの気持ちを思うと切ない
>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.2

もっと若い頃に見ていたら良かった〜となったかも。
恋愛ものが感動できる歳じゃなくなったのは悲しい。
なので、個人的にはアーニーとスー・リンの愛憎のほうがしっくりくるというか
共感できた。
映像が綺麗で
>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

観賞後の気持ちをなんと言葉にしていいのか。
悲しみ、切なさ、胸が締め付けられる
どれもぴったりなようで、でももっと適切な言葉があるような。
かなり早い時点で見るものを混乱させる。
この人は一体誰?本物
>>続きを読む

ミスティック・ピザ(1988年製作の映画)

3.1

ミスティックピザで働く3人の女性たちの恋模様。
ほろ苦かったりするけれど
それにしてもあっちの女性は
喜怒哀楽が激しい。
ジュリア・ロバーツが圧倒的な存在感。
最後のピザ屋の女主人の
粋な計らいがステ
>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.5

2週にわたり地上波放送していたので鑑賞。
公開当時3回くらい観に行った。
ディカプリオのかっこよさとケイトの美しさに惚れ惚れして、行くたびに涙してたっけ。
久しぶりの鑑賞だけど、やはりよく出来た作品だ
>>続きを読む

ベスト・オブ・エネミーズ ~価値ある闘い~(2019年製作の映画)

3.6

事実を基にした公立学校の人種統合を議論する社会派ドラマ。
外見だけで判断せず、頭から否定せず
その人を知ること、人と接することの大切さを教えてくれる。
大袈裟な描写はあまりなく
過程をじっくり丁寧に描
>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

こんなに若くて美しい少年が
極悪非道な犯罪を犯すという
そのギャップが話題になったんだろうけど、面白いかというとうーんって感じ。
事実を基にしているらしいのですごいことなんだけど、もっと主人公を掘り下
>>続きを読む

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.0

2001年の実話だというから驚く。
世界は広いし、日本から見るアフリカは遠い国なんだと実感する。
たった14歳の少年が風力発電をつくって一年中作物がとれるようにしたというシンプルな話なんだけど、脚本が
>>続きを読む

硝子の塔(1993年製作の映画)

3.2

評価が低いのであまり期待していなかったけれど、そこそこ面白かった。
設計の時点から加わって、各部屋に隠しカメラを付けて愉しむなんていう発想がすごい。
あの頃の日本てすごかったんだな。
あんなにエロシー
>>続きを読む

女優フランシス(1982年製作の映画)

3.4

実在の女優フランシス・ファーマーの伝記映画。
とにかく波瀾万丈な人生で、精神病院のシーンは「カッコーの巣の上で」を思い出させる。
母親のキャラクターが強烈で、子供をダメにする典型的なタイプかもしれない
>>続きを読む

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.5

第1次世界大戦のドキュメンタリー映画。
映像に生き残った元兵士たちの証言を加えたシンプルかつ衝撃的な作品。
「1917」を思い出した。

途中からカラーになり、本物の映像とは思えないほど綺麗で驚くし集
>>続きを読む

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.6

ヘロイン中毒に苦しむジムをディカプリオが熱演、好演。
前半あたりまでは、それこそバスケが上手く可愛らしいのにやんちゃでアイドルのようだったのに、ヤク中になってからの演技がとにかく凄まじい。
これが実話
>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.6

面白かったー。
冒頭からのスピード感とテンポの良さと
漫画のような楽しさ。
これぞエンタメ作品。
アンジーに痺れっぱなし。
カッコよくて美しくてやっぱりオーラがある。
暗殺者になるための修行のシーンが
>>続きを読む

ザ・ファン(1996年製作の映画)

3.4

デニーロにキレ体質の役を演らせたら右に出るものはいないってくらいハマり役。
笑顔がこんなに怖い人も珍しいし。
狂信的なストーカー役で、どんどんエスカレートしていく様に目が離せない。
それにしてもデニー
>>続きを読む

仮面の男(1998年製作の映画)

3.5

傲慢な国王ルイと心優しいフィリップの二役をディカプリオが見事に演じ分けている。
前半の暴君ディカプリオも合ってるなと思ってたけれど、フィリップの穏やかな顔つきのディカプリオは可愛らしくも美しく、スター
>>続きを読む

HACHI 約束の犬(2009年製作の映画)

4.0

教授とハチの強い絆が胸を打つ。
秋田犬ってこんなに飼い主に忠実なんだということに驚くし、ハチの演技(?)がとにかく素晴らしい。
ピアノの旋律も哀しみを誘う。
ー愛する人のことは決して忘れないー

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

3.2

ファンタジーのような不思議な作品。
いきなりローラースケートのシーンから始まり、背景が絵だったり、現代のアンが検索してたりと、かなり冒険してせいか眠くなってしまった。
一番の驚きはテスラが(イーサン・
>>続きを読む

シャロウ・グレイブ(1994年製作の映画)

3.3

お金は人間を変える。
というか、元々の人間性があらわになったと言うべきか。
終盤の3人の争いが見もの。
トランクのお金はよくあるやつ。
要所要所での小物の赤が効いてる。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

大きな出来事があるわけではなく
ただただ広大な大地をキャンピングカーで走り、その場所で仕事をしノマド達と触れ合うというノンフィクションのような作品。
自分が住んでた町がなくなるとはどんな気持ちだろう、
>>続きを読む

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.5

イギリスの美しい風景と豪邸、音楽も衣装も姉妹たちの姦しさ、全てひっくるめて美しい。
キーラ・ナイトレイは苦手な俳優さんだけど、勝気で頑固なエリザベス役は合ってる。
家族のため、家のためにとにかく男を捕
>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

スウェーデン版もハリウッド版も観て
ノオミ・ラパスもルーニー・マーラも印象が強く残ってて好みだったから
個人的にリスベット役はそっちに軍配が上がるかな。
スタイリッシュでクールな雰囲気は変わらずあって
>>続きを読む

ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

4.0

看守に仕返しをしたいというただその思いだけで集まった囚人たちのアメフトチーム。
試合シーンが長く、格闘技のようにはちゃめちゃなんだけど、ルールを知っていたらもっと興奮したかも。
オネエたちのチアもいい
>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.3

20年前の作品
LGBT、エイズ、薬物中毒といろんな問題を抱えた人たちが出てくるけど
あまり深刻にならない雰囲気が
スペインだなという印象。
父親が訳ありだと真実を伝えるのは
時間が必要だろうと思う。
>>続きを読む

ロンリーハート(2006年製作の映画)

3.2

殺人鬼のカップルが実在してたとは恐ろしい。
マーサの愛なのか嫉妬なのかが凄まじく
常軌を逸してる。
マーサ役の俳優さんの演技が迫真で
目が離せないし、最期まで肝が据わってて素晴らしかった。
死刑執行を
>>続きを読む

チェンジング・レーン(2002年製作の映画)

3.3

評価がイマイチだったからあまり期待しないで見たけれど、そんなに悪くなかった。

やられたらやり返すって繰り返しだけど
そもそもギャビンが弁護士なのに
てかそれ以前に人としてどうかっていうイヤな奴から始
>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.3

サシャがある日突然亡くなる。
その後は特別なことは何も起こらない。
ベルリン・パリ・ニューヨーク
2人は三度の夏を過ごす。
そして湖の避暑地。
それぞれの場所がとてつもなく美しい。
夏のヨーロッパの青
>>続きを読む