sunaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

主演のジェフリー・ラッシュが良い!ラストの展開は途中からちょっと読めてしまったけど、物悲しくビターな余韻は好み。さりげなく伏線も張られていて丁寧な作り。ヨーロッパな風景(特にプラハ!)に癒されました。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.2

成田凌無双でとっても良かったです。あの笑い方とか天才すぎるし、やっぱり素晴らしい役者だなぁと再認識。結構クスクス笑えるので、映画館で見れて良かった。会話劇中心の地味な映画ながら、主演2人の掛け合いを中>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初日2番目の上映で鑑賞。有休の甲斐があった笑。
まさかエヴァで泣かされるとは…終盤の碇親子の会話あたりから鳥肌でした。
これ以上ない最高な終わり方!正直、ここまで綺麗に話を畳むとは思わなかった、しかも
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

何も無い部屋をじっくり写すとか、音でドーン!ではなく丁寧に緊迫感を積み上げていく感じがなかなか良かった。あと噂通りラストは非常に上手い落とし所だなぁと関心。サプラーイズ!個人的には主人公の言動が結構ア>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザ映画2本目。うーんとにかく終盤の展開が個人的に全っ然合わなかった。SNSの描写があまりにも露悪的かつ現実離れしていて、そこからの展開が空虚に感じてしまい残念。ただ綾野剛と舘ひろしは素晴らしかった>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

ヤクザ映画1本目。良い映画でした~主人公である三上の描写がとても丁寧なので、特に後半になるにつれて尻上がりに惹き込まれる作り。タイトルはラストからすると皮肉の意味合いもあるかと思いながら、終盤の三上を>>続きを読む

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.7

こだわりのグロとエロ、そして怒涛の展開というバーホーベン印満載の映画で楽しめた。主演女優のタフな存在感が素晴らしく、色々と体を張った熱演がお見事。わりとどんでん返しが連続すぎて、後半やや食傷気味になっ>>続きを読む

シューマンズ バー ブック(2017年製作の映画)

3.8

バー好きな自分にとってはドンピシャな良作ドキュメンタリー。主人公のチャールズ・シューマンが実に良く気さくで人とお酒への愛情が溢れて素敵。東京のシーンで氷やシェイクに感嘆する様が面白い。
しかし劇中出て
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

芳根京子が素晴らしい!終盤はまさに独壇場でした。反対に北川景子はちょっと綺麗さが浮いてしまってあまり合ってないかな…映画としては重いテーマを扱いながら、ちょいちょいテレビ的な雑さがあるのが気になった。>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

2.8

それなりに楽しめたけど、身も蓋もない言い方するとアニメというか映像化に向いていない気がする…予想以上に奇想天外なお話だったので、これは小説で読んで自分が想像した方がより楽しめるのかなと思った。映画にす>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.6

主演2人が素晴らしく、特に終盤のファミレスのシーンは白眉!菅田将暉は本当にその場その場で自然な空気感を出せるのが凄い。途中のサブカル関連で惹かれ合うところとか見せ方が上手いなぁ。
就職してからの描写が
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.1

2021年映画始め。
個人的には好みな作品!無理に難解ぶらずナチュラルに変な感じと、根底にあるメッセージ性(女性の抑圧と解放)がどことなくELLEに似てる気がする。
飲み込んで吐くという異食症と妊娠と
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.7

今年の劇場見納め。というわけで個人的な2020ランキングも末尾に。

本作ですが、まず主役3人がどれも良かった!特に吉沢亮の陰キャぶりと落合モトキの和製ジェシー・アイゼンバーグぶりが最高。映画の雰囲気
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

アニメシリーズ完走してからようやく初見…素晴らしかったです。
バトル描写の迫力などアニメとしての完成度もさることながら、この作品が傑作なのは煉獄さんの描写だと思う。映画本編で丁寧に掘り下げているからこ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.0

どうしても同監督、原作の勝手にふるえてろと比較してしまう…個人的には前作の方が断然好みでした。
良かった点はのんと橋本愛のシーンで、やっぱりちょっとしたマジックで空気感がすごく良かった。あと林遣都の不
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

前半は繊細ながらやや退屈な展開も、後半はまさに圧巻。正直、好きなタイプの映画ではないが心奪われた。
音楽はほぼなし、ラブシーンも極力過程を省くなど、徹頭徹尾ドライな描写にも関わらず主演2人の表情や心象
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

うわーこれは面白い!脚本がとにかく素晴らしく、スピーディーに人物描写やトリックなどを過不足なく引っ張る怒涛の展開に痺れる。
演出も特に後半になるにつれてのスリリングさが半端なく(下手なサスペンスより手
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.9

計画練るところとか1回中断する辺りのグダグダぶりは学生あるあるの宙ぶらりん感があってなかなか良かった。ただ実話とはいえ計画があまりに杜撰すぎて唖然。青春ものにしては人物描写もあっさりでそこまでハマりま>>続きを読む

バトルシップ(2012年製作の映画)

2.8

チキンブリトー片手に見たけどちょっと個人的に乗れなかった。。
全体にノリがやたらと軽い中で笑いどころがあまり合わなかったのと、侵略者の頭の悪さなどガバガバな設定に気を取られて終盤もそこまでテンションが
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.6

アニメーションとしての出来栄えは素晴らしい!匂いや音など、狼の世界を視覚で表現するところは良いし、音楽含め全体の雰囲気作りも好み。
だだ個人的には特に終盤の展開がちょっと安直に見えてしまい、話の流れが
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

2.9

ベトナム戦争時の話が現代とシンクロするテーマ性とメッセージ:「世界が見ている!」は良いと思う。
ただ映画としては監督と相性が悪いのか個人的にはハマらず。。法廷劇はいかにロジックで相手に立ち向かうかが醍
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

主演3人がそれぞれ持ち味発揮していて素晴らしかった。高橋一生の芝居がかった胡散臭さと蒼井優の凄み(所々ゾッとした)、東出昌大の無機質な怖さ!
映画としては途中まではどうやって着地するのかハラハラしたけ
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

「タンゴは人生と違って間違わない、足が絡まっても踊り続ければいい」
素晴らしい名作!2時間半があっという間で緩急完璧な脚本。
とにかくセリフが洒落っ気とユーモア、色気、そして胸を打つ説得力に溢れている
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

3.4

後半、美術学校にて自分の作風を確立するまで苦闘するパートがすごく好きだけど3時間は長いな~シャンテシネの椅子だと特に。
丁寧に作り上げてはいるけど、終盤で前半からの積み上げが解消されてるか微妙で、ちょ
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.0

再見。まさに王道のラブストーリー、主人公の周りがちょっと変だけど皆良い人で雰囲気がすごく好き。ジュリア・ロバーツはこの映画ホントに魅力的に撮られてるよな~最後の記者会見シーンはやり取りがいちいち粋で素>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

とにかく号泣。登場人物の感情を丹念に描くことが主眼の作品で、あまりに美しい感情の爆発に、ただ心が揺さぶられ涙が出ました。今までの映画で1番泣いたかも。
始まり(ここでTV版からのオマージュとは…)から
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

初見の数字&感想。
映像は特に中盤から斬新!前代未聞!ある種マンガ的なアイデアを力技でここまで魅せる映像にするのは本当にすごい。
ストーリーは大筋は何となく分かるけど細部が謎のまま、後半は映像との相乗
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.8

恥ずかしながら初見、、文句なしの名作!
カットのメリハリなど、とにかく起承転結がピカイチ。名高い乳母車のシーンは最高の見せ場で抜群のかっこよさに痺れる。主演のキャスティングも適材適所(ショーン・コネリ
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素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.0

ブラックユーモアたっぷりの作風は好みながら、ちょっと笑いどころが合わなかった感じ。サブタイトルのブリュッセル感はあんまりなかったなぁ。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.1

途中までは地味ながらまぁ良い映画くらいの印象も、ラストシーンで見事にグッと引き込まれました!星ばあとの関係性を完璧に消化したラストカットは実に秀逸で泣ける。随所の水墨画も素敵だったし、良作。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.8

なるほど評判通りの痛快などんでん返し!
きちんと貼られた伏線もお見事だし、主演のキャラ分けもよく出来ている。ただ良くも悪くもラストに全振りで、途中ちょっとダレるかな。

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.2

後半まではもう抜群に良い!主役2人の空気感(渡辺大知と奈緒はベストキャスト!)とか、加藤くんの男性あるあるなイタさとかに鷲掴み状態。3Dメガネの下りとか会話もセンスありかつリアルで素晴らしい。
ただラ
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

2.8

主演3人の美男美女ぶりで目に優しい映画。
ただストーリーは見事にガバガバで、主役2人が一流スパイに全然見えないんだよなぁ…特にアーミー・ハマーは短気すぎて絶対スパイ向いてないわ。アクションとコメディの
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.4

音楽やファッションなどの90年代な空気感が素敵。ニンジャタートルズ懐かしい笑。
登場人物の描写は関係性がリアルで良かったけど、ちょっと後半の展開が雑に感じたのが惜しい。最後のビデオとかもうちょっと伏線
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

ストーリーが全体にやや雑も、音楽は最高。バンドが成熟してく感じや各アーティストの影響がモロに出るところ(デュラン・デュランとキュアー!)とか、音楽愛に溢れてる。最後の主題歌でアダム・レヴィーンがかっさ>>続きを読む

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

4.0

だいぶコメディ寄りな良作ラブコメ!
とにかく主演2人のスピーディーな会話の掛け合いなど、全体にテンポ良くかつきちんと練られた展開の脚本が素晴らしい。サイモン・ペッグはホント愛されキャラだな~泣きべそシ
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