ひつじのランドリーさんの映画レビュー・感想・評価

ひつじのランドリー

ひつじのランドリー

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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

TENETを2夜連続視聴。1度目は先入観なしで、2度目は謎を埋める形で。現在と至近未来が交差しながら至る所に伏線が散りばめられた噂通りの快作というか怪作なのか。とにかく絶対に2度見た方がいい。消化不良>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

時が止まったままの二人の間にはいつも雨が降っている。やり場のない気持ちや苛立ちや諦めや悲しみを涙と共に雨が押し流していく。ファミレスの従業員口で並ぶ歳の離れた二人は、確かにキミとボクだった。青春って言>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

ちょっとこれはキツイ。言いたいことはわかるんだけど、わざわざ映画にして何を伝えたかったのかなと。疲れてる人は絶対に観ないほうがいいです。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

名声と誹謗とプライドと挫折と再起と躍動と。全編に渡って食を通した人とのやり取りが続く中で、料理が人を変え、心を変えて行く。実は家族の物語っていう流れもいい感じ。チカラを抜いて観られます。オススメ。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.1

前半と後半で全く毛色の違う映画になっていく。テンポ感も良くながれもスマート。良い意味で予想を裏切る良い映画。次回作にも期待したい。

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.1

自分の心の中の本当の所は、自分自身でも掘り下げても掘り下げてもなかなか出てこない。自分自身という個を無くした先に一つの展開が待っている。でもこの個を無くすということ自体、人は辿り着くことが困難だったり>>続きを読む

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.3

映画として非常にしっかりした作りなので安心して楽しめる。世界観悪くない、キャストいい感じ、シナリオ良好。隠れた週末の名作。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.1

一作目からそのままノンストップで連続鑑賞。たまにはこんな映画の観かたも悪くないね。軽快、明快、愉快、痛快。そんな感じ。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.1

テンポ良く軽快にボケーっと観るのに最適且つ面白い作品。続編まで一気に観てしまったほうが楽しさ倍増出来るかも。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

日曜の夜に軽めのアルコールと共にゆったり鑑賞するにはとても良い映画。音楽はやっぱり素晴らしい、世代を超えて時空を超えて。人として正しく生きること、愛すること、そして人生に寄り添う永遠のマスターピース達>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

パラサイト、その名の通りあらゆるものに寄生していく強烈な映画。でも同時に、寄生だけではない生への執着があらゆる場面でやってくる。あの大きなリビングから眺める広大な庭を見渡しながら、貧困家族が交わすいつ>>続きを読む

アトリエの春、昼下がりの裸婦(2014年製作の映画)

3.8

美しく輝く田園風景とそれぞれの登場人物が抱える逃れられない影、アトリエの中の陰影と芸術家の苦悩と昇華、モデルの裸体の繊細さに刻まれた傷跡の数々。人生を映画の一コマで切り取ると、きっとこんな形になったん>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.2

映像美と音楽の素晴らしさを純粋に堪能する作品。長い長いミュージックビデオを実は観てたのではないかという錯覚すらある。ストーリーはそれなり。所々のサプライズが楽しい。あとやっぱりRADWIMPSが素晴ら>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

映画が好きな人というよりも、映画を作る人、映画を作りたい人に是非一度観ていただきたい作品。そうだったな。こんな感じの熱量とトラブルと偶然が名作には必ずついてくるものだなってふと思いつつあっという間のフ>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

最初の背景描写で入り込めたら勝ち。悪党たちの悪党流のアツい戦いって感じ。わるくない。

アップグレード(2018年製作の映画)

2.8

STEMと言う名に相応しい主人公との関わり方とラストまでの流れ。後半から加速度的に壊れていく感じが人の領域を保てない中で一方的に進んでいく。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

2049、作品としてしっかりと成立していた。3時間は若干長かったが、十分に楽しめる内容。アナ・デ・アルマスの透明感がとにかく美しい。ライアンの虚空に漂う視線が、先の無い世の中で何かを探そうとする意思が>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.6

予想よりはずっとソフト。所謂ヒーローを否定しながらも結局はヒーロー。愛のために貫き通す姿は人を強くする。爽快痛快ムービー。やっぱり安定のマーベル。

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.1

いつも通りの展開にノーガードで鑑賞。所々に絡んでくる布石が相変わらず楽しい。日曜夜に最適なエンタメ。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.5

入念に練り込まれた迫真のシナリオと、振り切れた妻の演技。振り回される駄目な夫の典型的な人間性が、有る意味最も正常で、唯一の救い。自分の中の本当の自分は自分でさえ分からない。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

全編を通して透明度の高い哀しみが染み渡る。人類の未来、親子の愛、恋人への想い、そして嘘と絶望。壮大な宇宙が、光も時間をも飲み込んでいく。しかしながら、完全なる無力の前に、人はなお人知を超えた新しい扉を>>続きを読む

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.9

弁当箱越しの男女の文通から、それぞれの人生を省みつつ、彼等を取り巻く周りの人間関係も、人それぞれ抱えている訳で、結局の所生きると言うことは、どんなに自分で切り出そうとしても見えないチカラに突き動かされ>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.7

ディズニーとマーベル。最高のアニメーションと良質なストーリー。加えて自身の大好きなヒーロー系のキャラ設定とくれば、もう悪い所を探す方が難しい。早速フィギュア購入済み。親子で楽しめました。オススメ。

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.7

二重引力に引き寄せられた2人は互いの運命を背負いながら離れても離れても吸い寄せられていく。立場や環境や条件を越えていくもの。たった一つの目に見えない愛について。付き合いたてのカップルに是非観て欲しい。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

原作云々はさておき、良く練られたストーリー展開に飽きることなくラストまで。あまり期待せずにノーガードで観るとかなり面白いと思う。週末土曜日夜にお酒を飲みながらどうぞ。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.9

冴えないネガ管理部長と冒険写真家が織りなす人生のちっぽけで壮大なドラマ。現実は些細な事の連続で、不可能と思える事を踏み出したその瞬間から、果てしなく壮大な世界が待っている。ショーンの集大成がウォルター>>続きを読む

マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.4

流石はマーヴェル。何もストレスなく楽しめた。続編への伏線の張り巡らせ方も憎い所。早く観たい。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.0

キックアスの世界観が再び。続編感は否めないが十分楽しめる作品。前作が好きな方なら安心して観賞出来ます。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.2

期待していた分だけ、作品の振り切り感に食傷感が半端なかった。野心、勝負運、欲望、破滅、そう言ったワードが好きな人にはたまらないかも。個人的には辛かった。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.0

音楽と映像と演出と台本全てが素晴らしい全世代で楽しめる名作。真実の愛の力は、自分のためではなく愛する誰かのためのもの。親から子へ、兄弟姉妹、親友同士、勿論カップルにもオススメです。

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.5

聖書にあるノアの箱舟を題材にした作品、とだけ書けば、あぁそうね、だと思う。しかしながらそこにあるのは、神と自然と人が織りなす地球上での壮大な対話。絶対的な神の力、自然の調和、そして人間の原罪とそれを許>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.6

求めることはたった一つの事。生きて地上に帰還することだけ。何もかも失った主人公が、現実を受け入れ、過去を受け入れ、未来を受け入れようと必死にもがく姿に、生き続ける事の儚さ、苦しさ、素晴らしさを思わずに>>続きを読む

くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密(2013年製作の映画)

2.9

軽快なテンポ感と子供でも分かりやすいシナリオ進行。1あっての2だけれど、それなりに楽しめた。世界観は変わらず。家族で観るなら、有り。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6

夜のドライブ。心地良い音楽。影のある主人公と憂いのある子連れの美女。現実的な描写と非現実の世界感が淡々と物悲しく進んでいく。空虚さを埋められない果てのないドライブ。目的地のない宛てのないドライブは哀愁>>続きを読む

ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

2.9

楽しかった。流石のデップとディズニー品質。ただし長い。途中で失速感が否めない。折角の鉄道の疾走感が勿体無い。一緒に観ていた長男が、キモサベを気に入ったらしい。確かにお前はアニキだが…本当の意味を教えて>>続きを読む

リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.8

あまり構えずに観たので、スッと爽快に鑑賞出来た。家族を顧みず好きな事を続ける男の無骨さ、そんな男とその息子とがやり取りする一連の流れ。一緒に観ていた小学一年の息子が「楽しかった!」と言っていた。親子で>>続きを読む

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