イブさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

5.0

直近で三回くらい見直した。
死ぬほど面白いです。設定も勝負も最高です。なにより演技が最高です。無駄なセリフが一文字たりともなく、全てが一貫した言葉になっている。情けない人間が最高に輝ける場所は映画なん
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

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何もかも捨てて、盲目になれる未知への好奇心。言葉では言い表せない、人間の探究心をそのまま映像化した映画だった。少年にも、大人にも、未知への欲求は等しく備わっている事を教えてくれた。

おかえり、はやぶさ(2012年製作の映画)

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事実に基づいた話なので、教育映画的な雰囲気は拭いきれないが、説明だけにならず、人間ドラマも織り込んで大きな夢を含ませた、いい映画だった。ちょっと長かったケド。

かまいたちの夜(2002年製作の映画)

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オチが少し微妙だったけれど、想像していたよりも面白かった。一人一人のキャラが立っていて、退屈しなかった。子役が染谷将太だとは微塵も気付かなかった。

パレード(2010年製作の映画)

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一見、しっかり自立していそうな人が、その実、誰よりも依存しているのかもしれない。人よりも世界の事を知っているようで、その世界を知っているのは自分だけ。

ゲド戦記(2006年製作の映画)

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父殺しの物語とか大嘘やないかい。
鈴木敏夫プロデューサーと宮崎駿監督が喧嘩する理由がよく分かりました。
タイトルはもののけ姫、中身はジブリの宝石箱。しかし、吾郎監督の気持ちはとても強く出ていた。劇場で
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オーディション(2000年製作の映画)

4.0

いくつになっても性欲には抗えないんだなぁ。夢には出てこなくて安心でした。

椿三十郎(1962年製作の映画)

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とてもコミカルでユーモラスな場面が多いけれど、三十郎にとって「人を斬る」ことの重さや意味を考えさせられる場面も多かった。結局若侍たちは、ほとんど人を斬っておらず、三十郎の男気がひしと感じられた。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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小説では想像しにくい貴族の抗争を現代に置き換え、しかし台詞はそのままという、奇抜だが妙にしっくりくる映画だった。とにかくもどかしい。真のヒロインはレオ様だった。天使をみた。

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

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藤原竜也好きにはたまらん。回数を重ねる毎に設定やシーンの甘さは目立つけれど、それを補う色彩と中毒性に溺れられる作品だった。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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最近は手段が多すぎて忘れていたけれど、恋の始まりにも終わりにも、理由なんて必要ないことを思い出した。一晩の関係でも、昔からの想いでも、恋であるのに違いはないんだなぁ。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

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15歳の少年には、あまりにも早い世界だったけれど、無垢な心を通して描かれるペニー・レインの心は、とても幼く見えた。ロックという別世界に生きる人たちは、みんなきれいだった。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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映画館で観ると、知らない音が沢山聴こえた。話し声、咀嚼音、よりリアルにあの世界を感じられて、とても良かった。一人で観るのもいいけれど、感じたまんまのモノを隣で誰かと共有できるのも、映画館のいいトコロ。

ミザリー(1990年製作の映画)

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生を実感できる映画だった。アニーの狂気に、焦りまくるポール。一見サイコなホラーだが、一方通行の愛を無視し続けるポールのシーンはシュールでもあった。アニーはやり過ぎだけど、これ程に愛を注げる趣味があるの>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

平気で大金を盗む女、二重人格の殺人鬼、妹が死んだと判明しても涙も出ない姉、同じく恋人、犯人の状態を嬉々として語る医者、取り合わない保安官。タイトルに恥じぬ、サイコな内容だった。

もののけ姫(1997年製作の映画)

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何度も観たけれど、その度に気付くことが多い作品。今回の劇場での体験で、「生きろ」の意味が少しだけ分かった気がした。
森の中の描写では、かなり強くナウシカの世界観を感じた。もしかすると、
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