ロメ男さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ロメ男

ロメ男

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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.0

最近の作業のお供、どうでもいい映画の中でもかなり優秀だったぞ!

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.1

水曜日のダウンタウンのクロちゃんのキスシーンでテンション爆下がりしてたんだけど、それ中和できたし蘭は見聞色の覇気を使えるらしい。

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

4.5

私はある種の制作活動をしているのだが、想像でしかないモノ、実在するかもわからないモノをみる、その不可能性と相反する人間の熱量というものに、涙が止まらない。

この映画はわたしを救う映画なのかもしれない
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サンライズ(1927年製作の映画)

4.3

コロナで俗世とはかけ離れた生活してるんだけど、まじで失ってた全ての感情90分で取り戻せた気がしてるぐらいの多幸感。

まじありがとう。

追風(2007年製作の映画)

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ここ1ヶ月エドワード・ヤンの作品をほぼ全部みかえしてたんだけど、もうこの9分の未完のワンショットの映像を心から信頼してしまう…

愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.8

この時代の台北映画をみる上で、街の変化というものを意識する重要さをヤンの映画とかをみていてとても感じていた。
『青春神話』と比べても近代化という部分が目立つ街並みだが、都市が持つ"空虚さ"というものが
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

2.5

コロナ結構しんどくて、なんかしずかちゃんの優しさで泣けてくるわ。

途中までスモールライトで対等な立場に立つっていうことがキモなのかなと思ってたんだけど、肝心なとこで元に戻ったり自分にはこれ合わないわ
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夜の人々(1948年製作の映画)

4.0

安心を感じられるはずの内なる部屋の破綻が精神的にかつ、経済的に訪れることで、2人は愛の逃避行を始める。
これはペドロ・コスタの『血』を想起させることからも『夜の人々』が後の恋愛逃避行作品に影響を与えて
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光陰的故事(1982年製作の映画)

4.2

エドワード・ヤンの『指望』が大優勝。
主人公は、下宿にやってきた青年と同じ画面にほぼ映し出されることなく、それを壊そうとする行為も甲斐なく結局甘酸っぱい挫折、失恋をしてしまう。

それとは対照的に描か
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.0

この映画は私の偏愛映画すぎて、ずっとみかえすことできなかったんだけど、数年ぶりの高熱に悩まされ、どうしても見たくなり視聴。

この頃のジュリエット・ビノシュが好きすぎてつらい。

怒りの日(1943年製作の映画)

4.4

作家主義を読んだ上で久々に。

ドライヤーの空間の使い方、パンとフレーミングの美しさには息を呑んでしまう。
特にアンネとマーチンが父の死をめぐって話し合うシーン。2人の顔を行き来するカメラが、父とアン
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.9

これはエドワード・ヤンベスト。

自由になれない歯痒さから脱却する、この獨立時代の美しさへの憧れったりゃもう…

映画内で強調されるフレームの存在。序盤は、車のシーンや、テレビ局での騒動にてかなりフレ
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秘密の子供(1979年製作の映画)

3.9

ガレルがニコとの思い出を消すまいとしてる意地、執念みたいなものが感じとれていい。

窓の反射でお腹がいっぱい。ガレルの中でもずば抜けて画面の構成力がある気がした。

ブロンド少女は過激に美しく(2009年製作の映画)

4.2

フレーム内フレームで切り取られるカタリナ・ヴァレンシュタインに気づくと夢中だ。

キスシーンの足クイなんなん…

カップルズ(1996年製作の映画)

4.3

マルトが売春の道に進むのをルンルンがとめるシーン、2人は一つの画面に収まっては、2つの画面に別れ、欲望と理性との間で対峙し合うようなシーン、このシーンは一生好きかもしれない。

私にはこのシーンがあの
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おなかすいた、寒い(1984年製作の映画)

4.2

マリア・デ・メディロスがお腹空いたって腹いっぱい飯食ってるだけでもう好き。

カフェでおかわりをする反復動作とフィックスカメラが最高。 12分リズミカルすぎてマジ一瞬。

ママと娼婦(1973年製作の映画)

4.7

コメントも憚られるほど、とにかく最高の映画だった。

(1989年製作の映画)

4.9

省略のキレと、血というタイトルに関して色々想起させる内なる部屋、外、川...etc

そうした全てのパーツによるぶち壊し映画。

アタラント号(1934年製作の映画)

4.2

横に並ぶための上下運動が全く上手くいかない夫婦と裏腹に縦横無尽にかける猫、新婦と行商人のその運動の継続を壊してしまいかねないシーンたちには愛おしさを感じる。

そして、最後そんな夫婦がこれまでのしがら
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ニースについて(1930年製作の映画)

4.4

空撮から始まり、ニースの街並みや人々を映し続ける記録。それはそのままでも何度も見返したい素晴らしい作品なのだが、椅子に座った女性が裸になるシーン、映画にジャンヴィゴという人格が浮上してくる。

この映
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新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

4.8

幼少期に戻れるなら、絶対にこの映画をみとけと伝えたい…

もう羽毛のスローモーションで腹一杯。

アリックスの写真(1980年製作の映画)

4.3

奇妙なズレは、視聴中一種の違和感を感じさせるのだが、後々考えてみると結構合っていたようにも思え、ブーツの写真なんて、モノローグに沿って都合のいい解釈をすることも可能だった。 

こうした映像とモノロー
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サンタクロースの眼は青い(1965年製作の映画)

3.9

ジャン=ピエール・レオのダサ坊さに安心さえしてしまう。

Um Século de Energia(原題)(2015年製作の映画)

4.5

オリヴェイラによる自然・産業・アートなどのコラージュ、もしくは再構成は一つの違和感も感じさせず、時間や空間を超越する。

優しさのすべて(2021年製作の映画)

3.0

大学生からお金をもらう手のアップのシーンが忘れられない。

どんな顔をしてもらったのかはわからない。あくまで生活のために行う行為なのだろうが、それは非日常を求めるための行為へと変わってしまう、その恐怖
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.9

多分、高校生ぶりにみたんだけど、映画館でみれてよかった。

退屈な日常と、日常の合間にある死は案外隣り合わせなのかもしれない。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.5

今年度の新作ベスト級。

何かと手に意識がいく映画だった。冒頭車のシーンで、母にお菓子をあげるネリーの手は親への愛情、極めて親密な距離感を感じさせた。
家の中の押して開くドアを開くシーン、手をあてて微
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.2

第1章

彼女を映すカメラは、彼女が画面から消えた後もパンして景色を映し出す。彼女を支点とし映る情景はコロナの中で生きるルーマニアの現状を鮮明に映し出す。
画面外で行われる会話が画面内に入り込んでくる
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