lgKaoringさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

lgKaoring

lgKaoring

映画(1034)
ドラマ(1)
アニメ(0)

エンドレス・ラブ(1981年製作の映画)

3.0

当時のブルック・シールズの人気にあやかって、映画館まで観に行った覚えが…。

ブルックかわええ〜!

しかし内容はうろ覚え。
トムさん出番は全く記憶なし。

ただ、主題歌も然り、音楽が良かった覚えがあ
>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.0

何度も見返している本作。

安定の面白さなんですよね。
結末分かってるのに、ハラハラします。

クリステン・スチュワートがまだ幼くて可愛くて。

悪人になりきれないフォレスト・ウィテカーが、すごくいい
>>続きを読む

追想(1975年製作の映画)

4.0

仰せの通り、タイトルから内容をずっと勘違いしていました。
最近レンタルで見付けて「おっ?」と。

悲惨過ぎるストーリーで、やりきれなくなります。

途中で何度も「追想」するフィリップ・ノワレ。
「追想
>>続きを読む

離愁(1973年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画です。

戦争中に列車で出会った、妻子持ちのフランス人ジャン=ルイ・トランティニャンとユダヤ人女性ロミー・シュナイダー。

何度観ても、ラストは号泣。
究極の愛とは、こういう事をいうのだ
>>続きを読む

ルナティック・ラブ/禁断の姉弟(1993年製作の映画)

3.5

ずいぶん前に観ました。
原作は読んでいません。

あらすじと最低な邦題のせいで誤解されそうですが、そこまでぶっ飛んではいません。
映像は美しく雰囲気に浸れます。
とはいえ、非日常的な話であり、好き嫌い
>>続きを読む

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.5

数年前に鑑賞。

奇妙な物語なんですが、ぐいぐい引き込まれました。

確かにエログロかも知れませんが、不思議と不快ではなく、全く退屈しませんでした。
私は好きです。

何より、オスカルくんの演技。
>>続きを読む

秋のソナタ(1978年製作の映画)

3.9

母と娘の怒濤の会話劇。

高校生の頃、ストーリーを知らず、たまたま母と観てしまった。

当時、確執のあった私と母。
自分達を見ている様で、気まずい雰囲気になった事を覚えている。

心をえぐる、苦しくな
>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

4.3

原作を読んでからの鑑賞。

原作の世界観をそこなわず、うまくまとめていたと思う。

妻夫木聡と深津絵里の配役も、合っていた。

岡田将生のチャラさ、満島ひかりのウザさ、樹木希林の潔さ、柄本明の哀れさ…
>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.5

独特の雰囲気が、すごくタイプの映画でした。

アル・パチーノの演技はさすがだし、ロビン・ウィリアムズの普段と違う役もすごくいい。

ノーランが監督だったとは、ここで初めて知りました。

LIFE!(2013年製作の映画)

4.2

私はどうやらベン・スティラーがタイプらしい。

その事に気付かされた映画。

黒い家(1999年製作の映画)

3.2

もう、ほんっとうに怖かった!
大竹しのぶが!
演技力がハンパない!

原作もかなりの恐ろしさだったが、とにかく大竹しのぶ!!!
彼女でなければ映像化は無理だっただろうなぁ。

むしろ、映像化しなかった
>>続きを読む

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

3.2

まーちゃんの抱えた闇と、ポップな映像のギャップがすごくて、戸惑いを覚えた。

猟奇的過ぎて目を覆いたくなるシーンもあったし。

大政絢ちゃんの可愛さで、何とか最後まで観れた感じ。

世界観は好きだけど
>>続きを読む

恐るべき子供たち(1950年製作の映画)

3.5

コクトーファンです。

ずいぶん前に観た今作。
彼の代表作の映画化。
監督はメルヴィルだし、雰囲気も充分伝わる。

しかし、この映画の姉弟は原作のイメージとは違う気が…。

特に、ポール役のコクトーご
>>続きを読む

レッド・コーナー 北京のふたり(1997年製作の映画)

3.8

私的には、すごく感動した映画でした。

リチャード・ギアと中国人弁護士が恋愛関係にならない所も、良かった。
ハリウッド大作なら、すぐイチャイチャしちゃうでしょ。

法廷ものは、やっぱり面白い。
引き込
>>続きを読む

ぼくの美しい人だから(1990年製作の映画)

3.8

今でこそフツーになっちゃった年の差恋愛。

しかし、いまだに男が年上なら受け入れられるが、なぜ女が年上なら違和感?

この映画でも革命にはならなかったか!

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.8

破天荒なイメージの野坂昭如が原作とは思えない、この映画。

毎年、テレビで放映されますが、えいやっ!と思い切らないと観れません。
今年はしんどいから観ないでおこう、とか。

戦争を知らない私達でさえこ
>>続きを読む

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

4.1

その昔、レンタルビデオ屋さんに勧められて観た。

田舎のビデオ屋さんにしてはオススメがいつもドンピシャで、この作品も悲劇ながら素晴らしかった。

いつの世も、女って罪深い。
特に、レニーの様な人間にと
>>続きを読む

蔵の中(1981年製作の映画)

2.2

その昔、映画館にて。

映像は耽美。

しかし、いかんせん、松原留美子さん。
ニューハーフの看板背負って、鳴り物入りでヒロインの座を獲得したらしいが、失礼ながら、完全に男と分かっちゃう。

違和感で頭
>>続きを読む

スティグマータ/聖痕(1999年製作の映画)

3.5

無神論者のフランキーが、ロザリオを手にした事から始まる、スティグマータ(聖痕)現象。

良く見られる宗教画では、キリストは手のひらに杭を打ち付けられていますが、磔刑だと手のひらの杭打ちでは身体が支えき
>>続きを読む

ボクシング・ヘレナ(1993年製作の映画)

2.7

皆さんおっしゃる通り、ぶっ飛んだヘンタイ映画です。

ラストにもぶっ飛ばされます。

いくらデヴィッド・リンチの娘とはいえ、コレはいいのか?

でも、嫌いではないのだ、なぜか。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

長回しの撮影が話題だったから、そこだけに注目していたら、想像と全く違う内容だった。

マイケル・キートン演じるリーガンの苦悩と絶望。

彼が最終的にどうしちゃうのか途中で想像できちゃって、舞台上でやは
>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.8

ひたすらハウルがカッコ良くて。
キムタク興味なかったのに、惚れてまうやないか!!

荒地の魔女のキャラが好き!
フツーのおばあちゃんになってからも好き!可愛い!
美輪さんの吹き替え、素晴らしい!
ソフ
>>続きを読む

カルタヘナ〜陽だまりの絆〜(2009年製作の映画)

3.0

すごく考えさせられる作品でした。

物語は、美しい風景をバックに静かに進んで行く。
そして、静かに終わる。

静かですが、不思議と飽きる事はありませんでした。

2人が、衝突しながらも段々と解り合って
>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

4.1

よし!映画観に行こう!ってなった時に、たまたま時間が合ったのが、この映画のみで。

テレビで予告見た事あるだけで、何の前知識もないまま観たんだけど、素晴らしく良かった!

知的な会話もいいし、芸術的セ
>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.8

幼い頃、両親はテレビに厳しく、夜9時過ぎてからの番組はほとんど観せてもらえなかった。

なのになぜかこれだけは観せてもらえたんだが(ホントになんで?)その晩、悪夢にうなされた。
リンダ・ブレアのどアッ
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.9

ジブリ作品の中では、一番好きです。

とにかく、キャラクターの素晴らしさに尽きます!
両親がブタになるとか、ナイス過ぎなセンス!

カオナシ然り、坊も湯婆婆もその他大勢も全て唯一無二のキャラクター。
>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

4.5

カンヌでブーイングが起こったと聞いて、あまり期待せず映画館に足を運んだのですが、とんでもない良作でした。

いくつかの伏線がラストに回収された時は、鳥肌が。
タクミの妻のミョーな名前も、だからか!と。
>>続きを読む

フレンズ/ポールとミシェル(1970年製作の映画)

3.8

懐かしい、青春のバイブル。

幼いながら誰にも頼らず、二人で生きて行こうとするポールとミシェルがひたすら健気。

今の時代背景でこんな映画を撮ったら、誰も共感できないだろう。

今時、愛の為にわざわざ
>>続きを読む

青の炎(2003年製作の映画)

4.0

今日、蜷川幸雄さんが亡くなりました。

蜷川さんと言えば、その昔観たこの映画。
ニノもあややも出ているけど、決してアイドル映画だと一括りに出来ない内容でした。

ニノの演技も素晴らしく、あのせつないラ
>>続きを読む

ポゼッション(1981年製作の映画)

3.3

皆様のレビューを拝見していて、昔観た事を思い出した。

狂気を演じさせたら右に出る者なしのイザベル・アジャーニ。
今作のトチ狂いっぷりは半端ない。

衝撃過ぎて、ダンナ役がサム・ニールだった事も忘れて
>>続きを読む

ボイジャー(1991年製作の映画)

3.6

久しぶりに観たくなって探してみたけど、DVD化してないんですね…。

とにかくダンディなサム・シェパードと、はかなさ漂う若きジュリー・デルピー。

出逢うはずのない2人が出逢い、愛し合った時に知らされ
>>続きを読む

キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

3.4

私は好きです、この映画。

男と女が一目で惹かれ合い、恋におちた。
ただ、セックスや愛情表現が少しアブノーマルだっただけ。

信じる事って難しい。
目に見えないものだから。
一度疑ったら、もうキリがな
>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.2

まさか山田洋次がこんな題材の映画を撮るとは。いい意味で裏切られた。

小さいおうちの秘密。
それはひとつではなかった。

原作は未読だが、そうなのかそうじゃないのか、はっきりしない描き方も好きだった。
>>続きを読む

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.9

私は高知出身です。

この物語は実話に基づいており、私の友人のお母様は、小さい頃ちょくちょく花子さんを見かけていたんだとか。

そういう訳で、グッと身近に感じていたこの作品。

ベテランの演技のぶつか
>>続きを読む

アウトサイダー(1983年製作の映画)

3.5

今となっては、すっごい豪華キャストの映画です。
カッコ良かったです。

しかし、私のこの映画の一番の思い出は、修学旅行で東京タワーに行った時。
友達が「アウトサイダーのポスター買ったんだ!見て〜!」と
>>続きを読む

共喰い(2013年製作の映画)

3.9

菅田くんが、あの歳でこんな役を引き受け、難なくこなしている事がすごい。
本当に演じることが好きな人なんだと思う。
あまり作品を選ばず出まくっている事も、きっと彼の糧になっているのだろう。

光石さんの
>>続きを読む